概要
人生は英雄と悪魔の量子もつれなのか?はたまたジェットコースターなのか?
Fun & Interestingを標榜するあの青山翠雲氏が緊急出稿、いや、緊急出航!!時代の過去と現在と未来を読み解き、知識が整理されつつ、笑い転げられる書物は此れを措いて他になし。地球*エーアデ*ガミタスの「三星体問題」を解決の行方を見届けるのはあなただ!当初の想定外のまさかの『芥 Ⅲ』の刊行だけに、あなたの想定を遥かに上回る企画外のソリューションが待ち受けている!メインキャラクターの進化なのか退化なのか、変わらぬDNAなのか!?見届けるのはあなたしかしない!時事問題全部のせの新鮮海鮮丼並みのフレッシュなネタ満載の痛快コメディ・アカデミック・ノベルをご堪能あれ!
この小説がクダラナイ愚作なのか、はたまた、量子力学&相対性理論的計算のはりめぐらされた傑作なのか、それは、あなたが最後の一文
この小説がクダラナイ愚作なのか、はたまた、量子力学&相対性理論的計算のはりめぐらされた傑作なのか、それは、あなたが最後の一文
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!辺りが“白濁”するように感じる話です
芥シリーズ第3段であるが、Ⅰ、Ⅱに続き、主人公は、芥シリーズⅠ、Ⅱと同じ青山翠雲。職業はジャーナリスト。
Ⅰ、Ⅱをお読みで無い方には申し訳ないが、いろいろあって、主人公の青山は、惑星エーアデに再度赴くことになる。
そして、いろいろあって、青山は、与えられた任務を遂行し、地球への帰途につく。
この、“いろいろ”が、もちろんこの物語の中軸をなし、壮大なテーマの中枢を語るのだが、それをここに書くと、え〜っ、そんな話ぃ〜?と、読者が離れていくのは目に見えているので、あえて“いろいろ」とだけ述べておく。
一つだけ言えるのは、他の青山作品と同様に、読んでいて辺りが何故か“白濁”して見えるというこ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!量子もつれを最適化するのは「交渉」だったりする
青山 翠雲先生を以前私は「カクヨムの鬼才」と評したが、現在は「カクヨムの天才」と認識を新たにした。二回拝読したが、正直な感想は、モーツァルトを前にしたサリエリの気分である。
青山先生の文章は学術的であるのに読みやすい。全編を通じて青山先生の世界に対する愛が貫かれている。小説を読むことで先生の愛に触れた時、青山先生というウェブ小説界史上空前絶後の天才ぶりを痛感した。
こんがらがった量子もつれを最適化するのは、「交渉」に他ならない。読めばあなたも新たな物語を構築したくなるだろう。それは「新米」となって誰かの食卓を潤すであろう。