SCPを題材にした作品やゲームを題材にした作品はありますが、日本支部を題材にした作品は少ないので見れて嬉しいです。この小説を読み、日本支部における財団施設がどこにあるかイメージできましたし、怖い話かと思えば思わずクスッと笑ってしまう話もあります登場人物達の殆どが日本支部の職員ですが、たまに本部の職員が登場する事もあり、オムニバスで繋がっていないように見えて実は繋がっているので面白いです物語は未完のようですが、続きが楽しみです。
SCPといえば、人智を超えた生物や物、現象などが注目されがち。しかし本作の主役はSCPを収容するSCP財団の職員。実際にSCPと直面し、犠牲になることの多い財団職員にもそれぞれの人生があり、物語がある。彼らはどうやってSCPと立ち向かっているのか、語られざる裏側を綴る…私はSCPについて調べ始めたばかりの初心者ですが、本作を楽しめています。SCPについて詳しい人ならもっと楽しめるでしょう!知らない人でも、SCP財団とは何か、職員の役割は何か、あたりを簡単に調べておくと10倍は楽しめるはずです😁
SCPのこと、SCP財団のこと、そしていつも扱いが雑なDクラス職員のことがよく分かる!これは終わりのない地獄を見ているよう。面白い。
SCPの世界観が上手に書かれていて、とても素晴らしい作品だと感じました。知っているSCPの話が出てくると、テンションが上がります‼︎
アノマリー(異常)を確保・収容・保護するための組織、SCP財団。人知れず怪異から人々を守るための活躍が面白い!一見するとただのケーキや、映画館に現れる『観客』など底知れない存在の描き方が秀逸。アノマリーもそうですが、秘密の多いSCP財団職員もどこか不穏であり不気味な雰囲気が漂っています。必要な情報が整理されて文章が読みやすく、あっという間に物語を読み進めていくことができます。登場人物の心理も丁寧に描かれているので、人物の行動にも説得力があります。不思議で不気味なホラーを体感できる一作です!
SCP財団のことを知らなかったわたしには衝撃の走る内容でした。少し恐くもあり興味がそそられる内容でした。きっとあなたが知らない世界が広がっていることだと思います。