概要
“問題ないです”の一言が、地獄の始まりだった
銀歯が欠けた日から始まる、笑いと痛みの歯科通院記。
「キュイーン」に怯え、「地獄の門」が開く——
歯との戦いを、さんまサン風で語る、魂の叫びエッセイ!
「キュイーン」に怯え、「地獄の門」が開く——
歯との戦いを、さんまサン風で語る、魂の叫びエッセイ!
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!そんなん銀歯ちゃうで地獄の釜の蓋やで
素人の思うところの、歯を直すって行為は痛み100%消してほしいということで。
痛くさえなくなったらば、最悪虫歯のままでも構わない。
そんなくらいの勢いですよね。そうですよね。
ところが
作者の天音空さん。
治療が終わった後も、痛みが止まず治療は、続いているんです。
この不条理。
もともと天音空さんは歯医者を嫌います。
まして、この仕打ちです。
結果、並んだ罵倒の言葉が、やたらと面白いのです。
どれだけ歯医者が嫌いなのかと。
歯医者に親でも殺されたのかと。
笑いながら訝しむ程です。
歯医者を蛇蝎のごとく嫌う方。
いま歯が痛い方、必見です。
それ以外の方だって、笑いたいなら寄ってみて読ん…続きを読む - ★★★ Excellent!!!なんやこれ、歯が四季を感じとるんか⁉
そんなところに詩的なセンスを混ぜるの、実に素敵。
脳内にさんまさんを思い浮かべながら読ませていただきました。
歯医者、嫌ですよねぇ。
あのキュイーンっていうドリルの甲高い音、歯から響く振動、うーっ、思い出しただけでいやな気分になってきます。
しっかり磨いてるつもりでも虫歯になってしまうの、どうにかなりませんかね。
で、なったらなったで治療になかなか大変な金額がかかってしまったり。
以前歯が欠けた時に治療してもらったら、5000円以上かかっちゃいましたよ。
言ってしまえばただの「歯医者が嫌」というだけの内容ですが、ユニークな表現でありながらもコンパクトにまとめられているため、実に軽快に読…続きを読む