お互いに好き同士の幼馴染のラブコメになります
主人公は自己評価が低めだけど優しさとそれを実行できる強さも持った好感のもてる人だと感じました
問題はヒロインでちょっと他で見ないくらいのヤバいヤンデレですがとても魅力的に描かれています
主人公溺愛はもちろんですが、それを感じさせない理性を持ち合わせており表面上は誰もが羨む高嶺の花というポジションを演じています
しかし裏で暗躍系で、計画的に裏図面を引く方で、しかもその内容はラブコメどこいったと読者が迷走する程ですw
要するにエグい
主人公以外に対しては興味が無いが、他人やライバルになりそうな気配を少しでも出した人に対しては敏感に感じ取り利用し、潰します
が、やっぱり興味が無いせいで雑に使い捨ててしまう姿には神々しさを感じました
主人公がこれからどの様な立ち位置でどう動くのか
雑に捨て置かれた準ヒロインちゃんに救いはあるのかw
目が離せません
絶対読んだほうが良いですよ
俺は新たな推しの姿が発見できましたww
大好きです。 適度にヤンデレなヒロインが出てくる物語が大好きなんだ。 彼女は頭がいい。 ずる賢い。 美人で。 自分の欲しいものを知っている。 それを手に入れる方法を知っている。 幼い頃から互いを色に染めてきた2人の間にある大きな感情だ。 そしてある日、ヒロインは自分の感情を持ち続けることができなくなった。 それは中毒に近い愛だ。
彼女が周囲やライバルにどう対処するかがいい。 ここには残酷さはない。 明確な計画と無害な行動、しかし誰も彼女の思い通りにするしかない。
ヒロインは鎖を使わず、脅さず、ナイフを手に取らない。 彼女は徐々に恋人を愛情、気遣い、愛で溺れさせていく。 あなたは彼女から離れられなくなる。 逃げ出したくなくなる。
この物語を読み、この底なしの愛に溺れてほしい。
ヤンデレ作品のヒロインは多かれ少なかれヤンデレになる気質を持っている。
それが多ければ主人公に関係なくその人に依存するだろうし、少なければ主人公がヒロインをヤンデレにした要因を持っているのだろう。
この作品は前者の色が濃く出ている作品だ。ここでありがたいのが、主人公がヤンデレにした要因を持っているのであれば、納得性を持たせるため主人公が尖ったキャラになりがちで、それを受け付けない人が一定数いることだが、ヒロイン自身に問題があるならその心配がほとんどなくノンストレスで読むことが可能なことだ。
この作品のヒロインはヤンデレではあるが、
包丁を振り回すだけで主人公が自分のものになると考えているわけでも、
他のヒロインの心優しさを受けて主人公を譲るなどというエセヤンデレでも、
愛の重さを髪の毛を食べさせて表現しようとする気色の悪いヒロインでもなく、
ただただ、自分と自分が愛した人が幸せになるために動くヒロインである。
ここで重要なのが、自分が幸せになるために動くという点だ。そのために主人公に近づきそうのキャラを排除するように行動するし、それが主人公にバレないようにもする。ここまでだったら他の作品にも見られるだろうが、この作品の秀逸なところは、主人公視点で見るとこのヒロインのそのような行動と深い愛情がわかりづらく、自分はヒロインに少し深く愛されているくらいの認識で済んでおり、さらにそれらをあり得ないと感じさせない展開と文章であるように感じる。
また、この作品の個人的に好きなポイントは外野が主人公とヒロインの間に深く入ってこようとしない点だ。よく見られるものとして、後から出てきた性根がよく芯の強いヒロインがヤンデレヒロインを見て「自分が助けてあげないと」だったり、主人公を好きになって元からいたヒロインとライバル関係になったりなどがある。ここで新たに出て来るヒロイン達は少なくとも元々いたヒロインと同程度、もしくはそれ以上のインパクトを持っていないのであれば、それは主人公とヒロインの関係を邪魔するだけの無駄なキャラだと断言したい。しかし、この作品のキャラはそういうキャラが出てきたとしてもそいつらをいつまでも出すのではなく、いいタイミングで、意味を持たせてフェードアウトさせている。基本的にヤンデレ作品において私が求めるものは、主人公とヤンデレヒロインが織りなす物語なので、こうした余計なものがずっと付き纏っている状態でないのは有難いと思った。
私には文才がないため、ここまでダラダラと色々書いたが、最終的に言いたいことはこの作品に感動したということだ。願わくば、今のような書き方のままこのまま完結まで持っていくことを願っている。