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「文芸部の綴りかた」の長編版を書いています/アオノソラの近況ノート - カクヨム
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  • 現代ドラマ

「文芸部の綴りかた」の長編版を書いています

 「文芸部の綴りかた」は、長編小説「すれちがいの綴りかた」の一部を切り出した短編です。長編はコツコツ執筆中。プロットは一応完成しています。

 物語の縦糸は、かつてすれちがった二人(修一とこずえですが)、創作をとおして関係を再構築する(=綴り直す)話です。二人で物語を綴る、という意味でもあります。
 物語の横糸は、生徒会が裏方として学校の様々な問題を解決する話です。こちらも綻びを繕い、破れを綴る、というテーマです。

 修一とこずえは、小学校の時に決定的なすれちがいをしています。高校の文化祭実行委員会で同じ係になり、ギクシャクしながらも協力して問題解決に尽力します。その後生徒会役員にスカウトされ、図書委員会を助けたのきっかけで、創作の世界に接点ができます。今回の短編は、その直後くらいのお話です。

 今のところ、あちらのシーンを書いたら今度はこちらと、時系列もばらばらに書き散らかしているので、ようやく文芸部支援編だけがまとまりました。いい機会だと思い、読者の皆さんがどのように受け止めてくださるのかを知るために、短編として発表しました。

 今も続き(?)を書いていますが、短編を読んでくれた方のご意見も物語に反映させたいと思います。ぜひ、一言で結構ですので、感想をくださると嬉しいです。

2件のコメント

  • こんばんは。
    ひょっとしたら余計なことかも……とビビりつつ、少し感じたことがあったので参りました。

    長編から抜き出して短編にまとめた作品だったということで、おそらく明確なテーマがまだ出ていなかったのだと思います。
    拝読して、それぞれのキャラを深掘りすれば、青春、ヒューマンドラマ、群像劇としての魅力のある作品かなと思いました。

    もしまた、良さそうなテーマの企画があればご参加くださいませ^⁠_⁠^
    (と言いながら、頻繁にやるわけではないですが。)

    突然失礼いたしましたm(_ _)m
  •  路地猫みのるさま。
     貴重なご意見ありがとうございます。
     もともと長編を書いていおり、上記に書いたようにテーマを二つ置いています。一つには、幼く未熟なために言葉が上手く使えずすれ違った子どもたちが、成長とともに和解していく道筋を描くこと。もう一つは、スポットライトはちっとも当たらないけど、裏方として頑張っている若者たちの矜持や誇りを描き出すことです。
     メインプロットは後者が主で、カタルシスのある解決ではないけれど、「学校生活が少しはよくなった」という小さな解決を積み重ねていきます(お話しのとおり群像劇的に展開します)。その過程で主役の二人が段々と信頼関係を回復していき、最後には再接続、再構築を果たします。
     感情曲線はラストに向けて高まるよう設計していますが、今ちょっと悩んでいるのは途中が地味かな、ということでした。
     今回の短編は、メインプロットで繰り返される「小さな解決」がどの程度の満足感があるのか、単体で取り出して読者の方に聞いてみようと思って纏めてみたものです。
    「読後感が???」「明確なテーマが出ていない」というご指摘は、まさに危惧していたところでした。各エビソード内でも全体テーマを通底させること、エピソードごとの読後満足感を高めることがまだ足りていないのだなとわかりました。

     未完成な作品に丁寧にご感想をいただき、本当にありがとうございます。応援、評価も大変ありがたいのですが、それ以上にフィードバックを渇望しておりました。
     あらためて、ご感謝申し上げます。
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