ぼくらとパラフィリア

地の文多めで、最近のラノベばかり読んでるひとにはちょっと読み辛いかな？

　だけどねちょっと、待って！
　
　「ちょっと待って！　そこのオークさん！」

　いえ、肩ほまだ掴めてません。　セクハラにもなってません！　そんな怖い目で見ないでください。
「イヤン♥ドキドキして石になっちやいそう。」
　
　茶番は置いておいて置いておいて置いておいて。
　
　地の文多めだけど、逆に地の文多めだとその文その世界観にダイブできるんですよ。
　　知ってる？　すごく没頭できて現実世界を忘れちゃうらしいの。
　
　だから、変な事や嫌な事考えてる時には読書で現実逃避かオススメ！
　
　少しだけでいいから『ぼくとパ…続きを読む

読み進める程、沼に足を取られる感覚

淡々と、それこそ乾いているような感覚さえ覚える、どこか他人事のような達観した主人公

だけれどその内に秘めた想いは……

まだ完結はしていないですが、更新が楽しみです

未読の方は是非( ´ω` )

序盤しか読んでないのに、圧倒的な純文学の琴線に触れてきたこの作品。
カクヨムというより、すばる？群像？芥川？
これ、無料で読んでいいのだろうか。
傑作であること、間違いありません。
この名作をどう紹介すればいいのだろう。

世の中には人によって異なる性格だったり思考や趣味を持つ人が居て自分ではそれが当たり前と思っていたのが実は人からすれば変わっていると、考えさせられました。

自分は本当に普通なのか？立ち止まって改めて考えて見て自分や回りを見たらまた変わってくるのだろうか。

色々驚きもあり、様々な思考に誘われる話ですね。

人間、誰しも一つや二つ人に知られたくない秘密があるものです。

その人間性を、現代人の生態を覗き見する楽しみがあります。文学は大なり小なり、そんなものと思います。

実に、興味をそそられる小説です。

誰しも、人には知られたくない一面を持っている。そして、それが自分を傷つけ、苦しめることもある。表面だけを取り繕い、自分を演じる。そんな自分への嫌悪感を抱きながらも、生きていく者たちを描いた物語。