例えば、戦場しか知らず『戦場の悪夢』と言われ恐れられてきた、いかつい将軍。
例えば、家族に虐げられ使用人として扱われ、それでも好かれようと努力してきた令嬢。
例えば、支えていた家が無くなったことで一家離散した庭師の少女。
例えば、各地を転々としてきて海で倒れているところを拾われた謎の多い家令。
そんな『訳アリ』な4人がそれぞれが様々な事情を抱えながらも、支え合い、補い合い、家族のように笑い合える居場所を作っていく物語です。
ほのぼのとしてますが、それぞれが抱える秘密が絡まり合い、ドキドキする展開を生んでいます。
主人公2人の幸せの鍵を握るのは、どうやら多くの秘密を隠しながらも4人を見守る補佐官のようで……⁉︎
スルスルと読め、ほのぼのとした交流の記録に胸があったかくなる作品です。
ぜひご一読ください。