Cursorは12月4日、コーディング向けAI支援ツールのエージェントハーネスを最新の「GPT-5.1-Codex-Max」モデルへ対応したことを発表した。 今回のアップデートでは、出力品質の向上や効率的なツール呼び出し、安全なシェル操作、リンターエラー対応など、多岐にわたる強化が行われている。 まず、Cursor環境に最適化された固有の指示やツールをエージェントハーネスに追加し、各モデルに最適な利用体験を提供する方針が取られた。OpenAIとの協力により、Codexモデル向けにはシェル操作を積極的に活用したワークフローを実装。ツール名や定義もコマンド名に近づけ、ツール呼び出しを促進した。この変更によって、インラインスクリプトによる予期せぬ挙動を減らし、安全性と使いやすさの両立が図られている。 また、APIを通じて推論過程(reasoning trace)の保存と伝播を確実に行うようアラー