道士が妖怪退治をする中華風ファンタジーかと思いきや、予想をはるかに超えてきました。
まず主人公の暁玲(シャオリン)が絶妙すぎる!見た目完全に美少女なのに実は男の子という設定で、周りの人たちが勘違いしまくるのが面白い。本人も「誤解されがち」なことを自覚してるのに、あえて訂正しないところが可愛すぎます。
相棒の雪玉(精霊のオコジョ)とのコンビも最高で、バトルシーンでの連携が見事。師匠の嗚嵐が過保護すぎるのも微笑ましい。
そして憂炎(首席道士)との出会いから始まる因縁も気になる展開。父の仇を追う彼が、暁玲を「少女」だと思い込んでるすれ違いも今後どうなるのか…。
世界観の作り込みが丁寧で、道士の階級制度や術法の描写もリアル。中華ファンタジー好きにはたまらない作品です!
主人公・暁玲(シャオリン)は、人並外れた記憶力を持つ一方で、人の顔と名前をすぐに忘れてしまうという特異な体質の持ち主。
そんな彼が、過去に出会った大切な人の記憶を辿りながら、王都で起こる不可思議な事件に挑んでいく。
本作の魅力はまず、独創的な世界観と魅力的なキャラクターたち!
架空の古代中華風世界「華藍国」を舞台に、
仙人や道士、精霊といった神秘的な存在たちが、幻想的な世界へと誘ってくれます。
主人公の暁玲(シャオリン)は、可愛らしい容姿とは裏腹に、卓越した道士の能力を持っています。
彼を取り巻く人々も個性豊かで、過保護な師の嗚嵐(ウーラン)や、相棒の精霊・雪玉(シュエユー)など、コミカルな掛け合いも楽しい。
また、物語を彩るミステリー要素も見逃せません!
王都で起こる連続猟奇殺人事件は、10年前の未解決事件と酷似しており、
暁玲(シャオリン)と、復讐に燃える首席道士・憂炎(ユーエン)は、事件の真相を追う中で過去の因縁と向き合っていくことになります。
過去の因縁と現在進行形の事件が複雑に絡み合い、先が気になること間違いなし!
ぜひ、ミステリー要素も楽しめる中華ファンタジー、のぞいてみてください!