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sea of tranquility
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2004.4.13 Tue.   隠し年金/『The Italian Job』
関西は夕方まで良いお天気でとても暖かかったのだけど、夕方のニュース・天気予報の表現によると関東は寒かったらしい。「今日は寒かったですが」の前置きに母と2人して咄嗟に「どこのハナシやねん!」「北海道かい!」とツッコんだのは言うまでもない。

ハテ、このネタで書いたっけ、それともボツにしたのだっけ、と悩みつつ作成・更新した雑記に共感者がいたコトが物凄く嬉しかったりするが、下り坂に向かいつつあるお天気同様、TV番組は特番か野球中継の澱んだ選択肢しかないらしく、炊き込みごはんと温野菜サラダな夜ごはんを食しつつ「誰も教えてくれない年金の疑問イッキに解決スペシャル」なんぞを見る。

どこまでマジメに取り組んでいるのかわからん内容及び出演者で、ともかくわかっているようでわかっていない「払っても払わなくても泣くことになるよ」年金制度についてギモン形式でわかりやすく説明を試みたようである。結局バラエティ止まりとしか思えなかったけど。

で、番組ではわかりやすく「隠し年金」と表現していたが、正しくは「特別支給老齢特別厚生年金」とやらで65歳前に支給される制度があるらしい。しかし対象になるのは団塊の世代あたりまでのようで(当然私も「恩恵」外)、それより若い世代は「払い損」感が募るだけであった。それでなくても掛けるメリットはあるんか?制度だからしてヘタにこの番組を見て「バカバカしい、払い込むのヤメた」と思う人が増えるのではないだろうかと老婆心を抱いてしまった。

また支払(正しくは徴収)額節約方法とか増額の裏技なども紹介されていた。けどその「いくらお得か」計算に上納開始年齢20歳で既に結婚していることとして差額をはじき出すのは現実感に乏しいし、何より「支給申請手続きは書類だらけで如何にもお役所仕事」なのはともかく、その書類を「漢字ばかりで読めない・わからない」と決め付けるのもどうかと思う。小学生ではあるまいし。

お役所コトバは確かに一般市民には通じない場合が多いけれど、単に漢字が多いだけで「読めない」ってのは単なるバカではないのか?「難解な用語」とか「役人コトバ」と表現するべきではなかったかな。尤もお役所コトバはワケのわからんカタカナの羅列がトレンドっぽいので、要するに年金関係に関しては相当ムカシに作成され、それが使い回しと言うか、長年改訂されることなく使われ続けていると言うことだろう。そんな時代に即応しない旧態依然体質及び制度だから破綻するのだ。トクするのは年金族や役人・議員ばかりでは誰もヤツらを養うための年金なんぞ払うものか。と言う考えに至るのは私だけではないだろう。現実には強制的に支払わされている身であるが。

帰宅してディスカバリーチャンネル「サイエンスフロンティア:太陽系の嵐2」再放送、「感情と脳の科学:幸福感(興味のある方はログまたは4/14付雑記でお目汚し下さい)」を見、更にDVDを観る。予報通り夜半から雨になった。

【今日のニュースめも】

天文:
An Iridescent Cloud Over France(薄い雲と太陽光線の角度による虹色の芸術"彩雲")
Chemists teaming to develop Mars-life finder(火星の有機体・アミノ酸探査について)
April 12: Historic day for space program(関連:『Yuri's Night(ユーリズ・ナイト)』@ガガーリンの有人宇宙飛行記念イベント、世界各地で開催)
宇宙ステーション、観光旅行者の滞在が可能に?(カネさえあれば、か)

サイエンス・テクノロジー:
世界最高の磁場、21.9テスラ達成 物材機構と神鋼(鉄分摂り過ぎてパワフルMRIに入ったらコワそう)

自然・環境:
アザラシの大量捕殺解禁、35万頭を予定 カナダ(ホッキョクグマのごはんなのに...)
ツシマヤマネコ3つ子誕生 福岡市動物園で初(フツーは一度に何匹出産するのだろう)

健康・医療:
“米粉パン”に小麦粉混入でアレルギー症状(アレルゲンの怖さをもっと教育しなくてはイカンと思う<少しくらいダイジョーブだろうとナメてかかるパカが多い)
患者にかまれ看護助手の女性がC型肝炎に(暴れる患者には猿轡と手錠が必要なのカモ)
大リーガーも死亡のエフェドラ全米で販売禁止(自殺薬として売り出すとか、死刑執行に流用してはどうだろう)
イカの発酵で酸欠状態か、韓国船から3遺体(烏賊の武器は墨だけではなかったらしい)

web・IT関連:
「ブラウザーベースの攻撃」が新たな脅威に(『ブラウザー・クラッシャー』とやらはIEを滅ぼすスーパーブラウザのことではないらしい)
携帯カメラで撮るもの、男女で違う?(年代・性別・職業などによって使い方も違うのだろう<主婦の6割「よく使うのは、携帯メール」)
JR東、「スイカ」機能付き携帯を05年度後半に実用化(先日TVでやってたっけ<ますます「ケータイ失くしたら大変!」化)
腕テレビが登場(本体55gでも単3×4の外付バッテリーパックを装着するとソレなりの重量になりそうだな)

雑ネタ:
数学・算数の楽しさ伝える学者の出前制度、今月開始(日本数学会提供らしいが国民の科学技術離れ、ここ5年で進む…内閣府調査とかなので「科学に興味を持つ社会環境の整備」が必要なのでは)
“夢祭典”にザ・フーもついに初来日(元気なおやじロッカーとは対照的やな<技術系の45%やる気減退 3年前と比較、民間調査)

おまけ:
カリスマRQ青柳玲麻、卒倒必至の官能美(そうか?私は「隠し気味」の方が好みだなぁ<ダイアン・クルーガーの超大胆ショット)

ニュース情報元はこちらを参照して下さい



【dvd:ミニミニ大作戦】

仮出所したばかりの名泥棒ジョン・ブリジャー(ドナルド・サザーランド)を仲間に引き入れ天才窃盗犯チャーリー(マーク・ウォールバーグ)はヴェニスで3500万ドルの金塊強奪に成功するが、仲間のスティーヴ(エドワード・ノートン)の裏切りで金塊と敬愛するジョンの命を奪われた。

1年後フィラデルフィアにいるジョンの娘ステラ(シャーリーズ・セロン)の元にチャーリーが現れ、スティーヴがフレゼッリの偽名でロス在住と言うことがわかり、盗まれた金塊を取り戻す計画中と語る。金庫破りの名人ステラは父の復讐を兼ねて参加することを決意し、チャーリーの呼び掛けでハリウッドに潜む裏切者から金塊を取り戻すためかつての仲間が一同に揃う。

運転のプロ、ハンサム・ロブ(ジェイソン・ステイサム)、爆薬のプロ、エキスパートレフト・イヤ(モス・デフ)、コンピュータの天才"ナッブスター"ことライル(セス・グリーン)を加えた5人は各々の得意分野を活かしてフレゼッリの屋敷や金庫の配置、ユニオン駅からの逃亡ルートなどを調べ上げて行く。レンチ(フランキー・G)の手を借りてミニクーパーを改造して1300kgの金塊を積んで逃走することにしたが、決行当日アクシデントが起きる。

*****

邦題・原題とも同じ1969年版のリメイクである。と言っても私はオリジナルを見ていないので同名タイトルにした意味も意義もわからない。ただミニクーパーが走ると言うだけのようだった。何せキュートな車だからしてカーチェイスシーンも迫力に欠けると言うか、スリルとサスペンスより「かぁわいい♪」が先に立ち、そのクルマと張り合う主役が誰なのか最後までよくわからなかった。

ともかくキャスト全員強烈なキャラがいないと言うか、影が薄い。何と言っても『猿の惑星』でのトロい宇宙飛行士より『ブギー・ナイツ』の巨根イメージが貼り付いているマーク・ウォールバーグにはどう見ても華がない。エドワード・ノートンは憎まれどころの悪役としては良いセン行ってたかも知れないが、それでも地味である。おまけにシャリーズ・セロンもお色気・美人っプリ炸裂ではないので際だった存在感も示していない。犯罪の天才が集まったワリには大人しいチームで、一番ステキだったのはドナルド・サザーランドではないかと思う。

出だしのヴェニスからジョンがヤられるまではなかなか良い雰囲気だったのに、米大陸に舞台が移ってからはどうも陳腐に感じた。脚本がイカンのか、配役に問題があるのか、アイデア不足なのかわからんけど、随分カネが掛かったらしい(製作費130億円トカ)ワリにおもしろくなかった。カネの使いドコロが悪いんだろうか。監督はF・ゲイリー・グレイ。
(2003年アメリカ映画111分)



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