主人公は、女性の死体に美しさを認め、それを描くことが供養であるとした。『金閣寺』に通ずるものがあるやもしれぬ、それこそ、白昼夢のような。淡く妖しい情景描写でございます。
美しい海岸に横たわるエメラルドグリーンその光景を目撃した彼がした事は、常識としては間違っているかもしれないが……芸術家としては至極真っ当なのだ
ぞくぞくとする情景の中に、たしかなホラーが存在する!やっぱこの人が書くホラーはクレイジー!