チェルノブイリ原子力発電所で、ドローン攻撃によって損傷した外部シェルターを調べる緊急要員=2月/Andrew Kravchenko/Bloomberg/Getty Images (CNN) ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所にある1986年の原発事故後に作られた外部シェルターをめぐり、今年2月のドローン(無人機)攻撃の影響で損傷し、放射性漏れを防ぐなどの機能を果たせなくなっていることがわかった。国際原子力機関(IAEA)が5日、明らかにした。 IAEAの声明によれば、チェルノブイリ原発に設置された「新安全閉じ込め構造物(NSC)」は2月のドローン攻撃で「深刻な損傷」を受け、「封じ込め機能を含む主要な安全機能を喪失」したという。 ウクライナは2月14日の攻撃についてロシアによるものだと非難した。ロシア側はこれを否定している。 IAEAによると、攻撃はNSCを直撃して火災が発生し、周囲の防