・こんなことはカクヨムを9年間やってきてはじめてだが、通知欄でコメントを見逃してしまい、4つ前の近況ノート(「秋、なかったね」)の返答が遅れました。たいへん失礼いたしました。
たくさん通知が来るのはうれしいが、見逃さないようにしないとね。反省。
ほかにも、コメントをもらっていないよ~という人がいらっしゃったら、お叱りのコメントをお願いします。
・欧米では、ジグソーパズルは作っては壊しを繰り返して遊ぶ。日本では作って飾る。欧米は過程に、日本は結果に重点を置く(もちろん、例外もあるだろうが)。
これは、生成AIと執筆活動の関係で、何に重点を置くかという目的のちがいに似ているように思う。執筆の過程を楽しむために書く人と、完成した小説を他人に見せたい人と。
プラモデルでも似たようなことが言えるだろう。過程を楽しむ人と完成品を楽しむ人と。完成品を楽しむ人の中には、誰かに作ってもらいたい人もいるだろう。執筆活動でたとえるのならば、前者にとって、生成AIは補助的な存在であり、後者にとっては、自分の代わりであろうか。
・柿沼陽平さんの「劉備と諸葛亮」の付図4「後漢帝室系譜」を読んでいたら、「少帝」が三人も出てきた。7代目と13代目はまちがいではないが、10代目は「質帝」であろう。
帝号は、その人の事暦から考えられるので、「少帝」は若年でなにかを成す前に亡くなったため、そう名付けられたのだろう(ちなみに前漢にも少帝がいる)。
7代目と13代目の少帝は、7代目の少帝、13代目の少帝と呼んで区別しているのだろうか。長年、同じ帝号は避けるものだとばかり思っていた。
日本の帝号は、その人が即位したときにつけるようにさいきんなったので、付け方が逆である。帝号から、その人となりを探っても意味があまりない。
中国では、武帝とか文帝とか名付けられる皇帝が多いが、なにをやったのか何となくわかる。
ひどいことをした皇帝は、それをにおわすなまえをつけられる。筆頭は隋の煬帝である。これでヨウダイと特殊な読みをするが、さいきんはふつうにヨウテイと読むらしい。大陸のほうでは、もともと特殊な読み方をしていなかったとのこと。聞いた話なので本当かどうかはわからないが。ではでは~。