交通事故の大半は交差点で起こる。今週、この交差点事故を撲滅するプロジェクトが、米国で動き出した。米連邦交通省(U.S. Department of Transportation)は、V2VC(Vehicle-to-Vehicle Communication)衝突防止装置の搭載にゴーサインをだした。V2VCは、ぶつかりそうな自動車同士が瞬時に通信を行い、互いにブレーキを掛ける装置だ。2017年頃をめどに、米国は新車へのV2V搭載義務を狙っている。 いまや車と通信の融合は加速するばかり。融合化は安全管理だけでなく、車をスマホやタブレットに続く第3のネットワーク端末に変えようとしている。 いよいよゴー・サインを手にした自動車間通信V2V黄色に信号が変わった交差点を急加速で横切る車に「ヒヤリ」とさせられたドライバーは多いはずだ。タイミングが遅れれば、赤信号の交差点に突っ込み大惨事となる。V2VCは