ユーチューブ、新型コロナ含む全ての反ワクチンコンテンツを禁止

[ワシントン 29日 ロイター] - 米アルファベット(GOOGL.O), opens new tab傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」は29日、新型コロナウイルスワクチンだけでなく、全ての反ワクチンコンテンツを禁止すると発表した。
ユーチューブのほか、フェイスブック(FB.O), opens new tabやツイッター(TWTR.N), opens new tabなどのハイテク大手が健康に関する偽情報の拡散防止で十分な対応を取っていないという批判に対応する狙いがある。
 9月29日、米アルファベット傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」がロシア政府系メディアRTのドイツ語放送チャンネルをサイトから削除した。これを受け、ロシア側は、ユーチューブへのアクセスを遮断すると警告した。写真はカリフォルニア州 ロサンゼルスで2015年10月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)
ワクチンが慢性的な健康被害を引き起こすという主張や、ワクチンの成分に関する偽情報などに関するコンテンツが全て禁止される。
また、米紙ワシントン・ポストによると、ユーチューブはケネディ元大統領のおいロバート・F・ケネディ・ジュニア氏ら著名な反ワクチン活動家によるサービスの利用を禁止し、複数のチャンネルが停止されたという。

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