概要
大嫌いな男と恋に落ちるまで 《海軍少将×空軍少将》
古より飛竜の血を引くグラディウス家と、海竜の血を引くオーベル家は、島国であるホーフブルク王国を守護する空軍と海軍の双翼として名を馳せている。しかし両家は軍部の人間なら誰もが知る犬猿の仲。
飛竜であるリアンも、海軍の野蛮な海竜であるヴァルハルトを毛嫌いしていた。会えば必ず言い争い、殴り合いになるほど険悪な関係だったが、飛竜の力が弱まる新月の夜、体調を崩していたリアンは弾みでヴァルハルトと一夜を共にしてしまう。
不幸な事故だったと割り切ったはずが、何故かヴァルハルトはそれが気に入らない様子で、リアンも口ではなかったことにしろと拒絶するもののその夜のことをなかなか忘れられない。
そんな日々の中、軍部の合同演出の打ち合わせのため、海軍の軍艦を訪れたリアンは海獣の駆逐のためにヴァルハルトと共闘す
飛竜であるリアンも、海軍の野蛮な海竜であるヴァルハルトを毛嫌いしていた。会えば必ず言い争い、殴り合いになるほど険悪な関係だったが、飛竜の力が弱まる新月の夜、体調を崩していたリアンは弾みでヴァルハルトと一夜を共にしてしまう。
不幸な事故だったと割り切ったはずが、何故かヴァルハルトはそれが気に入らない様子で、リアンも口ではなかったことにしろと拒絶するもののその夜のことをなかなか忘れられない。
そんな日々の中、軍部の合同演出の打ち合わせのため、海軍の軍艦を訪れたリアンは海獣の駆逐のためにヴァルハルトと共闘す
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この世界の2人を見守るモブになりたい…
空陸海を司る竜の力を秘めた軍人の物語です。
さまざまな設定のファンタジー小説を読んでいましたが、まず竜の力という設定が目新しくて興味を惹かれました。
飛行能力があり、空軍に所属する主人公(受け)が、気に食わない海軍の海竜(攻め)と不本意ワンナイトをして物語がスタートします。
家のしがらみもあり、攻めに悪印象を持っている主人公が窮地を救われたりして徐々に絆される様子が丁寧でキュンときました。
ストーリーは王道ながら、世界観と設定が面白い上に、高い文章力で楽しく一気読みさせていただきました。
腕っぷし自慢で独占欲深い海の男×クールに見えて血の気の多い空の男
反対なようで案外似てるケンカッ…続きを読む