『ズンドコベロンチョ』につま先だけ（三界火宅エッセイ談）

言葉は日々増加します。

試しに思いついた音を重ねて検索してみたら良いのです。
〝さぐ〟なり〝ぴろ〟なり、ほとんど何らかの答えが返ってきます。

でもそれは何？
だからつまり何？

という気持ちは消えません。
そんな現代社会の抜き差しならない言葉の海で溺れている人の語り。
それが本作です！
訳わからないものは、訳わかわからないままで良いのです。
だって今まで訳わからなくでも支障なかったし。

知らない言葉で頭が混乱した経験のある方は、ぜひ御一読ください！

きっと、また混乱しますよ？

ズンドコベロンチョに誘われて拝読、

ここでいろいろ語るより読んでもらった方が面白い。
謎の言葉ですよね。ズンドコベロンチョ。

この世は知らない言葉にあふれている。
ウィキペディアで調べてもググってもよく分からない。
テレビの解説や実況を見聞きしてもチンプンカンプン。

わからん！　――と、心が叫び出したくなるお話。

無駄に多いカタカナ用語。
それってみんな知っているの？　一般常識？

これは時代がそうさせているのかと都合のいい錯覚さえ覚える。

この世に存在する奇怪で理解しがたい概念は全て『ズンドコベロンチョ』であってほしいとすら思ってしまう。そうすれば、諦めもつく。

地味に共感を覚える。

誰かのせいにしたい。

歳はとりたくないものである。