あの日、あの時、あの通学路で

この世に永遠はない。
どれだけ祈ろうと、いつかは別れの時が来る。
それでも、僕達は前に進むしか無い。

・何の不安もなく、ただ楽しかった『一年生』
・何も考えず、時間だけが流れてゆく『二年生』
・何かに追いかけられ、何かと自分を比べ、それでも必至に食らいつく『三年生』
・その先に待ち受けるのは、誰も抗うことのできない『卒業』と『別れ』

友人たちと走るいつもの帰り道は、そんな僕らの高校生活そのものだった。
しかし、その先に待ち受けるのは、誰も抗うことのできない**『卒業』と『別れ』。

今、僕は最後の帰り道を走っている。


この作品は、現役高校生である僕の学校生活を振り返ったものです。
皆さんも、一度は学生時代に経験したであろう、あの夏の切なさを感じていただけると嬉しいです。

※『カクヨ…続きを読む