マギア・ミステリー　魔法少女たちが綴る本格ミステリーデスゲーム

単刀直入に言いましょう、面白いです。

クローズドサークルのミステリ。
狂ってる魔王と、個性豊かな魔法少女たち。
オトクな特典満載の殺し合いゲームが開始し、当然何も起こらないはずもなく……

キャラ設定や、世界観も作り込まれ、一話読む度に面白さを反芻できる。
ミステリとしても、ファンタジー要素としても楽しめる、まさに一石二鳥の物語。

要素が多すぎて読者を選ぶが、読めばハマる。
皆さんも一緒に、【挑戦状】を解こうじゃないか。

これは「どこぞの魔王が魔法少女を13人集めてデスゲームをやる」というコンセプトで、丁寧に緻密に書かれたミステリー小説です。

デスゲームを抜ける勝利条件は「誰がどうやってやったか」分からないように殺すこと。
殺人者以外の魔法少女は「誰がどうやってやったか」突き止め、断罪しなければなりません。

13人の魔法少女は、それぞれ個性的で魅力的です。
日々悪と戦う魔法少女の心にも闇があり、極限状態で様々な事件が起きます。

「ザマァ」や「断罪」を、真正面から描いた作品でもあります。

読者への挑戦状付き。
気合入れて読むぞー！

ルールはシンプル、しかし特殊設定ミステリという最近の流行りが意図的に組み込まれている。
デスゲームとしての定番をおさえており狂気的な戦いがスタートし始めた。
ワンダーに閉じ込められた魔法少女が堕ちていくのもこの物語のキーだと思う。
ラストに見るのは希望か絶望か

好きです。
ただただ好きです。
本当に面白い。本書に出てくるグロい描写も百合な要素も
読む人を選ぶ要素ですが、それを許容できる人なら
絶対楽しく読めるはずだと思います！それと勝手な
願望ですが、ゲーム化やらマンガ化やら、何かしらもっと
たくさんの人の目につく場所へ出てほしい。
そして最後にもう一度言わせてください。好きです。
これからも頑張ってください！
P.S
それぞれ、話ごとに付いている英語の題名を
訳して「今回はこういうお話かな？」と想像してから
読み始めるのもお薦めです。。。

物語を読み進める手を止め事件と謎について考える時間はきっと報われます。
――挑む愉しさを知っている人に対し、これ以上の言葉が要りますか？

魔法少女が活躍する世界。閉鎖空間の館に閉じ込められた十三人の魔法少女に、魔王が告げたのは「殺人推理ゲーム」の開始だった。

この、どこにも救いのないようなゲームの設定がとにかく秀逸でおもしろいです。本当にルールのままに少人数しか助からないのか、それとも起死回生の何かが隠されているのか。そして、理不尽な状況下でそれぞれの魔法少女たちがどう立ち回っていくのか。読んでいるうちに展開が気になって仕方なくなります。

読者への挑戦状があるのもうれしいです。伏線はさりげなく、けれどフェアに提示されており、注意深ければきっちり謎を解くことができます（自分はChapter１で盛大に間違えましたが、、）。伏線…続きを読む

推理好きの人は絶対に読んでください！

丁寧に散りばめられた証拠の数々。
軽妙な語り口で綴られる殺人描写。
絶妙な難易度の『読者への挑戦状』！

本作には『魔法』という超常的な概念が登場しますが、しっかりとした法則に落とし込まれており、推理に組み込むことが可能です。

随所に作者の配慮が行き届いた良作。
某サイコポップな推理デスゲームを彷彿とさせる雰囲気は、好きな人にはたまらないはず。

是非、あなたも“生”と“死”、“マジカル”と“ロジカル”の交錯する“ラディカル”なミステリーに挑戦してみてください！

正義のために、弱き人のために戦う魔法少女。

魔物という、普通の人の目には見えないモンスターに抗う力を持つ。

髪の色、目の色、戦闘衣装、性格、固有魔法。
十人十色。カラフルでワンダフル。
キャラクター豊かな魔法少女が13人。

彼女らが謎の館に集められ、自由に殺し合う殺戮のデスゲームに巻き込まれます。


魔法少女が皆それぞれ持つ多彩な固有魔法。
それらを駆使して、魔物どもを蹴散らすように、力で制圧すれば良いか？
これはそんな簡単な、横暴な、野蛮なゲームではありません。

人の目を避けて、誰の仕業か分からないように殺す。
様々なルールを守り、極めて紳士的に命を蹂躙する。
他者に罪をなすり付…続きを読む