この作者さん、個人的に作家読みしてるレベルで「主人公の強さや、世間からの評価を『溜めて』“解放する”」のが上手い作者と認識しているのですが今回の作品も、まぁー、見事に跳ね上がりました。『6七歩』の衝撃は健在です。三ツ星で評価します。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(163文字)
名前からドンパチやるんだろうなってのは読み取れる作品でしたが、転移というファンタジー要素が絡むと化けるんだなって感じる作品。閑話で1話丸々って要素は今のところ見当たらず、淡々としている部分もあって、SF的な要素を読むのにそこまで苦労しないのもポイント高いかと思いますね。継続的な執筆で最後まで行ってほしいと思います。
これ職業作家さんが書いてるのでは?ってレベルで面白い一気読みしても全くダレないし、飽きないし、ずっと読み続けたい誤字脱字も無いし、会話文や地の文も軽妙で本当にスラスラ読めて世界観に引き込まれる皆、これは読んどこう。これは良い作品だ!