女王陛下の犬は闇のフクロウ

＜あらすじ＞
王位継承が差し迫る中、アリア姫がいよいよ結婚相手を決める時が来た。
知性溢れる者、豊かな財を持つ者、武勇に優れた者。自らの持つ魅力を駆使して我こそはと名乗りを上げる人々。
しかしアリア姫が自ら選んだのは名門メア家の青年だった。
彼は見た目だけは完璧な貴公子だが、実際は並より知性が無いらしい！？
戦えない、踊れない、女性に出した恋文はあまりにもスペル間違いが多いため相手が添削して返して来るという。
ちょっと様子がおかしい残念公爵と、聡明なアリアが結婚するその訳は？

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【アリア・ファナブレスカ】
・バルディーン王国の次期女王。まだ戴冠していないが、すでに父王から実権を譲られている。幼い頃事故で二人の兄を失い、ク…続きを読む