勇者の俺を使い潰すつもりだった裏切り者達を土壇場で見限ってみた

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（176文字）

i hope there more than 12 chapter

サラッと読んでも面白いのですが、そこかしこに散りばめたパロディをどれだけ拾えるかで面白さのプラスαが別れる作品です。

とりあえず作者さんはＧロボが好きなことは分かりました。まぁ、十傑集たちはカッコイイから仕方がない。十傑集走りを描写された日には思わずニヤリとしてしまいました。

他にも何やらパロディらしきものは散見出来ましたが、知らないなりにも十分楽しめました。

なんと言っても、構成が素晴らしいです。最終話では本当にやられましたね😭

13話という短さで、ここ迄感動させられたのは初めてです。
トールとエリオットの別物語、是非お願いしたいなぁと最終話読んで思っちゃいました。

何はともあれ面白かったです❗此れにつきます。

最後に涙する良い作品でした。

迷ったり、何か探している時に目に入ったのなら読んでみることをオススメします。
短編でテンポが良く、ストーリーの展開も早いので飽きやすい方にも良いです。
王道のストーリーをタイトル通り早々にぶち壊して進むストーリーはダイジェストともオムニバスともとれる展開で進みます、私はダラダラされる(個人的にそのように感じてしまう)説明や戦闘が無くてストレスなく読めました。
ラストも綺麗で、スッキリとしていたと思います。
カクヨム内でもトップクラスにオススメできます。

短いお話なので隙間時間にいっき読みしようと、出かける前に読み始め、苦手なシーンもありましたが、テンポが良く読み応えもありスッキリ気分で読み終わりました
ありがとうございました

裏切られた勇者が報復する話は今までにも読んだことはあったが、そのすべてで勇者は、必ず、魔王を倒そうとしていたし、倒していた。
それが大前提にあっての物語だと思っていたのに、この話は違う。
思い込みが壊された気がした。

報復はかなり過激だけど、裏切り者さんたちのヘイトの稼ぎ方が激しかったので、あまりやり過ぎだと感じないところが絶妙。

本当に良かった。
いつも見ててスッキリするざまぁものを書くサドガワイツキさんは天才ですね。