魔王メアリーと従者コルテーゼのやり取りが楽しいしかも社会派な側面もある、と思う。ずっと眺めていたい二人です。
拝読しました。軽妙なキャラクターと語り口、女子高生風魔王とその部下のファンタジーコメディ。と、思わせて短編の中に織り込まれた複雑な世界設定に惹かれます。この世界観を使われた長編構想、もしくは他媒体で既に発表されたりはしているのでしょうか?このキャラクターが出てくる、次の物語も読みたいと思いました。もちろんこの短編としての完成度も高いと思います。
穏健な魔王様と割と何でもぶった斬りそうな元、女子高生の珍道中。
『コルテーゼの魔界紀行』は、ユーモアと異世界ファンタジーが絶妙に融合した物語です。威厳のない魔王メアリー様や常識人コルテーゼの掛け合いが軽快で、笑いながらも魔族と人間の価値観の違いなど、深いテーマがにじみ出ています。テンポの良い会話と、ギャグの中に垣間見えるシリアスな要素が魅力だと思いました。
魔界最弱と噂される魔王メアリーと、彼女にスカウトされた元人間の少女コルテーゼが織りなす冒険譚です。魔界の常識や文化に戸惑いながらも、他の魔界へ出かけ、さまざまなトラブルに巻き込まれていきます。ユーモアと友情が溢れる物語で、魔族の多様な姿や魔界の独特な風習が楽しく描かれています。異世界ファンタジーや冒険物語が好きな方におすすめの作品!
魔界と聞くと恐ろしい場所を想像しがちだけど、メアリー様とコルテーゼの旅はどこかゆるくて親しみやすい。最弱(?)魔王の気まぐれな発言と、しっかり者の剣士の掛け合いが絶妙で、思わずクスッとしてしまう。 「ぎょろす」って言葉の妙な響き、バカバカしいけど妙に理にかなった魔族の文化、そして飯テロ級の食事シーン。すべてがカオスなのに、なぜか心地いい。 剣と笑いと魔界グルメ――この旅の行き着く先は、やっぱり「ぎょろす」に尽きるのかも?
九千文字弱の中で、長編にもできそうな気になる過去が見え隠れ。色々と想像するのも楽しい短編です。ただの最弱魔王と女子高生ではないところが更に楽しい!こんな魔王様の元でなら、魔界でも楽しく暮らせそうかも?お薦めぎょろす(^^)!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(126文字)
魔界の住人ってかなりミーハーなのか、トレンドが中途半端な時代感。もうすぐきっと、絆創膏がはやる。そんな予感のする魔界行。大変よろしいと思います。
コルテーゼとメアリーの小気味よい会話が魅力的です。短編として終わらせるのが勿体ないくらい世界観が作り込まれています。二人の出会いの詳細も知りたいですし、続きも読みたいと思える作品でした。ありがとぎょろす!
魔王と側近の掛け合いが良かったです。
2025年、自分もまずは「 ぎょろす 」から頑張って行かないと!!俺のこの手が仕事を拒みぎょろす!
主人公が仕えている魔王様が、可愛くて弱いです。そこがとってもコミカルです。話もスムーズに進み、ずっと笑わせてくれます。最後に見どころもあり素敵でした!それでいて、世界観とキャラがしっかり作られているので、短編にしてはもったいないと思いました。頭空っぽで笑えるストーリーを見たい人にお勧め!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(179文字)
最弱魔王様。弱いうえに妙に達観した感じのキャラなのですが、そこがいいなと思いました。話も攻勢がしっかりとしていて読み応えがありました。