初デートでの会話が苦手な男女は約6割!盛り上がるネタとNGなネタ

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初デートでの会話って緊張しますよね。お互いにまだ相手をよく知らないからこそ、どこまで話したらいいのかドキドキしてしまうという人も多いでしょう。今回は、初デートでの会話に苦手意識を持っている男女の割合や理由を調査しました。また、初デートで盛り上がるorNGな会話ネタもまとめてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

初デートでの会話は苦手?

まずは初デートでの会話に苦手意識を持っている男女がどのくらいいるのかを見てみましょう。20~30代男女各100人(合計200人)にアンケート調査を実施しました。

(アンケート/株式会社クロス・マーケティング QiQUMOにて調査)

Q.初デートでの会話は苦手ですか?

【男性】
苦手…59人(59%)
苦手ではない…41人(41%)
【女性】
苦手…59人(59%)
苦手ではない…41人(41%)

男女ともに苦手だと答えた人が約6割という結果に。苦手だと感じている人のほうが多いようです。

初デートでの会話が苦手な理由

続いて、なぜ初デートでの会話が苦手なのかも聞いてみました。

1.緊張する

  • 「緊張するから」(回答多数)
  • 「初めての人と話す時、緊張して恥ずかしくなるから」(26歳・女性)
  • 「緊張して焦ってしまう」(28歳・女性)

ダントツで多かったのが「緊張するから」という意見。男性も女性も同じくらい緊張のせいで会話が続かないと答えています。

2.何を話せば良いか分からない

  • 「何を話せばいいか分からないから」(回答多数)
  • 「どのような話題を提供すれば楽しませられるのか、分からないから」(37歳・女性)
  • 「共通の話題を見つけるまでに時間がかかる」(25歳・女性)

2番目に多かったのが「話題が見つからない」という意見でした。相手を楽しませるにはどんな話題が良いのかと考えているうちに会話が終了してしまうという意見も…。

3.人見知り

  • 「人見知りだから」(回答多数)
  • 「人見知りだし、お喋りが下手だから」(29歳・女性)

人見知りの人にとって、初めてふたりきりで会う場面は結構辛いものがあるかも。お互いに人見知りだったりするとさらに大変!

4.相手をまだよく知らない

  • 「相手が何に興味があるか分からないから」(29歳・女性)
  • 「何を言ったら癪に障るか分からないから」(26歳・女性)
  • 「相手の価値観が不明」(25歳・男性)

こちらは初デートならではの悩みです。相手が何が好きで何が嫌いかをまだ知らないため、どんな会話が適切か見極めるのが難しいですよね。

5.話すことが得意ではない

  • 「話すのが得意ではない」(29歳・女性)
  • 「そもそも会話が得意ではない」(25歳・男性)

初デートに限らず、そもそも人と会話をすること自体を苦手だと思っている人も。無言でも気まずくならないような相手はそう多くないからこそ、困ってしまいますよね。

初デートで盛り上がる会話ネタ10選

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ここからは初デートで盛り上がる会話ネタをご紹介します。

1.学生時代の話

部活やサークルなど学生時代の話をすると、思わぬところで共通点が見つかることも! 出身や地元の話題も当たり障りがないうえに盛り上がるので、初デートの会話に最適です。

2.旅行の話

旅行に行ったことがないという人は少ないので、今まで行ったことのある観光地や食事の話は◎。一緒に旅行に行っている気分にもなり、聞いていて飽きませんよね。現地の料理を食べよう、遠出しよう、と次のデートにもつながりやすいかも!

3.趣味の話

共通の趣味があると必ずと言って良いほど盛り上がります。もし異なっていても、相手が興味を示してくれたら嬉しいですよね。自分の趣味の話に熱中しすぎず、相手の話を聞くことも忘れないようにしてくださいね!

4.共通の話

共通点があるだけで、心理的に親近感がわきますよね。友達の話題や好き嫌いなど、その話題は何だって良いんです。共感や同意を得ることで距離も近くなるうえ、相手のこともよく知ることができます♡

5.恋愛・結婚観

価値観が同じって重要なこと。相手と真剣に付き合いたいのならば価値観を共有することをおすすめします。同じ恋愛観や結婚観を持つ相手となら、一緒にいる未来も見えるうえ、長く良い関係を築けそうです♪ ただ、あまり深い話は最初からしないように気を付けて。

6.季節にまつわる話

誰とでもわかちあえる季節の話題は、初対面の人との会話にもピッタリ。「4月なのに暑い日が続きますね」「そろそろ秋の雰囲気を感じますね」など、感じていることをまず話してみては?

7.衣服の話

相手の服を褒めるというのは、好印象を与えるコツです。無理に褒めなくても、相手の持っているものや服に興味を持って質問してみるのも◎。

8.休日の過ごし方

休日をどんな風に過ごしているのかを聞いてみると、意外な共通点が見つかるかもしれません。アウトドア派かインドア派かなどを知りたいときにもおすすめです。

9.好きな食べ物・飲み物

食べることが嫌いな人は少ないため、好きな食べ物や飲み物の会話は、次のデートに繋げやすい会話のひとつ。「○○が好きなんだ。美味しいお店知ってるから一緒に行く?」など誘いやすいですよね。

10.仕事の話

社会人にとって仕事は生活の中心。あまりヘビーな話はNGですが、普段どんな仕事をしているのかを軽く聞くくらいなら良いかも。

初デートの会話でNGなネタ5選

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逆に初デートで話すのがNGなネタにはどんなものがあるでしょうか。

1.過去の恋愛の話

相手が過去にどんな恋愛をしてきたのか気になる気持ちもわかります。ですが、初デートで聞くのはやめましょう。聞きたいならもう少し仲良くなってからがおすすめです。

2.結婚の話

結婚の話も初デートではNGです。結婚に焦っているような印象を与えてしまいますし、場合によっては相手にプレッシャーを与えてしまいかねません。

3.家族の詳しい話

簡単な家族構成くらいなら聞いてもいいですが、詳しい話はしたくないという人もいます。相手が話してくれない場合は聞きだすのはやめましょう。

4.年収

年収についても初デートで聞くのはNG。結婚相手を探しているとなると気になる部分ではありますが、相手は見定められているような気持ちになってしまうかもしれません。

5.難しい政治経済の話

お互いに政治関係の話が大好きなどでない限り、難しい話は初デート向きではありません。急にそんな話をされても困ってしまう人が大半でしょう。

初デートの会話で気をつけるべきこと

1.会話中は目をそらさない

目を見て話を聞く、話をするというのは、かなり心理学的にも効果的な方法だそう。逆に目をそらしたり別のものを見ていると、素っ気ない人だという印象を与えてしまいかねません。

2.相槌を大事にする

相槌はただ打っているだけではダメ。「へぇ~」や「ふーん」など適当な相槌を打つと、そっけないと思われてしまいます。相槌を打つときにはきちんと感情を込めるようにしてみてください。

3.斜めの位置に座らない

心理学の実験では、斜めの位置に座ると最も相手にそっけない印象を与えてしまうのだそう。座って会話をするときには、席選びも重要なポインです。

4.お辞儀は15度以上で

何となくお辞儀をするのはもったいない! お辞儀は人に与える印象に大きく影響します。お辞儀をするときには15度以上で、丁寧にするように心がけてみてください。

5.共感する

相手に安心して話をしてもらうためには、共感することが大事。相手が自分の意見と違うことを言っても「いや」とか「でも」など否定の言葉からではなく、「そうですよね」など、まずは相手に寄り添う態度が大切です。

6.「興味ない」「知らない」は絶対NG

相手の話が面白くなかったとしても「興味ないです」「知らないです」というのは絶対にNGです。これは相手に「あなたとはもう話したくない」というメッセージを伝えているのと同じ。知らないことなら相手に教えてもらおうという態度で会話してみてください。

初デートで会話が弾まなかった…緊張したときのリラックス法は?

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最後に、緊張したときにつかえる心理テクニックをご紹介します。

1.デートの予習をして緊張を逆手に

デートの際に緊張し過ぎて頭が真っ白になってしまったり、何も話せなくなることは誰にでもあるもの。でも、まったく緊張しないというのも実は考えものなのです。人は、慣れたことをするときは緊張しているほうがうまくいき、慣れていないことをするときは緊張していないほうがうまくいくという法則があります。心理学ではこれをヤーキーズ・ドッドソンの法則といいます。
これを逆手にとって、緊張をほぐそうとするより、デートの内容に慣れてしまいましょう。話す内容を決めておいたり、デートコースの下見をしたりして、デートを「慣れたこと」にすることで緊張を活用するのです。

2.座る際は対面を避け横並びに座ること

デートの際に、緊張しない座り方を知っておくといいかもしれません。もしもあなたが、相手と対面して座ってしまうと、おそらく相手の顔を見ることもできずガチガチに緊張してしまうでしょう。心理学的に、相手と向かい合って座るのは対立の位置取りと呼ばれていて、緊張感が生まれやすいとされています。可能な限りカウンターを選んで横並びに座るようにしましょう。隣同士なら、相手を直視することがないため、緊張せずに親しく会話することができるのです。

3.緊張をほぐしリラックスできる鏡のテクニックを活用

デート中、お手洗いに立つことが何回かあるかと思います。その時に、手洗い場に設置してある鏡を活用するのも良いかもしれません。周囲に誰もいないことを確認して、鏡に向かって立ち、鏡に映った自分の目を見つめながら、「私は緊張がほぐれリラックスしつつある」と自己暗示をかけるのです。これは鏡の暗示といって元々はフランスの心理学者リンドラーが提案した心理テクニックで、実際に多くの人が実践してきたやり方です。緊張してきたら、お手洗いでできる簡単なリラックス法だと覚えておいて下さい。

4.緊張していることを言葉にして伝える

これらを実践してみても、やっぱり緊張してしまうというあなたには、最後の手段があります。それは、緊張を包み隠さず、相手に対して素直に緊張していると伝えること。これは心理学で言うところの自己開示といって、自分の情報をありのままに伝えることで、相手も心を開いてくれてあなたに好意を持ってくれるという現象を指します。その結果、場が和んでふたりとも打ち解け合えるはず。ちなみに、少し恥じらいながら伝えるのがポイントです。


【まとめ】

初デートでの会話に苦手意識を持っている男女は約6割いることがわかりました。相手に好印象を与えたいと思うからこそ緊張して話題が見つからなくなってしまうことも多い初デート。事前に相手の好みをリサーチしたり、誰に話しても不快感を与えないような話題を仕込んでおいたりするといいかもしれませんね!