「電話が鳴っているぞ」 そう気づけば、受話器を取るのが当たり前。ただ、職場の電話となると、応対した後にひと仕事待っています。 「○○さん、××産業の△△様から電話です」と取り次ぎをしたり、不在であれば伝言を受けなければなりません。おまけに見ず知らず得意先には、敬語を駆使して丁寧に対応する必要があります。ですから、ある意味で電話応対は、若手社員が仕事に慣れるための最初の登竜門であったかもしれません。 ところがこの数年で、電話応対がないがしろにされている職場が増えてきたようです。携帯電話やメールの普及で必要性が下がったからでしょうか?今回は、電話応対が軽視されるがゆえに職場で起きている問題について、考えてみたいと思います。 携帯電話、メールによって激減!? 昔ほど鳴らなくなった職場の電話 「うちの会社はマナーがなっていない。このままでは大変なことになる」 こう話すのは、ある食品商社に勤務してい