私のCEマシンは日立のペルソナです。 5月6日に秋葉原のツクモで購入しました。 ペルソナの一番の魅力はデジタル携帯電話/PIAFSインターフェイスを内蔵していることです。 この為、PCカードスロットを使わず、低消費電力で通信することが出来ます。
バッテリーの持ち時間ですが、PHSによるメール送受信を5回ほどと、メールなどの文章作成で、約2時間です。 ただ、ペルソナにはバックライトを調節する機能([Alt+アドレス帳]で暗くする。[Alt+タスク]で明るくする。)があり、室内などでは7段階のうち2番目に暗いモードでなんとかやっていけます。これだと約4時間持ちます。 また、バッテリーの警告が出てからでも、バックライトを暗くすればそれから更に使えます。
運良く、ROMモニターに当選しました!ROM交換後の使用感ですが、アップデートモジュール2導入後より、速く安定した動作をしています。特に、アプリケーションの終了が速くなった気がします。PDC/PHS接続は以前と変わらず、問題なしです。ソフトモデムについても、まったく問題ありません。使用中も使用後も遅くなることはありませんでした。これで、1万円くらい得した気分です。それと、アップデートモジュール2導入後のバックライト残灯現象ですが、新ROMでは発生しませんでした。これで、1日10秒くらい得した気分です。初期ペルソナは色々と問題を起こしてしまいましたが、この新ROMを使う限り、これからの日立には期待出来そうです。
ペルソナの録音ボタンを無効にする方法をご紹介します。 レジストリエディタ(Windows CEには含まれていません。Mobile Computer Software Gallery、またはTascalSoftで入手して下さい。)で、
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Shell\Keys\40CF
以下を削除します。 すると、ペルソナの外側についている録音ボタンを押してもボイスレコーダーが起動しなくなります。 私は蓋を開ける時など、よく間違って押してしまうので、この方法で無効にしています。尚、
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Shell\Keys\40CF] @="\\windows\\voiceapp.exe" "@"="\\windows\\voiceapp.exe"
において、任意のアプリケーションを指定すると、録音ボタンでそのアプリケーションを起動することが出来ます。
また、
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Shell\Keys
以下のレジストリを変更することにより、ショートカットキーを自分で作ることが出来ます。但し、嶋田さんが作られたHP620LX(日本語版)、ペルソナ用アプリケーション起動キー設定ツール KeySetCE を使った方が無難です。
Windows95マシンとWindowsCEマシンはシリアルポート接続が出来ます。 しかし、デフォルトでは通信速度が19200bpsとなっています。 これでは、データの同期やソフトのインストールに大変時間がかかってしまいます。 ここでは、「WindowsCEの秘密」吉野敏也著(ナツメ社)を参考に、シリアル接続の通信速度を115200bpsに設定する方法をご紹介します。
PHSを使って32Kデータ通信をする為には、プロバイダーがPIAFSに対応していることが必要です。 しかし、私が使用しているプロバイダーはどれもPIAFS対応ではありませんでした。 既にPHSを買い換え、PDC/PHS接続ケーブルまで買ってしまったせっかちな私は、一つ残された方法があることに気付きました。 ここでは、NTTドコモのPTE経由でのPIAFS非対応プロバイダーへのアクセス方法をご紹介します。
Windows CEでICQをすることが可能です。但し、日本語の使用に制限があります。 まずPCでUIN(Universal Internet Number)を取得します。 次に、Mirabilisへ行き、CE用のICQをダウンロードして下さい。 もしH/PCのWindowsフォルダにmfcce20.dllが入っていれば、そのままで動作可能です。 入っていない場合、ここで入手して下さい。 あとは、PCでのUINを使いmirabilisに接続します。 まだ、プレビュー版ということもあって、日本語を使うと文字化けを起こすなどいくつかの問題点があります。どんな不具合があり、それに対する対処方法がこおへいさんのページで紹介されています。 私のUINは13644344です。どうぞお気軽に声をかけて下さい。
Windows CEでの関連付けは95のように容易ではありません。 ここでは、伊藤栄一郎さんによるASSOCを使って、拡張子がtxtのファイルを中村智史さんのqeditに関連けをする方法をご紹介します。 今、ASSOC.EXEが\Program Files\ASSOC.EXE、qedit.exeが\Program Files\qmail\qedit.exeにあるとします。 「ファイル名を指定して実行」で
"\Program Files\ASSOC.EXE" .txt="\Program Files\qmail\qedit.exe" %1
と入力して実行します。 これで、txtファイルにqeditが関連付けられます。 また、レジストリエディタ(Windows CEには含まれていません。Mobile Computer Software Gallery、またはTascalSoftで入手して下さい。)で、HKEY_CLASSES_ROOT\txtfile\Shell\Open\CommandのDefaultのデータを
"\Program Files\qmail\qedit.exe" %1
としても同じです。 #ありやまさん、伊藤さん、ありがとうございました。
Windows CEにはデータベースフォルダというフォルダがあります。 これは実は仮想フォルダで、一般のユーザーは閲覧や編集が出来ません。 しかし、伊藤栄一郎さんによるdbappを使えば可能です。 やり方は、console上で
Create sample database:(データベースを新しく作る)
    dbapp -c test schema.txt
Delete sample database:(データベースを削除する)
    dbapp -d test
Import sample data:(データベースをファイルから読み取る)
    dbapp -i test schema.txt data.txt
Export sample data:(データベースをファイルに書き出す)
    dbapp -e test data1.txt
などと打ちます。例えば、ICQ Contacts ListをList.txtにエクスポートするには、
dbapp -e "ICQ Contacts List" List.txt
のようにデータベース名にスペースが入っている場合は、""で囲みます。
Windows CEのメーリングリストで赤坂 健さんが、デスクトップに HTMLファイルを表示する方法をご紹介されました。 方法は、デスクトップフォルダを削除(移動)して、HTMLファイルの ファイル名を半角カタカナで"デスクトップ"(拡張子なし)として、 Windowsフォルダに入れるというものです。
その一つの活用法として、デスクトップに付箋紙を置くことが出来ます。 方法は、フォームを含んだHTMLファイルを上の方法でデスクトップに表示 するだけです。 すると入力フィールドに文字が入力出来ます。 リセットをすると消えてしまいますが、メモ代わりに使えます。