未だ途中までしか拝読していませんが、丁寧かつ非常に読みやすい文章で描かれる主人公クロヴィスの視点は没入感があり、時間を忘れてスイスイ読めてしまうのにも関わらず、共感を伴ってしっかり心に刺さります。
少なくとも王都のエピソードまで読んだ限りでは、クロヴィスを取り巻く多くの人々が優しいところにも好感が持てます。それもまた、クロヴィス(の中の人)が優しければこそ、なのでしょうね。
そしてネーミングセンス、ほどよく肩の力が抜けているというか、奇をてらわずに光る個性が大変素晴らしいと思います。
最後まで読めたら、改めて感想を書かせていただきますね。