【読売新聞】 SBI新生銀行は11月から、金利変動型の住宅ローンの金利を期間限定で業界最低水準となる年0・19%に引き下げる。1億円以上の借り入れが対象で、首都圏を中心にマンションの価格が高騰する中、高額物件を購入する人の利用を想定
米セールスフォース・ドットコムの大規模なシステム障害の波紋が国内の金融機関に広がっている。同社システムを採用する企業で情報流出が相次いだ2020年冬に続く「セールスフォース・ショック」に各社は動揺を隠さない。利便性が増すクラウドで巨大IT(情報技術)に依存することの課題を浮き彫りにした。▼セールスフォース 1999年創業の顧客情報管理ソフトウエア大手。企業が営業活動に使う顧客管理システムなどをネット経由で提供する。顧客情報の管理に加え、勤怠管理やマーケティングの自動化に使う企業も多い。デジタル活用に積極的なIT企業を中心に導入が広がったが、近年では業種を問わず導入が進む。12日午前6時20分、新生銀行はコールセンターがログインできないことを把握し、システム運用部へ通報した。セールスフォースのサポートの窓口にも問い合わせを入れて影響範囲を調べると、口座開設や海外送金、住宅ローンの申し込みなど
ファミリーマートが消費者金融事業へ参入する方針を固めたことが、ダイヤモンド編集部の取材で分かった。スマートフォン決済アプリ「ファミペイ」を活用し、個人に小口の資金を貸し付け、コンビニ店頭などでの購買を活性化させることが狙いだ。(ダイヤモンド編集部 中村正毅) ファミマが消費者金融事業に参入 コンビニ店頭購買を促す コンビニチェーン大手のファミリーマートが、今夏をめどに消費者金融事業へ参入する方針を固めたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。スマートフォン決済アプリ「ファミペイ」を活用し、個人に小口の資金を貸し付け、コンビニ店頭などでの購買を活性化させることが狙いだ。 消費者金融事業は、ファミマの完全子会社ファミマデジタルワンを通じて展開する。サービスを始める予定の今夏までに、デジタルワンが貸金業者としての行政への登録を済ませる計画だ。
ノジマはあきらめていなかった――。 不正な不動産融資などが発覚したことで経営不振に陥り、現在、経営再建中のスルガ銀行の創業家らが所有している全株式を、家電量販店大手のノジマが買い取ることになったからだ。 ノジマが2割近くを握り筆頭株主に ノジマによると、今回買い取るのは、創業家の関係会社や団体が保有していたスルガ銀行株の13.52%。金額にして約140億円に上る。すでにノジマは5%近くのスルガ銀行株を保有しており、今回の追加取得も含めてスルガ銀行株の2割近くを握り、ダントツの筆頭株主となる。 スルガ銀行は今年5月、女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」のオーナー向け融資で、審査書類の改ざん疑惑などが浮上して経営不振に陥っていた。スポンサー企業として、ノジマを始めとする複数の支援先が手を挙げていた。 支援先の選定にあたっては、出資も含む支援を検討していたノジマが有力視されていたが、土壇場で金
私には、その「異常性」が理解できる昨年末、東京地検特捜部は特別背任罪の容疑で日産前会長、カルロス・ゴーン氏(64)を再逮捕したが、その容疑内容は私を驚かせた。一部の論調が「ゴーン氏擁護」に傾くのは、この犯罪が正確に理解できないためではないか、と私は考えている。 国際金融の世界に住む元経済ヤクザの私は、この事件の本質は「特別背任罪」という経済事件ではなく、もしや「マネーロンダリング」という金融犯罪にあり、特捜部はその線を狙っているのではないか、と考えている。 これが巨大企業の名前と資金をフルに利用し、中東の「大物フィクサー」が差し入れた「信用状」を介した錬金術だとすれば、私自身経験したことのないスケールの大きな話だ。 時系列を追えば見えてくること昨年11月に東京地検特捜部により逮捕されたゴーン氏。刑事事件における逮捕の有効期限は72時間で、最初の拘留期限は10日間。認められればさらに10日間
新生銀行は18日、支店などの現金自動預払機(ATM)で顧客が使ったカードの情報が「スキミング」と呼ばれる手口で盗まれ、現金が不正に引き出されたと発表した。判明被害額は30人の計641万円で、拡大する可能性もある。 新生銀は18日に警視庁へ通報。被害は同行が全額補償する。 新生銀によると、10月28日に東京都目黒区の自由が丘出張所、11月17~18日に台東区の上野支店のATMを使った顧客のカード情報が盗まれ、カンボジアにあるATMで現金が引き出された。 カード挿入口にカード情報を読み取る「スキミング装置」を、ATM近くの壁に暗証番号を読み取るカメラをそれぞれ付け、偽造カードを作ってカンボジアで引き出したとみられる。 顧客の問い合わせで新生銀が調査を始め、ATMを特定して防犯カメラを調べたところ、不審者がスキミング装置などを設置し、取り外す様子も写っていたという。
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