まずキャッチコピーで笑いました。しかし、冒頭は特撮ヒーローの持つシリアスな戦闘描写。更に一転して、主人公の世知辛い現実の不満に共感し大いに笑うという、シリアスとコメディの急激な反転によるカタルシスを体験できます。人生をめちゃくちゃにした組織への私怨という極めて個人的な動機に裏打ちされた「この不遇なヒーローが異世界でどのように怒りを爆発させるのか見たい!」という、高い期待感と爽快感が第一話から強烈な魅力を放っていました。貴方も「ガラの悪い仮面◯イダー」の勇姿と暴れっぷりを見届けてみませんか?笑
コメディ多めの内容。クスッと笑うところから、思わず吹き出しそうになるところまでたくさんのものがあります。しかし戦闘は、迫力満点のシーンになっていて、息を呑むようなものが多かったという印象です。総評!続きが楽しみ!!!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(283文字)
完璧じゃないからこそ、目が離せない。息をのむほど迫力ある戦闘シーンは一度読んだら忘れられません。バランスの良いギャグ要素で、重くなり過ぎず、スイスイ読めます✨読み進めれば読み進めるほど、彼の魅力に深くハマっていくこと間違いなしです!
眼窩に指をねじ込みチップを掻き出す→「清々しい」に転ぶカタルシス。ここで主人公の“自分の意志”がはっきり立ってました。
とにかく作品のテンポが良くて読み始めると止まらないですエンタメ要素も高く面白いですフィジカルお化けのダークな主人公の魅力が高いのもポイント
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(162文字)
戦闘描写が素晴らしく視点が変わるため臨場感満載で読み進みやすいです。
特殊なスキルは必要ない。すべてをその蹴りに込めて世界を切り開け。魔法?そんなものは必要ない。武器?それもまた必要ない。そう、己の脚だけを頼りにあらゆるものを蹴り倒せ。
目まぐるしく変わる視点、端的な台詞と押しつけがましくない説明、アニメの絵コンテをそのまま小説化したような表現が、読む者の手を引き異世界へと誘う。
ヒーローなれど必殺技を叫ぶことなく、ただ蹴りをもって敵を屠る。主人公であるダークヒーローと、直前の戦いでヒーローに駆逐された怪人が、異世界でどんな物語を見せるのか?異世界では、祈りの言葉を間違えぬように……