概要
時は室町時代後期、庶民(農民)から生まれた不世出の英傑・豊臣秀吉が誕生してから少~し後、秀吉の正妻・高台院(ねね)の実弟として生まれた男、幼名・小吉(こきち)、長じて杉原定吉(すぎはらさだよし)は転生者だった。
この物語は、優れた知能も大した技能もなく、少しばかりの前世知識だけで、「豊臣秀吉について行けば、立身出世が出来る!よっしゃ勝ち組やんけ」と、豊臣秀吉に小判鮫の如くピッタリくっ付き、立身出世に便乗して自分も左団扇で大名に成ろうと目論む、とあるゲスい転生者の話である。
この物語は、優れた知能も大した技能もなく、少しばかりの前世知識だけで、「豊臣秀吉について行けば、立身出世が出来る!よっしゃ勝ち組やんけ」と、豊臣秀吉に小判鮫の如くピッタリくっ付き、立身出世に便乗して自分も左団扇で大名に成ろうと目論む、とあるゲスい転生者の話である。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!2026年大河『豊臣兄弟!』、2025年裏大河『木下兄弟(義理)』
豊臣秀長、竹中半兵衛、黒田官兵衛を足して3で割らずに、ゲスさをひと摘み加えたような主人公。
華麗な戦術や、ドロドロした政治的駆け引きではなく。しがらみや筋目、立場など、人が人である限り逃れ得ぬものを使い、相手を排除していく珍しい作品。
華麗な戦術を”空手”、政治的駆け引きを”柔道”とするならば、この作品は相手の力を使い相手を倒す”合気道”のような作品。
主人公本人は本能寺の変からの、関白豊臣秀吉誕生により豊臣政権が誕生するから”便乗”で出世と考えているようだが。
これほど好き勝手暴れて、はたして願い通り史実のように進むのだろうか……