5月11日(日)に東京ビッグサイトで開催された文学フリマ東京40に参加してきました。
私は個人誌を販売しました。
私はなんて中途半端な人間なのだろうと思います。
わたしはいつも中途半端で、家で練習してこないままピアノ教室に行くような子どもだった。
高校受験を理由に中3で辞めてからピアノを弾かなくなってしまったし、大学生になって始めたコンビニバイトは1年も続かなかった。
中高6年間吹奏楽部で続けたホルンは高校卒業してから一度も吹いていない。
今ではすっかり音楽を聴く側になってしまったけれど、わたしはまだ音楽をやりたいんだなあ 諦めきれないんだなあって時々思う。
特にホールにオーケストラを聴きに行ったり、お気に入りの音楽に出会ったりしたときに。
それも一瞬の、衝動的な感情に過ぎないのだけど。
結局、自作品の『帰り道』の音源化は進んでいないし、今回の文フリも金銭面の理由で増刷できず十分な在庫を持っていくことが出来なかったため不完全燃焼となってしまった。
もう中途半端な人間でいるのは嫌です。
そんな私が唯一続けられているのが創作なのです。
小学生のときからずっと私は文章を書いています。
そろそろ中途半端人間から区切りをつけようと思います。
私は今年様々な公募に挑戦し、文学の世界で何かしらの形でデビューすることを目標とします。
『帰り道』の音源化もやりたい。
私はまだあの夏のラムネ瓶の中に閉じ込められたままなのです。
ずっと私は帰り道を歩いている。
『帰り道』の音源化が叶ったら、私のラムネへの執着は無くなると思うのです。
『見上げた空はオレンジ色をしていた』と『真夜中のセットリスト』の増刷もしたい。
新しい冊子も作りたい。
これからもわたしは頑張るので、暖かい目で見守ってくださると嬉しいです。
大学卒業までがタイムリミットと決めています。
あと2年でどこまで行けるか。
挑戦してみます。
雨虹みかん