読み進めれば読み進めるほど、「幸福感」で脳をとろかされそうになっていきます。
魔道具屋で一日店員として働くことになった主人公。そこで働いている「先輩店員」のルルテアナさんに出迎えられ、色々と案内を迎えることになります。
ルルテアナさんは主人公よりも一つ年下。でも、「自分の方が先輩」だと、ひたすら「先輩風」や「お姉さん風」を吹かせて、色々とお世話をしてこようとします。
この感じがもう、たまらなく胸に迫ってきます。
以前、何かの記事で読んだことがあります。「男というのは、年下の女の子が相手でも『甘えたい』という願望を持つものだ」と。
本作はそんな願いをしっかりと叶えてくれます。「女の子に思いっきり甘えてみたい、思いっきり甘やかされてみたい」と。そして「あえて年上のお姉さんではなく、年下の美少女に甘やかされたい!」という。
この「あえて」がすごく重要なのです。年下で、ちょっとしたことで「あわわわ」になっちゃう隙だらけな女の子なのに、背伸びして先輩風を吹かして必死にお姉さんぶろうとする。
そんなルルテアナさんとの楽しいおデート、そして肩もみや耳かきなどのフルコース。
ASMRで音声化されれば間違いなく、強烈な甘々っぷりに脳をとろかされること間違いなしな一作です!