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2003.1.1 Wed.
ムービーマラソン/『Tank Girl』
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どこがどう違うと言うことはなくても既に年は明けて2003年となったのだけど、去年から持越したことになるフルーは未だ完治の気配も見えず、相変わらず朝から咳と痰に苦しむ私である。実家に戻ると母が年賀状の区分けをしていた。このあたりでやっと「新年」の実感がして来た。
かなり以前から年賀状を出さなくなったので、今年はついに高校時代の友人からの時候の挨拶も途絶えてしまったようである。ちょっとばかり寂しい気もするが、自業自得だ。そう言えば一時は嬉しそうにeカードを送りまくったものだけど、最近はそれもしなくなった。いつからできるだけしがらみを断とうと考え始めたのか覚えていないけど、年々世間を狭めているのは確かなようだ。良く考えたら寂しい人生だな。
住処に戻ってまずは昨日荒らしまくった玄関部分の整理を開始する。まずはステインを塗ったスノコ2枚をビスで固定し、キャスターに乗せて靴収納スペースに格納する。次いで居室で簡易温室を組立てたところ、思ったよりかさ張るので置き場所に悩む(←要領悪過ぎ)。となるとやはり玄関か。と言うので設置しようと思った場所にある家具を物置きまで運び、出来上がったグリーンハウスを玄関の羽目殺し窓前に移動してみるとチト背が足りない。うーむ、どうしよう。
ならばと言うので前から玄関に置こうかと考えていたテーブルを持込み、その上に温室を乗せてみる。勿論その前にまた邪魔な家具を動かし回り、その度に花鉢を並べ直す手間ヒマを費やしているわけだが、さすがにテーブルの上では高過ぎる。仕方がないのでまた下ろし、更にテーブルとは反対の位置の方が良さそうに思えてまたまた要領悪く大移動する。何やってんだか。
結局何とか邪魔なブツを放り出して温室とテーブルを玄関に据置き、居室共々通り道を確保したところで疲れて本日の作業は終了とする。元旦早々これだけで貴重な昼間の時間を潰してしまった。やはり今年はロクでもない1年の予感がしてちょー憂鬱である。
冷たい風が出て来た中を実家に戻り、母とサシでコタツで夜ごはんを済ませ、ウトウトしながら隠し芸とやらをぼーっと見てたのだけど、キレた娘。の可愛げの無さを始め、あまりにもつまらないのでとっとと引き上げる。CSN1の逆セクハラものの『ディスクロージャー』、名曲"時の過ぎ行くままに"と名訳「君の瞳に乾杯!(Here's looking at you, kid)」で有名な『カサブランカ』を見ながら日記を作成・更新。
それからしっかり『ミリオンダラー・ホテル』を最後まで鑑賞してからビデオ。きっちりCSN1のムービーマラソンにハマってしまったが、今年も映画(ビデオ)浸りになると言うことだろうか。それより年末年始中にリニューアルするつもりだったのに、何だかこのところPBが挙動不信なのである。ソフトをインストールする前にバックアップしなくてはとても不安だ。
と言いながら1年以上前から口にしている「外付HDとメモリ」は手付かずのままである。やる気が萎えたまま、だんだん「今度クラッシュしたら買換えてやる!」と言う気になり、実は今では「壊れないだろうか」と密かに期待していたりする。要するにリニュはいつのことかワカランわけだ。この困ったいい加減な性格はトシが変わってもどうにもなりそうにない。
今日のニュースめも:02年のハイテク「これはちょっと考え物賞」を発表 イマイチ狙いがよくわからない賞だなぁ。邦訳が悪いのか?
サイエンス・テクノロジー:ヒトES細胞の製作実験、京大が月内着手へ(クローンはイカンがES細胞はOKと言うのも何となく腑に落ちない)・輸入ペットに検疫、感染症防止へ義務化(密輸が防ぎ切れないのにできるのか?)
国内:冬山“完全無装備”で富士登山…携帯でSOS、救助(逝ってよし)・寝袋に妻の遺体、「仏像」と偽り便利屋呼び捨てる(逝ってまえ!)・新潟の川にアザラシが現れ、人気者に(やはり海流に異変が起きているのではないだろうか)
海外:インドの主要河川を30水路で結ぶ計画固まる(すげぇ構想だな)・大幅減 米マンハッタンの殺人事件(日本は地方でも凶悪犯罪が増えているのに)・GPS「活用」のストーカーを逮捕 ウィスコンシン州(正にハイテク犯罪?)・対イラク武力行使の費用見積もりは6―7兆円 米紙(もっと有効な使い道もあるだろうに)・遺灰からダイヤモンド製造 「初製品」が遺族へ(私も骨壷やお墓に入るよりはダイヤになりたい)
【video:タンク・ガール】
2033年、彗星が衝突して地球は砂漠化し、貴重な水はケスリー(マルコム・マクドウェル)率いる「水・電力公社」の管理下にあったが、レベッカ(ロリ・ペティ)はボロ家で仲間たちと自衛しながら公社から水をかすめ取って気ままに暮らしていた。
だが彼女が見張りしている時に公社の襲撃に遭い、仲間は殺され、レベッカは収容所に入れられ強制労働させられた。公社は完全武装を布いていたが、リッパーと呼ばれるミュータントに度々攻撃されては痛手を受けていた。何かと反発するレベッカは彼らのアジトを突き止めるため、地下の洞窟へ潜入させられる。
その時にリッパーに襲われて公社陣営は壊滅し、レベッカは収容所で知り合ったジェット(ナオミ・ワッツ)と共に戦闘機とタンク(戦車)を奪って逃走する。生き残った仲間の少女を救うためレベッカはタンクを改装し、ミュータントのボス(アイス・T)らを味方に付けて公社と全面対決に向かう。
***** パンクな英国コミックの映画化作品と言うことで、CGやSFXを駆使し、一部実写にアニメが挿入されてサイケな仕上がりを目指した心意気は認めるが、どうにも空回りと言うか、主演のロリ・ペティは結構キュートなのに、やたらレベッカが浮いているような気がしたのは何故だろう。逆にマトモなナオミ・ワッツの方が目立つようにも思える。
とにかく原作アニメを知らないので迂闊に「つまらん」と言い切ってしまってはナニだろうが、バカ過ぎるにはもの足りず、イマイチB級にもなり切れない、陳腐な出来上がりで留まっているように見える。ま、アニメのノリを取り入れようとしたらこんなものになるしかナイのかも知れないが、貴重な水と言うことで、命を奪う武器が「水分を吸い上げる」ポンプなのには笑えたが、ついつい「人間の水分はもっと多いやろが!」とツッコミたくなるのは私だけではないと思う。 (1995年アメリカ・スペイン・フランス映画104分)
any comment please.
【you may say I'm a dreamer,but I'm not the only one】
遅ればせながら Shiroさんの"Island life"9/19より 世界の指導者たちへの請願 :The Petition (和訳)。 救援・援助ファンドは るなさん@"Lunar Magic" がリンクされています。 グローバル・ピース・キャンペーンも併せてご覧頂きたいと思います。
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