自分らしい文章ってどんなのだろうな? とちょっと考える。
昔は無意識に尊敬する作家の文章に寄せてしまっていたように思う。それこそパクリのように。
ナチュラルパクリである。これ、ヤバいわぁ……。
っていうのを、新井素子先生の小説を読んで感じた。
ちょっとした危機感である。
感染しやすい文章、読んでいるうちに何かに侵食されていくような感覚。
思春期に感染していたのだろう。
文体が、似てるような気がする。パクっているみたいに似てる……?
いやいや! リスペクトです! 好き過ぎると近寄りたくなるあれだ。
一番影響を受けている作家であることは間違いないのである。
「くますけと一緒に」が好き。「あなたにここにいてほしい」も。
「絶句」上下が手に入った時は感動に打ち震えたのはきっと一生忘れない。
声が紡ぐ、君への想い
https://kakuyomu.jp/works/16818622175755044638毎日更新中です。
普通の女の子が恋愛や友情と、自分の中の正義と葛藤する青春物語にしたいというコンセプトで書きはじめたのがこれ。
今まで書いたことのない分野に挑戦って感じで。
書きたい方針はあるのに物語をそういう方向へうまく転がせなかったっていう印象。テーマの落としこみって難しいなぁ。
同じ高校2年生の女の子が主人公の、
「高校生ですが異世界で救世主に……以下略」
https://kakuyomu.jp/works/16818093084840096361も一人称なので、一応書き分けしてるつもりだったのに、実際読み比べてみると差異がない。
むぅ、キャラづくりって難しいな……。
自分の書いている物をあえて評するならば、「胡椒が入っていないサンラータン」かな。
何かパンチが足らんのはわかってる。
どうやったらいい具合のパンチが加わるかがわからないのだ。
と、まあ、反省ばかりの「声が紡ぐ、君への想い」の文字数が、7万字をこえたのでナツガタリ(恋愛小説大賞)出しちゃおう。
アオハル? エモい? うん? なにそれ? アオハルです!って言いきっちゃえばアオハルでいい。
ナツガタリ参加できるのはこれだけ。
でも参加できてちょっとだけ嬉しかったりする。