転生勇者の三軒隣んちの俺

とあるゲームの世界に転生した勇者が主人公…というわけではなく、その三軒隣んちの“俺”氏が主人公の本作です。
ただその俺氏も転生者で、ゲーム原作の世界であるということは知らないまでも、魔法やスキルありのファンタジー世界に転生したことや貧しく生きていくのも厳しい農村に生まれたことはいち早く理解していました。
その為、序盤は誰でも使える生活魔法を駆使しつつ、原作知らずの柔軟な発想で魔法の新たな扱い方を開発したり、自分の生まれた村を何とか豊かにできないかと奮闘していくことになります。

そんな主人公の考えは生まれ故郷の農村でのんびり農家として生活していくことだったんですが、気付けば原作ゲームのシナリ…続きを読む

主人公の内面がどんどん面白い方へ成長して行っているのがおもろい。
あとちゃんと勇者も主人公

正面から厨二病に取り組んで名作に昇華させてしまった作者の力量には感嘆させられます。無理なくファンタジーかつリアルな世界を生きる主人公を是非堪能して下さい。

近年流行の「転生」や「異世界」といったテーマを扱いつつも、本作は王道とは一線を画したユニークな視点が魅力の作品です。

平凡さこそが最高の個性:
最終的に作品が描き出すのは、「世界を救う力」よりも「日常を愛し、守る力」の尊さです。勇者が世界を救っている間、俺は隣人として、一人の市民として、その日常を守り、維持しています。その姿は、私たち自身の生活の中での役割や価値を再認識させてくれます。

「転生勇者の三軒隣んちの俺」は、最強主人公の物語に少し疲れた人、あるいは、日常系ファンタジーというジャンルが好きだけど、ちょっと変わった切り口の作品を読みたい人に強くお勧めします。

よくあるゲーム世界に転生しているように見えて、別物なのが目新しい。

またテンポ良く進むので読み直しても飽きない。

話数も内容の密度もたっぷりなので、長く楽しめます。
会話のテンポもとてもいい。
ただ戦闘描写は主人公の蹂躙がメインなので、手に汗握るバトルが見たい方は肩透かしをくらうと思います。

あと、作者さんの作品に共通する事ですがキャラのセリフが長い。
話が進めば進むほど長くなる、特にケビン。

俺やっちゃいました？系、俺TUEEEEE系　はバランス間違えるとしらけてしまうが、この作品は素晴らしい。世界観やパロディー、考察等よく考えられた良作。７００話（レビュー時）以上続いておりボリュームも満点なので、登場人物が多く誰だっけ？がたまにあるｗ

面白すぎる
毎回、夜読み始めると面白くて反応せずに寝落ちまで読んじゃう　
最新に追いつくのがコワイから、眠くなる直前まで我慢する
ごめんなさい　笑い過ぎて眠れなくなるかもよ

コミックから入った方ですが、続きが気になって我慢出来ずに、原作にも手を伸ばしました！
文字でも、やっぱり面白かったです。
次は、書籍化して欲しいですね〜。

もちろん中身も面白いけど、本や漫画とかでは味わえない作者へのコメントとコメント返しも面白いので、是非そこも読んで欲しい作品です
コメント欄が大喜利になっていますwww