Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
証券会社比較におすすめのランキング 150社以上の手数料・クチコミがすぐわかる|証券会社カタログ - Yahoo!ファイナンス
[go: Go Back, main page]

広告ポリシー当サイトにはPRリンクが含まれます

PRリンクの利用状況

事業運営のため、商品紹介時のPRリンク(=「詳しく見る」ボタン)からお客様がお申込みされた場合、事業者様から成果報酬を頂いております。なお、PRリンク自体の有無や報酬の額が、当社が編集・制作したコンテンツの内容に影響を与えることはありません。

編集コンテンツの作成・運用状況

当サイトの編集コンテンツは、当社が独自に作成したものです(詳細は下記)。コンテンツ作成後にPRリンクを付与することもありますが、PRリンクによる報酬の有無がコンテンツの内容に影響を与えることはありません。

  • ランキング形式コンテンツ:取引手数料や取扱い銘柄数などの客観的指標をもとに順位を作成しているものであり、事業者様からの報酬の有無による順位変更は公開前・公開後問わず、一切行っておりません。
  • 商品のクチコミや評価、お金の先生のQ&A:すべて当社が独自に収集した情報をもとに編集したコンテンツであり、選び方や基礎情報に関する記事は自社独自に作成した編集記事になります。
  • 商品のクチコミやQ&Aの一部を掲載している場合:事業者様からの報酬の有無に関わらず社内の基準で選定を行っています。

「当サイトのおすすめ商品」の選定

当サイト内のおすすめ商品は、申込数・閲覧数などの上位から当社が選定して掲出しています。PRリンクの利用により成果報酬の対象となりますが、おすすめ商品の選定にあたり事業者様から報酬をいただくことはありません。

おすすめ証券会社ランキング150社
人気ネット証券も比較
初心者向けに解説&クチコミ紹介!

当サイトは証券会社に関する情報提供を目的とするものであり、投資の勧誘を目的とするものではありません。

証券会社・ネット証券 総合ランキングTOP3

  1. 専門家柴沼直美

    ネット証券最大手のSBI証券は、対面証券会社とそん色ないサービスを提供しつつ、圧倒的な価格競争力と柔軟性、迅速性では対面証券会社だけでなく競合他社をも凌駕しています。ツールはスマホ・パソコン・タブレットのどのデバイスからもアクセス可能で、個人投資初心者から経験者、セミプロまで幅広い層を対象に、ユーザーフレンドリーな仕様に設計されています。このようなツールの利便性はもとより、特におすすめしたいのが充実した投資情報です。日経ヴェリタスアナリストランキングで上位にランクインされていた第一人者によるマクロから業界、個別銘柄に至るまでタイムリーできめ細かい情報が提供されている点は見逃せません。このコンテンツだけでもSBI証券をメインにする価値があると言えます。加えて、2023年4月にリリースされた「SBIヒートマップPlus」というアプリも使わない手はありません。個別銘柄のモメンタムが、値上がりプラス・値下がりマイナスと色分けされていて、一目で売り買いのタイミングを確認することができます。最近の好調な米国株市場を考えれば、対象銘柄群を国内株と米株の混合、国内株のみ・米株のみと選択できるところも望んでいた機能の1つ。もはや手数料の安さ重視で比較するというよりも、いかにスムーズな取引ができるかというユーザーフレンドリーなツール、タイムリーな情報、掘り下げたリサーチ力がネット証券選択のカギを握る時代と言えるでしょう。言うまでもありませんが、VポイントやPontaポイントなどさまざまな取引でポイントがたまるのもいいですね。投資で収益が得られる上にたまったポイントでショッピングにも使えるので、お得感がアップするのは素直にうれしいですね。※掲載情報は2025年6月時点

    詳しく見る

    公式サイトが開きます

  2. 専門家水野崇

    楽天証券は2023年12月に証券総合口座数が1,000万口座超を突破し、SBI証券と並び国内を代表する2大ネット証券のひとつです。楽天証券は、1999年6月に日本で初めてインターネット専業の証券会社としてサービスを開始し、前身は三井住友銀行系の「DLJディレクトSFG証券」です。私自身もDLJディレクトSFG証券時代に口座を開設しています。2003年11月に楽天グループによって買収され、2004年7月に現在の「楽天証券」へと社名変更されました。楽天証券で提供されている株式トレードツール「マーケットスピード」は、前身のDLJディレクトSFG証券が2000年に提供開始した取引ツール。当時から他社を凌ぐ高機能トレードツールとして投資家・トレーダーに絶大な支持を集め、操作性や機能面など今なお進化を続けながら、多くの楽天証券ユーザーに愛用されています。楽天証券の取引手数料は業界最安値水準。国内株式・米国株式・中国株式・投資信託・FX・CFD・バイナリーオプション・純金積立など、豊富な投資商品の取り扱いで初心者から上級者まで幅広い投資家のニーズを満たしてくれます。楽天証券のNISA口座(つみたて投資枠)は、投資信託の積立をクレジットカードで決済できる「クレカ積立」に対応。楽天ブラックカードの決済で最大2%、楽天プレミアムカードの決済で最大1%など、積立投資時の決済額に応じて楽天ポイントがたまります。楽天証券のクレカ積立は、2023年2月から近年値上がりが続く金の現物投資にも対応。毎月1,000円から投資できる純金積立でも楽天ポイントをためることもできますし、貯まった楽天ポイントは楽天証券の「ポイント投資」にも回せます。楽天証券に投資を一元化すれば、楽天ポイントを賢く活用できて、より効率的な資産形成を実現できるでしょう。取引実績に応じた楽天ポイントのためやすさからも、「楽天経済圏」を有効活用したい楽天ユーザーには欠かすことができないネット証券です。※掲載情報は2025年6月時点

    詳しく見る

    公式サイトが開きます

  3. 専門家市川雄一郎

    SMBC日興証券は、証券会社のなかでも大手の一角を担う証券会社のひとつです。大手証券会社と聞くと対面取引を思い浮かべる人も多いと思いますが、実はオンライン取引もあり、どちらかを選んで口座を開設できます。対面取引は「総合コース」、オンライン取引は「ダイレクトコース」です。株式取引をするうえでのメリットは、2つのコースから自分に合ったコースを選べることです。また、IPO(新規公開株式)の主幹事証券を担うことが多く、当選本数も多くなる傾向に。特に対面取引でIPO投資がしたい人には魅力的ではないかと思います。一方、株式取引をするうえでのデメリットは、株式取引などの手数料がやや高めであることです。今やネット証券では株式の取引手数料が無料の証券会社もあるなかで、総合コースより割安なダイレクトコースでも、約定代金が10万円以下の場合に委託手数料として137円(税込)がかかります。総合コースは担当者のいる対面取引ですので、相談やサポートが充実している分、どうしても手数料は高めです。総合コースでもオンライン上での取引は可能ですが、例えば100万円まで約定代金の0.8855%がかかり、最低手数料として1,925円(税込)がかかります。これらをふまえると、ネット取引が中心だが、大手証券の安心感という面を考慮して最低手数料くらいは支払ってもいいという人、手数料が少し高くてもしっかりと銘柄選びの相談したい人、サポートをしてほしい人にはおすすめです。また、株式投資をしたいけれど最初は少額からやりたいという人には「キンカブ」がぴったり。なんと100円から株式投資ができるので、最初の株式投資デビューに安心して活用し、慣れたらオンラインや対面取引に移っていくと良いでしょう。※掲載情報は2025年6月時点

    詳しく見る

    公式サイトが開きます

総合ランキングをもっと見る

こだわり条件で証券会社・ネット証券を探す

取扱商品

特徴

取引チャネル

口座開設方法

並び順を選ぶ

12ヒットしました

証券会社・ネット証券 総合ランキング

証券会社・ネット証券 総合ランキング

総合ランキングは、口座開設数を公開している証券会社を対象に、証券会社選びに重要な4つの項目をそれぞれ30点満点で点数化し、合計点数が高いTOP10を表示しています。初心者の方にもおすすめのランキングです。

各項目の採点方法
  • ・手数料の安さ:1約定ごと、1日定額制の2つの手数料プランを採点対象として考慮し、約定金額10万円~500万円までの国内現物取引手数料を金額の安さで採点
  • ・取扱商品充実度:国内株式銘柄数、投資信託銘柄数、外国株式銘柄数、IPO引き受け社数、国債、社債、ETF・ETN、iDeCoの取扱有無のデータを活用し、取扱商品の多さで採点
  • ・情報提供充実度:株価、チャート、複数気配、スクリーニング、ニュース、決算情報、アナリストレポートなど提供している情報の充実度を評価し採点
  • ・口座開設数:口座開設数データを活用し、口座数の多さで採点

2025年12月9日更新

  1. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    114.7/ 120点

    手数料
    27.9/ 30点
    取扱い商品充実度
    27.9/ 30点
    情報提供充実度
    30/ 30点
    口座開設数
    28.9/ 30点
  2. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    112.4/ 120点

    手数料
    26.6/ 30点
    取扱い商品充実度
    27.9/ 30点
    情報提供充実度
    30/ 30点
    口座開設数
    27.9/ 30点
  3. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    106.2/ 120点

    手数料
    22.7/ 30点
    取扱い商品充実度
    28.9/ 30点
    情報提供充実度
    30/ 30点
    口座開設数
    24.6/ 30点
  4. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    106.2/ 120点

    手数料
    25.8/ 30点
    取扱い商品充実度
    27.9/ 30点
    情報提供充実度
    30/ 30点
    口座開設数
    22.5/ 30点
  5. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    104.2/ 120点

    手数料
    20.6/ 30点
    取扱い商品充実度
    26.8/ 30点
    情報提供充実度
    30/ 30点
    口座開設数
    26.8/ 30点
  6. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    98.7/ 120点

    手数料
    15.1/ 30点
    取扱い商品充実度
    30/ 30点
    情報提供充実度
    30/ 30点
    口座開設数
    23.6/ 30点
  7. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    96.4/ 120点

    手数料
    23.5/ 30点
    取扱い商品充実度
    26.8/ 30点
    情報提供充実度
    25.7/ 30点
    口座開設数
    20.4/ 30点
  8. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    90.4/ 120点

    手数料
    26.1/ 30点
    取扱い商品充実度
    22.5/ 30点
    情報提供充実度
    30/ 30点
    口座開設数
    11.8/ 30点
  9. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    88.9/ 120点

    手数料
    30/ 30点
    取扱い商品充実度
    18.2/ 30点
    情報提供充実度
    25.7/ 30点
    口座開設数
    15/ 30点
  10. 口座
    開設数
    手数料情報提供充実度
    取扱い商品
    充実度
    総合得点

    88.6/ 120点

    手数料
    21.9/ 30点
    取扱い商品充実度
    25.7/ 30点
    情報提供充実度
    30/ 30点
    口座開設数
    11/ 30点
その他のランキングを見る

クチコミ・評判から証券会社を選ぶ

証券会社・ネット証券のおすすめな選び方

投資を始めるにあたって証券口座を開設しようと思っているものの、投資するならどこがよいか迷っている人も多いのではないでしょうか?株式投資がはじめての人にとっては、証券会社を比較して選ぶことも難しく感じるかもしれません。そこで今回は、初心者におすすめの証券会社の選び方を解説します。

取引手数料の安さや取扱銘柄の多さなど、証券会社やネット証券の比較に役立つ情報をまとめていますので、各ポイントを押さえ、自分にとって一番いい証券会社を選ぶために役立ててみてください。

取引手数料が安い証券会社がお得でおすすめ

証券会社を選ぶ際には、取引手数料の安さに注目するのがおすすめです。投資で利益が出た場合でもそこから手数料が差し引かれるため、手数料によって、最終的に得られる金額に大きな差が生まれます。取引手数料は各社で異なるので、よりお得に利用したいならなるべく手数料が安い証券会社を選ぶのが理想です。

取引手数料に注目する際には、手数料のコースも理解しておきましょう。取引手数料は一般的に1約定制と1日定額制の2つに分けられ、それぞれ証券会社ごとに金額が決められています。1約定制は1回の注文ごと(注文が成立することを約定といいます)に手数料が発生する仕組みで、1日定額制は1日の約定額の合計によって手数料が決まる仕組みです。

1回の取引額が多く売買の回数が少ない人は、1約定制が向いています。反対に1日の取引額が少なく売買回数が多い人なら、1日定額制がお得です。例えば、デイトレードなど1日に何度も売買を行う取引スタイルの人だと、取引ごとに手数料が発生する1約定制は損をする可能性が高いといえます。

取引手数料を比較する際には、自分の取引スタイルに合ったコースの手数料がいくらかをとくに重視して選ぶとよいでしょう。

取引手数料が安い証券会社のランキングを見る

米国株式を取引するなら為替手数料の安さを比較しよう

米国株式を取引したい人には、為替手数料の安い証券会社がぴったりです。米国株式では取引手数料と為替手数料がかかりますが、ほとんどのネット証券では取引手数料の水準に差がありません。取引手数料は売買の取引額に応じてかかる手数料であり、一般的には約定代金の0.495%、上限22米ドルに設定されています。

一方の為替手数料は、証券会社によって差が出やすいポイントです。そもそも為替手数料とは、日本円と米ドルを交換する際に発生する手数料のこと。1ドルあたり0〜25銭程度と、証券会社によって幅があります。取引額が大きくなるほど為替手数料の負担がかさみやすいため、証券会社を比較する際は注目してみてください。

米国株式の手数料のうち、為替手数料は証券会社により異なる

なお、証券会社によって米国株式の取扱銘柄数にも差はありますが、GAFAM(Google、Apple、Facebook(現Meta)、Amazon、Microsoft)などの有名な企業であれば、どの証券会社でも取扱いがあります。有名どころの米国株式を取引するなら、為替手数料の安い証券会社を選んでコストを抑えるのがおすすめです。

国内株式・外国株式の銘柄数が多いサービスがベスト

金融商品のなかでも人気の高い国内株式や外国株式の取扱銘柄数も、証券会社選びにおいて重視したいポイントです。取扱銘柄数が多ければ、その分投資先の選択肢が増えます。

基本的にどこの証券会社でも、国内株式であれば東京証券取引所(東証)に上場している有名な大手企業の銘柄は取扱いがありますが、地方銘柄を取引したい場合には注意深く確認することが重要です。地方銘柄の取引も視野に入れているなら、東証だけでなく名古屋証券取引所(名証)や福岡証券取引所(福証)、札幌証券取引所(札証)の銘柄も取引できるか確認しておくとよいでしょう。

外国株式の取扱いは国内株式よりも証券会社ごとの違いが出やすく、取扱いの有無や銘柄数に大きな差が生まれます。定番の米国株式の取扱銘柄数を確認しておくことはもちろん、取引したい国の株式を扱っているかどうかも確認しましょう。例えば中国株式やインド株式、シンガポール株式など、各社で取扱いのある国は異なります。

せっかく口座を開設したのに投資したい銘柄の取扱いがないともったいないので、開設前にラインアップを比較しておきましょう。

国内株式の取扱い数ランキングを見る米国株式の取扱い数ランキングを見る

投資信託のラインアップが豊富な証券会社を選ぼう

国内外の株式に加え、投資信託の取扱銘柄数もなるべく多い証券会社を選ぶのがおすすめです。株式と同様に、取扱銘柄数が多いほど選択肢は広がります。証券会社によって、投資信託の取扱数は約100〜2,600と大きな差があるのが特徴です。

投資信託は、運用のプロが投資家から集めたお金で幅広い銘柄や地域から選んで投資してくれる金融商品をいいます。投資に関して知識の浅い初心者でも、購入すればプロが運用を代行してくれるため、はじめての投資にぴったりです。1つの投資信託を購入するだけで複数の金融商品に投資できるため、リスクを抑えた分散投資が簡単に行えるのも魅力といえます。

証券会社ごとに投資信託の取扱数に大きな差があるので、事前に比較してなるべく取扱数の多いところを選ぶとよいでしょう。

投資信託の取扱い数ランキングを見る

クレカ積立できる証券会社がおすすめ

投資信託の積み立てを考えているなら、クレカ積立ができる証券会社がうってつけです。クレカ積立とは、投資信託の積立購入をクレジットカードで決済できるサービスのこと。毎月の支払額に応じてクレジットカードのポイントをもらえるのがメリットです。

ポイント還元率は証券会社によって異なりますが、目安は1.0%前後に設定されています。また、利用できるクレジットカードやたまるポイントも証券会社によってさまざまです。例えば、SBI証券は三井住友カードなどに対応しており、Vポイントがたまります。楽天証券では楽天カードでクレカ積立ができ、楽天ポイントの獲得が可能です。

クレカ積立は上限金額が月10万円で、NISAのつみたて投資枠でも利用できます。つみたて投資枠での運用を検討している人も、クレカ積立に対応する証券会社を選ぶとよいでしょう。

取引ツール・アプリ機能が使いやすい証券会社を選ぼう

どの証券会社で口座開設しようか検討する際、取引ツールやアプリ機能の充実度に注目するのもおすすめ。取引ツールは投資するにあたって頻繁に確認することになるので、種類が豊富な金融機関や、自分が使いやすいツールの取扱いがあるところを探すのは大切な目線です。

とくにネット証券は各社が独自にトレードツールの開発を進めており、スピーディかつ使いやすい強力な取引ツールがそろっている傾向があります。各ツールの機能や操作画面は、口座開設前でもデモトレード機能を利用して確認できることがあるので、気になる証券会社で試してみましょう。

近年はスマートフォン用のアプリも充実しています。目当ての取引ツールがパソコンだけでなく、スマホアプリに対応しているかどうかもあわせて確認しておくとよいでしょう。以下のページでは、スマホアプリで取引しやすい人気証券会社・ネット証券をランキング形式で紹介しています。手軽に投資したい人、すきま時間に投資したい人は参考にしてみてください。

スマホアプリで取引できる証券会社ランキングを見る

信用取引の金利・貸株料の安さを比較して決めよう

信用取引をする予定がある人は、金利・貸株料の安さを比較して証券会社を選ぶのがおすすめです。信用取引とは、証券会社から株式の売買に必要な資金・株式を借りて行う取引のこと。現金や株式を証券会社に担保として預けることで、担保評価額の約3.3倍まで取引できます。

信用取引で生じる主なコストは取引手数料、金利、貸株料の3つ。取引手数料は売買ごとに発生し、取引額によって決まります。金利は証券会社から現金を借りる際に、貸株料は株式を借りる際に支払うレンタル料のようなものです。金利・貸株料は保有期間が長いほど高くなります。

短期取引ではコストの大部分を取引手数料が占めますが、長期取引では金利・貸株料の割合が高くなりがちです。購入した株式をいつ売却できるかは予想が難しいため、長期取引になる可能性もふまえて金利・貸株料の安い証券会社を選ぶとよいでしょう。

信用取引のコストと特徴を理解し、証券会社選びに役立てよう

初心者が始めるなら少額投資できる証券会社がベスト

初心者におすすめの証券会社の選び方は、少額投資ができるかどうかです。少額投資に対応している証券会社なら、まとまった資金がなくても投資に挑戦できます。少額であればリスクを抑えやすいため、まずは投資に慣れたいという人に向いているでしょう。

少額投資にはさまざまな種類がありますが、代表的な例は単元未満株や投資信託、ポイント投資などが挙げられます。

単元未満株での取引とは、最低売買単位の1単元に満たない「1株単位」で売買できる仕組みのこと。本来株式の取引は、1単元と呼ばれる100株をまとめた単位で売買されます。1単元ごとであれば数十万〜数百万円など多額な資金が必要ですが、1株単位であれば数千円〜数万円程度での購入が可能。銘柄によっては数百円で購入できるものもあるので、多額の資金がなくても投資を始められます。

投資信託も1万円程度で購入できることが多いほか、証券会社によっては100円から始められる場合も。ポイント投資であれば、現金を使わず投資できるため0円で始められます。

いずれの少額投資も、取扱いの有無や最低金額は証券会社ごとに異なります。多額の資金が用意できない人や、まず少額で投資を始めてみたい人は、少額投資が可能か確認しておくとよいでしょう。

IPO主幹事数の多さに注目するのもおすすめ

IPO投資も視野に入れている人には、IPO主幹事数の多い証券会社がうってつけです。IPO主幹事数が多い証券会社を選べば、当せん確率を上げられます。

IPO(Initial Public Offering)とは、未上場企業が新規に証券取引所へ上場することを指し、新規上場株式や新規公開株と呼ばれるのが特徴です。IPO株は、上場する際に低い値段で購入し、上場後の値上がりを狙って売買することで高い利益が得やすいため、人気があります。ただし抽選制なので誰でも購入できるわけではなく、当せん率も低いのが難点です。

IPO主幹事数とは、企業が新規上場する際のサポートを行う証券会社のことをいいます。主幹事になるとIPOの割当数が増えて当せん数も増えるため、なるべくIPO主幹事数が多い証券会社を選んだほうが当せん確率を上げられるでしょう。

IPO投資も視野に入れているなら、IPOの引受件数に加えて主幹事数も確認しておくのがおすすめです。以下のページでは証券会社・ネット証券を徹底比較し、IPO幹事数ランキングを紹介しているのでチェックしてみてください。

IPO実績ランキングを見る

ポイント投資・ポイント還元も違いが出やすいので比較して

ためたポイントを使って投資を行いたい人は、ポイント投資ができる証券会社を選びましょう。また、投資によってポイントをためたい人は、対象のポイントや還元率、還元条件などを確認するのがおすすめです。

証券会社によって、現金を使わずポイントだけで投資できたり、特定のクレジットカードによる決済でポイントを還元してくれたりするサービスを用意している場合があります。

ポイント投資なら損失が出ても現金を失うリスクがないため、投資を始めてみたいものの現金を使いたくない初心者におすすめです。また、取引内容に応じてポイント還元が受けられると、たまったポイントを普段の買い物で使用したりマイルに交換できたりします。

証券会社ごとに対象のポイントが異なる点には注意しましょう。例えば楽天証券なら楽天ポイント、SBI証券ならVポイントなど、それぞれポイント投資に使えるポイントの種類や、還元が受けられるポイントの種類は異なります。また、投資に利用できるポイント数の上限やポイントの還元率なども、証券会社ごとに異なるのが特徴です。

ポイントの利用や還元を重視して証券会社を選ぶ際には、そもそもポイントに関するサービスを行っているかに加え、自分が利用したいもしくはためたいポイントを取扱っているか、ポイント利用上限数や還元率はどのくらいかも確認しましょう。以下のページではポイントをためられる人気証券会社をランク付けしているので、あわせてチェックしてみてください。

ポイントをためられる証券会社ランキングを見る

AI投資・ロボアドバイザーがある証券会社は初心者も使いやすい

初心者が投資を始める際は、AI投資・ロボアドバイザーのある証券会社がおすすめです。証券会社によっては、将来的な市場予測や銘柄選び、リバランス(分散投資を行う際に、相場の上下に伴って変化した投資配分の比率を修正していくこと )などをAIに任せられます。

はじめての投資だと、商品数が多かったり、組み合わせが難しかったりと不安も大きいはず。AIからアドバイスをもらえれば、判断の軸にできるでしょう。とくにネット証券は非対面なので、AIが心強い相談役になってくれますよ。

NISAの銘柄数や取引手数料を比較して選ぶのもおすすめ

NISA口座は基本的にどの証券会社でも活用できます。ただし、金融機関によって投資できる銘柄のラインアップや取引手数料に違いがあるため、証券会社を選ぶ際にはNISAを利用するうえで不自由のないところを見極めなければいけません。NISA口座は1つしか持つことができないので、慎重に確認しましょう。

NISAには成長投資枠とつみたて投資枠があり、それぞれ投資対象商品が異なります。成長投資枠は、株式や投資信託、ETF、REITなど幅広い商品で利用できるので、ラインアップはその証券会社の取扱銘柄数に注目すればOKです。

つみたて投資枠の投資対象は金融庁の基準を満たす投資信託のみで、成長投資枠に比べて商品数は多くありません。金融機関によっては投資信託の取扱数が大きく異なるケースがあるので、投資したい銘柄があるかを確認しておきましょう。

つみたて投資枠と成長投資枠の違い

ちなみに、成長投資枠とつみたて投資枠は併用が可能ですが、別々に口座を持つことはできません。両者を併用したい場合は、どちらでどの金融商品を運用するかの戦略を立てたうえで、希望の商品に投資できる証券会社を選ぶのがおすすめです。

また、いくらから投資できるかにも注目しておきましょう。100円からスタートできるところもあれば1,000円単位のところもあるので、自分の計画に合わせた金額で資産運用を始められる証券会社を選ぶことが大切です。

NISA口座を開設できる証券会社ランキングを見るつみたて投資枠の取扱銘柄数ランキングを見る

【ケース別】使いやすい証券会社・ネット証券を見つけるコツ

どのような証券会社が適しているかどうかは、個々の状況によっても異なります。自分に合う証券会社を選べるように、使いやすい証券会社・ネット証券を見つけるコツをケース別に見ていきましょう。

投資初心者|証券各社の取扱銘柄やコストの安さを比較して

はじめて資産運用をする人は、買ってみたいと思っている投資先の取扱いがあるかどうかを確認しましょう。とくに、株式投資で狙っている会社があるならチェックは必須です。明確に決まっていない人は、外国株式はどの国の取扱いがあるか、投資信託は何種類くらいあるのかを広く見比べてみてください。

初心者向けの証券会社を選ぶ際は、先述の手数料の確認も忘れないようにしましょう。少額投資で始める予定の人は、固定でかかる手数料が高い金融機関だと、運用益のほとんどを引かれてしまう可能性があります。長期的に資産運用を続けるなら、なおさら手数料の安さは要チェックです。

また、投資に関する情報コンテンツの充実度も見るべきポイントのひとつ。投資について学べる記事や動画などが豊富な証券会社・ネット証券を選ぶと、初心者でも投資の仕方がわかりやすいでしょう。

18歳未満の学生|未成年口座の開設要件をチェック

18歳未満の学生で投資を始めたいなら、未成年口座の開設要件を確認しましょう。2022年4月に従前の20歳から18歳へ成人年齢が引き下げられたことより、18歳以上であれば親権者の同意書がなくても口座開設が可能になりました。18歳未満であっても、親権者の同意を得られれば「未成年口座」を開設できます。

ただし、18歳で口座開設する条件として、親権者が同じ証券会社に口座開設をしていることを求められるケースもあり、単独で口座開設を進められるかは、各証券会社・ネット証券の要件を確認しておく必要があります。

学生が証券口座を開設する際の留意点として、口座の設定内容によっては自分で確定申告を行う必要が出てくること、取引により一定額以上の収入が出てしまうと親の扶養から外れてしまうことなどがあります。また、余裕資金が少ない状態で無理に投資するよりも、まずは少額投資が可能な証券会社を選ぶのがおすすめです。

個人事業主|NISAやiDeCoの充実度がポイント

個人事業主には、NISAやiDeCoのサービスが充実している証券会社をおすすめします。年金制度の違いなどにより、個人事業主は会社員に比べて老後資金を自分でしっかり確保する重要度がとくに高いため、NISAやiDeCoで効率的に積立投資できるかがポイントです。

先述のとおり、つみたて投資枠がある証券会社を比較検討する際は、ラインアップの充実度や何円単位で積み立てられるのかを確認しておく必要があります。また、iDeCoは証券会社ごとに手数料が異なるので、できるだけ維持費がかからないところを探すことが大切です。

そもそも証券会社って何? 基礎知識を初心者向けに解説!

ここからは、そもそも証券会社とはどういったものなのか解説します。街で同じ名前の「○○銀行」と「○○証券」を見かけることはありますが、違いは何なのでしょうか。口座を開設する前に、以下で証券会社についての基礎知識を身につけましょう。

証券会社とは株式投資に特化した金融機関のこと

預貯金や給与の受取り、クレジットカードの引落先やローンなど、私たちの生活に密接している銀行。一方で証券会社は、「個人で投資をするための金融機関」という性格を持ちます。

銀行は、預金者から預かったお金を国や企業に貸付け、その利息を私たちに還元する立場。一方の証券会社は、私たち資金を提供する側が国や企業へ出資するときに、その仲介をする立場です。

証券会社はいわば投資に特化した金融機関なので、銀行では原則取引できない「株式投資」や「信用取引」などを行えます。資産運用のためのサービスが充実しているだけでなく、そこで働く営業員も資産運用に精通した知識を備えているため、個人投資家にとって頼もしい存在といえるでしょう。

証券会社では財産的価値のある有価証券を取扱う

資産運用に興味を示している人が一般的にイメージする「証券」は、厳密には「有価証券」といいます。証券自体に財産的な価値を有するものを指し、代表例は株券や債券、小切手、手形などです。

有価証券の種類は、資本証券や貨幣証券、物財証券の3つ。株券や債券、投資信託受益証券など資産運用で取扱う証券は、資本証券に分類されるものがほとんどです。

有価証券とは別に「証拠証券」というものもあります。こちらは権利や事実の存在を単に証明するための書面を指し、主な例は領収書や保険証書、レシートなどです。証拠証券は金銭的な価値を持ちません。

証券会社の業務は取引の仲介や株式の売買など

証券会社は資産運用に特化した金融機関として、取引の窓口となる業務を中心に運営されています。

なかでもメインとなるのが、株式を売買したいという投資家の声を受け付け、その注文を証券取引所に伝える「ブローカー業務」。取引の仲介を担う証券会社特有の役割です。

また「ディーラー業務」という、証券会社が自社のお金で株式の売買を行い利益を上げる機能も持っています。資金の潤沢な証券会社が行うディーラー業務によって、市場のお金の動きが活発化する仕組みです。

ほかにも、株式を発行した企業から株式を買い取り顧客に販売する「アンダーライティング業務」、株式を不特定多数の投資家に宣伝して買う人を募る「セリング業務」などがあります。

証券会社の種類は2つ! 総合証券会社とネット証券の違いとは?

証券会社の種類は大きく分けて、総合証券会社とネット証券の2つです。両者は、実店舗があるか、個別に営業担当者がつくか、などの点で異なります。総合証券会社とネット証券の特徴をそれぞれ見ていきましょう。

総合証券会社|対面相談ができてサポートが手厚い

実店舗を構え、対面取引に対応する従来型の証券会社が総合証券会社です。また、前項のブローカー業務、ディーラー業務、アンダーライティング業務、セリング業務のすべてを行う証券会社を指して総合証券会社と呼ぶ場合もあります。

総合証券会社は個別に営業担当者がつき、手厚いサポートを受けられる点が最大の特徴である一方、その分取引手数料が高めに設定されているデメリットもあります。

ネット証券|取引コストがお得。投資の自由度も高い

文字どおり、すべての取引を原則的にインターネット上で行うのがネット証券です。インターネット上での取引はネット投資やオンライントレードと呼ばれ、ネット証券はインターネット証券やオンライン証券、ネット系証券会社といわれることもあります。基本的に銘柄の選定や売買の注文まで自分自身の判断で行い、取引の自由度が高いのが特徴です。

ネット証券は実店舗がなく、対面で相談できる営業担当者はつきません。その分のコストがかからないため、総合証券会社に比べて手数料が安い傾向があります。営業担当者とやりとりできない点は、手厚いサポートを受けたい人にとってはデメリットになりますが、自分のペースで取引したい人にはメリットになりうるでしょう。

なお、総合証券各社は口座数・新規口座開設数とも減少傾向にあるといわれるなか、ネット証券はその利便性から口座数を伸ばしています。とくにネット証券の最大手であるSBI証券と楽天証券は、総合証券の最大手である野村證券を口座数で上回るまでになりました。今後も業界におけるネット証券のシェア拡大は続くと見られます。

証券会社で口座開設するには? 手順や必要書類をチェック

一般的に証券会社の口座開設は、Webや郵送で手続きできます。まずは証券会社の口座開設専用ページにアクセスし、氏名や住所などの情報を入力して申込みましょう。

申込み後は、マイナンバーや本人を確認するための書類を提出します。マイナンバー確認書類にはマイナンバーカードやマイナンバーの通知カード、本人確認書類には運転免許証やパスポートなどが利用可能です。必要書類は証券会社によって異なるため、公式サイトなどで確認しておきましょう。

提出書類などに基づく審査が完了すると、口座開設完了のお知らせやログイン情報がメール・郵送で届きます。証券会社の公式サイトにログインして初期設定を行い、証券口座に入金すれば取引が可能です。

証券会社・ネット証券についてよくある疑問

初心者が証券口座を選ぶ際に気をつけるべきことは何ですか?

初心者なら、はじめて証券口座を作る人向けのサポートが充実しているかを確認することが大切です。証券会社によっては、投資に役立つコラムなどを提供しています。何も知らない状態から証券口座を作る場合も、サポートが充実していれば投資を始めやすいでしょう。

また、証券会社やネット証券のツールが見やすいか・使いやすいかも注目したいポイントです。ある程度投資に慣れている人であれば、ツールの使い方が多少わかりにくくても知識をもとに取引ができるでしょう。しかし初心者の場合は、直感的に使えないツールだと取引の際にミスが発生するおそれがあります。提供されているツールの操作性や機能などを調べ、投資に不慣れでも簡単に操作できるか確認しましょう。

なお、初心者の人にはロボアドバイザーを利用できる証券口座もおすすめです。最適なポートフォリオの提案や資産運用をしてくれるロボアドバイザーは、初心者の強い味方。毎月一定の金額を自動で積み立ててくれるため、初心者でも手軽に資産運用を始められます。投資の知識に自信がない人や、少しずつお金を積み立てて長期的に運用したい人は、ロボアドバイザーが利用できる口座を選びましょう。

「一般口座」と「特定口座」がありますが、どちらを選ぶべきですか?

一般口座と特定口座で迷ったら、源泉徴収ありの特定口座がおすすめです。

一般口座は年間取引報告書が発行されないため、自分で損益を計算して確定申告しなければなりません。年間の取引をすべて確認して計算するとなると、手間がかかってしまうでしょう。一方の特定口座は証券会社から年間取引報告書が発行されるため、確定申告時の手間を大幅に削減できます。

なお、特定口座は源泉徴収なしと源泉徴収ありの2種類がある点に注意。源泉徴収なしを選ぶと、自分で確定申告をする必要があります。一方、源泉徴収ありの場合は証券会社が納税をしてくれるため、確定申告は不要です。損失が出た際などには確定申告をすることも可能なので、迷った場合は源泉徴収ありを選んでおきましょう。

確定申告の手間を省きたい人のほか、資産運用をしている主婦(主夫)で扶養を外れたくない人にも源泉徴収ありがおすすめです。利益が出ても、受取り時にはすでに税金が差し引かれているため課税対象の所得に該当しません。大きな利益を得たとしても扶養から外れる心配がないので、安心して取引ができるでしょう。

証券口座を開設するまで、どのくらいの時間がかかりますか?

証券会社によって、また申込み方法によって口座開設までの時間は異なります。

オンラインで手続きする場合、一般的な目安は3〜5営業日ほど。証券口座の開設には本人確認が必須であり、身分証明書の画像アップロードなどで本人確認をする場合は開設までに数日かかると考えておきましょう。ただし、マイナンバーカードとの紐づけやオンライン上で本人確認が完結するeKYCを利用すれば、最短で当日に口座を開設できるケースもあります。

郵送で手続きする場合の目安は1週間から10日ほどです。多くの証券会社の公式サイトには、証券会社が申込書を受取ってから1週間〜10日ほどかかると明記されているので、郵送での手続きは口座の開設を急いでいない人向けといえます。できるだけ早く口座を開設したいのであれば、オンラインで手続きを進めるといいでしょう。

証券口座は複数開設できますか?

証券口座を1人ひとつしか持てないということはなく、各々の審査にさえ通れば複数口座を保有することは可能です。口座を開設する際、証券会社とネット証券には多くの選択肢があります。証券会社ごとに得意・不得意があり、開設する口座をどれか1つに絞ることは難しいかもしれません。それなら、証券口座を複数開設するのもおすすめです。

複数口座を開設するメリットは多く、例えば取引手数料が1日定額制の場合、2社で口座を持っておけば定額枠を2枠持てることになります。各社特有の取引ツールやアプリを比較できる点も有利に取引するうえで役立つでしょう。

証券会社のシステム障害で一時的に取引ができなくなったり、証券会社自体が倒産したり、という万一のトラブルを考慮してのリスクヘッジという観点からも、複数口座の開設は有利だといえます。

ただし、NISA口座については先述のとおり1人1口座しか開設できず、金融機関の変更も年単位でしかできない点に注意が必要です。

株式投資は、副業にあたらないのでしょうか?

株式投資は資産運用であり、売却によって得た利益は報酬ではないので、一般的には副業にあたらないとされています。法律上、株取引が禁止されている職種もありません。

ただし、社内規定で株式投資が禁止されているケースはあるため、株式投資を始める前に会社の規定を確認しておきましょう。なお、社内規定で禁止されていなくても、職務や地位によって得た情報を利用して自社株の売買をするインサイダー取引は禁止です。

副業にあたらないとはいえ、株式投資をしていることを会社に知られたくない人もいるでしょう。会社に知られたくない場合は、源泉徴収ありの特定口座を選んでください。会社に知られる主な要因は、会社に住民税の通知が届くことです。源泉徴収ありの特定口座は証券会社が納税を代行するため、会社に住民税を通知されることがなく気づかれる心配もありません。

一般口座や源泉徴収なしの特定口座でも、自分で住民税を納税する普通徴収を選べば知られるリスクを抑えられます。ただし、なぜ給与から控除される特別徴収を選ばないのか会社の人に怪しまれることもあるので、特別な事情がなければ源泉徴収ありの特定口座を選ぶのが無難です。

株式を買うならどこの証券会社がいいですか?

日本株式を購入するなら、個別株の取引手数料が安い証券会社がおすすめです。手数料が低いほど利益から差し引かれる分が少なくなるため、より利益が出やすくなります。SBI証券や楽天証券のように、条件を満たすと日本株式の取引手数料が無料になる証券会社もあるので探してみてください。

日本株式で少額投資したい場合は、単元未満株を取扱っている証券会社を選びましょう。株式は通常は100株単位でしか取引できませんが、単元未満株なら1株から購入可能です。一部の証券会社では、ポイントで単元未満株を購入できる場合もあります。

外国株式を取引したい人には、購入したい国の株式を取扱っている証券会社がうってつけです。取扱いのある外国株式の種類は証券会社によってさまざま。気になる証券会社が何カ国に対応しているか、事前に確認しておきましょう。

証券口座を開設すれば、信用取引はできますか?

証券口座を開設しても、自動的に信用取引ができるようになるわけではありません。信用取引をするためには、証券会社による審査を通過して信用取引口座を開設する必要があります。

信用取引は、一般的な現物取引よりも大きな利益を得られる可能性がある方法です。一方で大きな損失が生じる可能性も高くなるため、信用取引口座を開設するためには審査に通過しなければなりません。

信用口座を開設したい場合、証券口座を持っていれば申込みができます。まだ証券口座を持っていない場合は、証券口座と信用取引口座を同時に申込むことも可能です。口座を開設するために必要な基準は証券会社ごとに異なるため、基準を満たしているかを確認しておきましょう。信用取引口座が無事に開設されたら、メールや取引ツール上で通知されます。

信用取引は資産運用のなかでもリスクが大きい方法なので、リスクについてよく理解したうえで始めるようにしましょう。

NISAとは何ですか? iDeCoとの違いは?

「NISA」とは、家計の安定的な資産形成を支援する目的で導入された制度です。通常は配当金や譲渡益などの利益に対して20.315%の税金が課せられますが、NISA口座で得られた利益は全額非課税で受取れます。

2024年開始の現行NISAでは、旧制度のつみたてNISAがつみたて投資枠に、一般NISAが成長投資枠に引き継がれました。2つの枠は併用が可能で、非課税保有期間は無期限です。つみたて投資枠では、積立・分散に適した投資信託に年間120万円まで投資できます。成長投資枠は投資信託や上場株式などを投資対象としており、年間投資枠は240万円です。

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、20歳以上65歳未満を対象とした任意加入の私的年金制度を指します。自身で選んだ金融商品を運用し、60歳以降に老齢給付金として運用益を受取る仕組みです。

NISAと同様に運用益が非課税になるうえ、iDeCoは積立時や受取り時にも税制優遇のメリットがあります。iDeCoの掛金は全額所得控除の対象であり、所得税・住民税の軽減が可能です。また、受取金額のうち一定額が課税されない点も、iDeCoならではのメリットといえます。

もし証券会社が倒産したら、資産はどうなりますか?

証券会社では、「分別管理」という預けたお金や有価証券は全額返還されるような仕組みがきちんと構築されています。複数口座を開設することのメリットとして「証券会社自体が倒産した場合のリスクヘッジ」を例示しましたが、仮に証券会社が経営破綻した場合でも、お金が1円も戻ってこないわけではありません。

証券会社は金融取引法に基づき、万一の事態に陥った場合でも確実に投資家にお金が戻るよう、投資家から預かった金銭や株式・債券などの有価証券を証券会社自体の資産とは分けて管理することが義務付けられています。

さらに監査が行き届かず証券会社で分別管理がなされていない場合、あるいはなんらかの事情で投資家への返還に支障をきたすような場合も、日本投資者保護基金という制度のもと「1顧客につき1,000万円を上限」として補償がなされる仕組みです。

証券会社を解約するときの注意点はありますか?

証券口座を解約する際は、保有している資産を事前に売却し、口座を空にしておく必要があるので注意しましょう。相場状況によっては、解約するために無理に売ると損することもあるので、計画的に売却を進めてください。

なお、証券口座は使わないまま放置しておいてもデメリットは基本的にありません。口座維持手数料などを取られることはなく、定期的な継続手続きなども不要です。無理に解約するよりも、口座は置いておくとあとで役立つこともあるので、保有資産の売却のタイミングを見計らうのとあわせて、残しておくことも検討しましょう。

証券会社・株式投資・投資信託に関するみんなのQ&A

もっとQ&A(すべての質問)を見る