読者の皆様、いつも作品を読んでいただきありがとうございます。氷染です。
ちょっと最近私生活でドタバタしてたのですが(引っ越し先探しとか)ようやくいくらか落ち着いてきまして、久しぶりの日記です。ここ最近更新も時間や日にちがまちまちになって申し訳なかったです。これからはしばらく落ち着けると思います。
あっという間に今年も終盤に差し掛かって驚いています。去年「マスター、こんなんじゃお店潰れちゃいますよ〜」を沢山の方に読んでもらえて喜んでいたのがついこの間のようです。時間が経つのは早いですね。
「マスター、こんなんじゃお店潰れちゃいますよ〜」の方ですが、変わらず日常話が続いているのであまり凝った裏話もできないのですが……そういえばようやく魔王の設定が出ましたね。魔王に関してはそれなりにきちんとお話があるのですが、基本平和なお話なので今までほとんど触れてきませんでした。ギルバートたち勇者パーティーがどの様に魔王と戦ったかも軽く書いてはいるのですが、何分日常喫茶店ものなせいでいつ話に出せるかわかりません。早く出せるといいなあ。
そんなわけであまり作品の方の新情報はないので、久しぶりに最近読んだ漫画の感想を
『COSMOS』1巻、2巻。
作者:田村隆平
COSMOS2巻まで読みました。最初は、田村先生の作品なのでまあ普通におもしろいな~くらいだったのですが、2巻の最後の話が超良くて、大好きになりました。多くの方が指摘している通り宇宙人相手の保険会社という設定がユニークですが、設定以上に中身が濃くてとてもおもしろい作品です。キャラクターがいいし、戦闘シーンが(田村先生なので当然ですが)迫力合って、話も画力も凄まじい作品です。
あと、べるぜバブや灼熱のニライカナイを読んできて「田村先生ってこういう作風だよね~」となんとなく思っていたことがこの作品を読んで吹き飛びました。すごい……。そうか、田村先生こういうのも描けるんだ。というか、描きたかったんだ……と。
保険調査員のお話であり、宇宙人やら悪党やらといろんなキャラクターが活躍するマンガですが、この作品根本はシンプルに「お金の話」何だと思います。シンプルだけど、ダジだしあらゆる問題の根源。あとこの作品を読んでいて思ったのですが、田村先生、「人が悪事を働く最も大きな理由はお金」という哲学があるんじゃないかな……? と思いました。なんとなくですが。
続きを読むのが楽しみなマンガです!
『魔術師クノンは見えている』コミックス1~6巻
作者:La-na(作画) / 南野海風(原作) / Laruha(キャラクター原案)
今更ながら魔術師クノンは見えているをコミックスで読みました。すっごい面白かったです! 毎度思うのですが南野先生なんでこんなキレッキレの会話書けるんでしょうね。『凶乱令嬢ニア・リストン』もそうですが、キャラの掛け合いが本当に面白い。
La-na先生の作画も素晴らしいですね。キャラクターが美麗なのはもちろんですが、魔術描写がとてもいいです!
作品内の魔術や世界観の設定もとても面白く奥深く引き込まれます。あと個人的に好きなのは、思考→論理立て→実験→成果と検証のサイクルがとても気持ち良いです。すごい。なんでこんな読んでて気持ちいいんだろう。この作品実はとっても学術的ですよね。
来年のアニメがとても楽しみになりました。事前に読んでおいてよかったです。
それでは今回はこのへんで。ここまでお読みいただきありがとうございました。
氷染 火花