概要
ひとつのカラダにふたつの魂 あなたが転生出来るまで私の仕事を手伝って
『異世界転生を司る女神』プルクラ
美しい女神プルクラは、忙しかった。
部屋でひとり、泣き言を言う程忙しかった。
透き通る様に美しいと褒められる肌は荒れ、
上質なシルクを連想させるはずの銀糸の髪は、
見る影も無かった。
——見た目なんか構っていられないわ
そんな追い詰められた社畜女神は、
疲弊した魂を見つけ、その能力に目を付けた。
「あの娘を私に転生させればいいじゃない」
軽い気持ちで『転生者会議』を切り抜け、
いざ!転生!カモンと、思ったけど、
受け入れる魂の疲弊は、かなり酷かった。
事を知った女神プルクラは、心から心配し、
魂の救済をする事にしたのだけれど……?
女神プルクラと、疲弊した魂と、
転生に纏わる神様達のお仕事を通じた、
ヒューマンドラマをご覧ください。
小説家になろうも同時掲載中