人形騎士という機甲兵器(ロボット?モビル・スーツ?)を主戦力とした、長きに渡る「統一戦争」が終結し、歴戦の兵士であった主人公の男爵令嬢(TS転生者)は、理不尽な理由で軍から追放される。偶然知り合った、訳アリ侯爵令嬢で魔術師の少女と共に、故郷の衛兵団に入った主人公だったが、様々な闘いに巻き込まれのだった――
「聖戦士ダンバイン」以降、連綿と作られてきた「異世界ファンタジー+ロボット」物。相性の良い取り合わせではあるが、その分、作品数も多いので、書くのが難しい分野ですよね。(私見です)
この作品は、そんな「異世界ファンタジー+ロボット」に、TS転生、追放令嬢という要素を組み合わせたユニークな内容になっています。
とにかく、人形騎士のバトルが熱い! 何より、メカのネジ1本の動きまで伝わって来るような描写から、人形騎士に対する作者の愛情が随所に感じられ、往年のロボット・アニメファンの心を揺さぶります!
まだまだ序盤なんでしょうが、これからの人形使いとしての主人公の活躍、ホント、楽しみです!