2003.10.1 (水)
- いままで少女漫画ってほとんど読んでなかったのだが、最近月に2、3冊程度適当に買うようになりました。先月は栗生つぶら『ブラックチョコレート』、西炯子『STAYプラス お手々つないで』を購入。割と直感的に買っております。しかし、未だどれがどの年齢層向けの雑誌かイマイチ分かりません。
- 『カーニバル』。2287/3116ページ目。ようやくラストの五輪の書に突入。だけどちょっとお休みして『涼宮ハルヒの溜息』を読み中。
■【少年マガジン】NO.44
次号、長田悠幸『イースタンイースタン』が読切で登場。前後編で113ページ。昨日も書いたけど、ヤングキングにも前後編の読切が載るので今月だけで150ページ以上掲載されることに。ちなみに裕幸から悠幸に表記が変更されてますな。ひろゆきと間違えられやすいからなのかな。
▼[読切] 目黒広治 『天然やられキャラ少女 招鳥〜ヲキトリ〜』
1月に発売された「マガジンFRESH」に『プラちナ』&『持ち込み侍』が掲載された目黒広治が本誌に登場。主人公。高柳あきほは歩くたびに何かと絡まれてしまう。そんな主人公のもとに、警視庁特殊科学捜査課の刑事が現われ、人に襲われやすい体質、Iゲノムの遺伝子の持ち主に間違いないと言われる。さらに、その能力を逆手にとって、オトリ捜査員になってくれと告げられるが―――。といた感じで事件に巻き込まれていくマガジンらしい美少女コメディもの。カラーは下手だなーと思ったけど、漫画の絵はまずまずしっかりしている。意外とエロさはあまりなかったけど。主人公の趣味がプラモデルという、ハズシた感じがちょっとツボに入いりました(しかもテコンVネタでくるとは。ちなみにコレね。)12月発売の1号に再登場とのことです。
■【少年サンデー】NO.44
次号、『トガリ』を連載していた夏目義徳の読切『オロチ 大蛇』が掲載。
▼[読切] 大和八重子 『PUMP☆IT★UP』
以前、『タケル道』を連載していた大和八重子が読切で登場。ビーチバレーもの。うーん微妙だなー。打ち切り漫画のような締めかたを読切でやるなよなー。
■【近代麻雀】11/1号
▼[読切] ふんわり 『ハイヤーグラウンド(後編)』
11月1日発売号より新連載開始とのこと。
▼[次号/新連載] 柳田東一郎(原作:河本茂樹) 『ピカレスク』
■【漫画アクション】NO.39
今号にて残念ながら休刊。春に隔月誌として復活とのことです。ここ数年は迷走しながらも、最近はかなり面白くなってきてただけに残念。案の定ほとんどの作品は終了。あの『ルパン三世』ですら終わってしまいました。『女子高生』は12月発売の特別増刊号にて続きが掲載。『マエストロ』は単行本で続きが掲載。『馬なり1ハロン劇場』と『帰ってきたどらン猫』はWEB連載で継続とのことです。『凡破!』は第一部完とのことなのでもしかしたら復活あるかなー。ドラマ化が決定した『独身3』は完とも書いていなくて普通の終わり方だったけど続くのかな?あとここ数ヶ月休載しっぱなしの『軍鶏』は隔月誌に引き継ぐらしいのだが、どうなんでしょうかね。モーニングの連載次第かな?本当に復活するかは分からないですけど、期待して待つことにしましょう。
▼[読切] 相原コージ 『スラップスティックネコ』
▼[読切] 江口寿史 『イソノの嫁』
▼[読切] やまだないと 『介ノ一飯一宿』
▼[読切] 影山光 『六道迷い辻』
■【ウルトラジャンプ】10月号
▼[読切] 今井神 『NEEDLESS-エゴイックロータス―』
これまで何度か掲載されていましたが、再度登場。今回はギャグ度が高め。
▼[読切] 大沢美月 『QUEEN SOUL』
大沢美月ってよく知らないのだが楠圭&大橋薫姉妹と何か関係あったっけ?まんまこの二人の絵とかポーズとかそっくりだなー。
▼[読切] 毬木弓冬 『目狐奇譚』
5月号に続いて再度読切で登場。
▼[次号/新連載] 今井神 『NEEDLESS』
んで今号読切掲載された作品がようやく次号より連載スタート。これが初連載ではありますが、同人誌で1冊200ページくいらのオリジナルの漫画を何冊も出しているし、WEB連載の『あんごろもあちゃんの地球侵略にっき』でも有名だし、新人って感じではないですな。
2003.10.3 (金)
■【モーニング】NO.44
モーニングって今年に入ってから何本新連載が始まったんだろうか。月イチ連載とかシリーズ連載を入れると毎月2、3本ずつくらい始まっている気がする。ちなみに今月も高梨みどりと山崎さやかの新連載が始まるようです。
■【少年チャンピオン】NO.44
▼[新連載] 桜井のりお 『子供学級』
第58回赤塚賞佳作受賞作家で少年ジャンプ28号に『そーじの時間』が読切掲載された、桜井のりおがチャンピオンのほうでデビュー。見た目はどうみても小学生の5年2組の担任となった女教師を中心に繰り広げるドタバタギャグ。もうまんま同誌で連載中の『浦安鉄筋家族』+『無敵看板娘』という感じ。かなりかぶり気味なんだけど、これはこれで独立した面白さがあります。丸っこくて頭大きめのキャラクターもカワイイらしさもあり、憎たらしさもあって良いです。ちなみに作者は85年生まれつーことでまだ高校生らしいのだが、学校に行きながら週刊連載するつもりなのだろうか。
▼[読切] まるやまひろし 『やみくも!なみだめ先生』
▼[次号/新連載] みさき速 『曲芸家族』
■【ヤングサンデー】NO.44
▼[読切] 阿部潤 『星のにおい』
スピリッツの巻末のエンタ力というコーナーの「おとなのおもちゃ ぢゃんきい」でちょこっとだけ漫画コラムを連載している阿部潤が古巣のヤンサンに久々登場。序盤は普通の恋愛ものかなーと思っていたんだけど、途中から凄い展開に。とにかく何がなんだか分からんが凄かった、としか言えない。震えた。なんだろう、この荒唐無稽さはまるで舞城王太郎の小説を読んでいるような感覚。阿部潤の高い画力のお陰でより一層凄みが増している気がします。最後のほうは江川達也のような絵になってたけど。