その紳士はトキザカイ駅に隣接された発着場から、
とあるルートの飛空船に乗り込む。
作曲家である彼は、
空間UIを広げ、顔なじみの紳士と連絡を取る。
〇〇「教授、いかがでしたか?」
教授「無問題。彼らから例のものを取り上げ、忠告をした」
〇〇「貴方にしては手荒でしたね」
教授「否(フォウ)。駅の黒ウサギが数名、僕の気分に同調した」
〇〇「貴方の音楽性の虜はここにもいましたか。クククッ」
教授は小さなケースを画面にかざす。
キラキラ輝くそれは一体いかなる概念なのか…
それが機能し、物語に組み込まれるのはかなり先のようである。
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通話概念削除
