エヌビディア株、泣く泣く売ったとソフトバンクG孫社長-資金調達で Min-Jeong Lee、Mayumi Negishi ソフトバンクグループの孫正義社長は1日、人工知能(AI)分野への投資資金が無限にあれば、米エヌビディア株を売却することはなかっただろうと話した。 「1株たりとも売りたくはなかったが、オープンAIやその他のプロジェクトへの投資資金が必要だった」とし、泣く泣く売ったことを明らかにした。東京都内で開かれたサウジアラビアの国際投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(FII)」の会合で述べた。 ソフトバンクGは11月、保有する全ての米エヌビディアの株式を58億3000万ドル(約9000億円)で売却したと発表していた。 また孫氏はAIバブル説を強く否定した。AI投資を巡るバブル論は「賢明とは言えない」とし、AIが長期的に世界の国内総生産の10%を生み出せれば、数兆