ほのぼのとした温かな気持ちになれるお話し⋯⋯かと思いきや、物語は後半に意外な展開を見せます。優しいだけじゃない、残酷で寂しい作中世界の一面に、読み手それぞれの価値観が問われる不思議な短編です。
是非一度読んでみてほしいです!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(305文字)
この作品『ありがとうのてがみ』は、静かで優しいファンタジーのようでいて、深い哀しみと温もりを織り交ぜた、どこか懐かしい読後感を与えてくれる物語でした。最初は奇妙な手紙のやり取りという、少しユーモラスな導入から始まります。動物たちの悩みに応える主人公の姿勢は、遊びの延長のようでもあり、善意に溢れていて心地よい。読んでいるこちらも「なんだか素敵だな」と思える優しいやり取りでした。
天国にいる動物たちからお手紙が届いたら、あなたならどうしますか?このお話は、そんな動物たちからお手紙が届いた大学生の物語です。かわいくて、ほのぼのとして、ちょっぴりせつない。そんな気持ちになります。優しいお手紙を開く気持ちで読んでみてください。あなたの心にも温かさが届くはず(*´ω`*)
突然届く手紙、何と無く読んでみた。 何と無く返事を書いてみたら..... 不思議な手紙。 優しくなれるお話です。 ほんまに読んで、おすすめします。
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