1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 30日の米市場で中国ゲーム会社の米国預託証券(ADR)が下落。中国当局が未成年に対し、毎週オンラインゲームを楽しむことができるのは週3時間までと定めたことが響いた。 ゲーム大手のネットイース(網易)のADRは一時8.8%安まで値下がり。ビデオゲームが売上高の約3分の1を占めるテンセント・ホールディングス(騰訊)は1.1%安。他のゲーム関連銘柄も下落し、ビリビリ(嗶哩嗶哩)は1.6%安、虎牙は3.7%安となった。 中国国営の新華社通信は国家新聞出版署が公表した通知を引用し、オンラインゲーム事業者が未成年にサービスを提供できるのは金曜日、週末、祝日の午後8時から9時までの1時間だけだと報じた。 2019年に定められた従来の規制では、未成年のゲーム時間は1日1.5時間に制限されていた。