2003.11.4 (火)
▼[新連載] ロクニシコージ 『こぐまレンサ』
『すべてに射矢ガール』終了から17ヶ月振りに復活。天使か悪魔か、自分が何者か分からない風船を持った少女こぐまを中心としたショートストーリー。初回を読んだ感じでは死神くんという感じ。正直普通だったんだけど、1話読んだだけじゃ判断できないかな。射矢ガールのときも初めはなんじゃこりゃって感じでしたが、いつの間にかはまってたし、何話か進めばロクニシコージらしい良さが出てくるとは思います。
■【ビッグコミックスピリッツ】NO.49
次号、不定期掲載の秋重学(原作:川崎ぶら)の『愛と青春の成り立ち』が久々掲載。
■【ビッグコミックスペリオール】NO.23
▼[読切] 金田旅太 『カンパニーマン』
■【ヤングマガジンアッパーズ】NO.22
▼[読切] 椎名高志 『TIME SLIPPING BEAUTY(後編)』
これが講談社初登場作品ですが、アッパーズが一番この人に合ってるんじゃないかな。
■【キングダム】12月号
▼[新連載] 旭凛太郎 『ローディー』
少年チャンピオンで『TWO突風!』を連載中の旭凛太郎がヤングキングにシリーズ連載で登場。久しぶりに原作なしでの連載かな。風俗店でバイトする主人公速見だが、実は元ツール・ド・フランスの選手であった。しかし、ドーピングにより自転車界から追放されてしまっていた。かつての過酷な日々に戻ってしまうことを恐れ、それからは自転車にはいっさい乗っていなかったのだが、ひょんな事件から再び自転車に乗ってしまう。いいねいいね、旭凛太郎のシャープでダイナミックな絵は自転車ものには非常に合ってる。実際のレースの描写とかはまだ先だろうけど、熱い展開になりそうで楽しみです。それだけに掲載ペースが遅いのは残念。
■【近代麻雀】12/1
▼[新連載] ふんわり(原作:梶川良) 『指しぐれブルース 坊やと健』
▼[読切] 宮脇明子 『スパローハウス』<<
2003.11.6 (木)
- 2日連続12時半帰り。時間ねぇ。しかも銀行行けなくて、残金が600円しかなかったので雑誌が買えなかった。でも桜場コハル『今日の5の2』だけは猛烈に欲しかったので買った。オススメオススメ。いやー単行本でないんじゃないかと心配したけど、無事出てくれてよかった。残念ながら掲載誌の別冊ヤングマガジンが先月休刊しちゃったので、連載も終わっちゃったけど、今度は是非ヤンマガ本誌に!
- 冲方丁&伊藤真美のサイン会に行きました。冲方丁は意外と若いですね。なかなかカッコいい人でした。伊藤真美は学校の先生って感じがしました。どちらかといえば美人系かな。それにしても自分は冲方丁とばっかり話していて伊藤真美とは一言も話さなかったので、なんかすごい気まずかった。
2003.11.7 (金)
- 西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』購入。イラスト担当はTAGROなんですが、表紙イラストみたとき誰が描いてるか全然分からなかった。挿絵も確かにTAGROの絵なのだが、ちょっと今までの絵とは違う印象。あ、珍しくちゃんと鼻を描いてるからか。ちなみに帯を取ったら・・・。
- 華倫変『デッド・トリック』上下巻購入。ヤングマガジンにて1999年に連載していた作品。単行本化されずにいたが、作者死後にようやく発売。つーか上巻の巻末解説描いてるの尾玉なみえだよ!尾玉なみえと華倫変に繋がりがあったのはびっくり。
- 「DAZED & CONFUSED JAPAN」#20購入。寺田克也、加藤伸吉、カネコアツシ、しりあがり寿、羽生生純のリレー式漫画『トウキョウ★サバク』が掲載されています。他にも奥浩哉と渡辺信一郎(『COWBOY BEBOP』や『アニマトリックス』の監督)との対談や『コミック・キュ−』の編集長の堅田浩の漫画コラムなども掲載されています。そういや『GANTZ』アニメ化らしいけど、監督は渡辺信一郎なのかな。
- 「ダ・ヴィンチ」12月号購入。特集は『未来少年コナン』。とり・みき、黒田硫黄、水樹和佳子、日本橋ヨヲコによるコナンの書き下ろしイラストがちょこっと載ってます。
2003.11.11 (火)
- 仕事がものすごく忙しいです。来週くらいになったら少しは落ち着くと思うけど。
■【少年マガジン】NO.49
各所で話題の『天才料理少年 味の助』が面白すぎます。次号には新人漫画賞入選作品の小野俊輔『耽美部!!』とマガジンお馴染みの三枝義浩のドキュメント漫画が読切で登場。
■【少年サンデー】NO.49
某スポーツ新聞で先行的に報じられていたように、河合克敏『モンキーターン』がアニメ化。水しぶきの表現とか結構大変そうだなー。
■【モーニング】NO.49
▼[読切] 阿部川キネコ 『キネ魂プレックス』
▼[読切] 大野直人 『めんぱお』
■【少年チャンピオン】NO.49
最近始まった立原あゆみ『Am a boy』と桜井のりお『子供学級』が早くも終了。4週連続新連載の内、3本が10週も経たないうちに終了しちゃった。子供学級は好きだっただけに残念。高校卒業したら、また連載始めて欲しいものです。
■【ヤングジャンプ】NO.49
『暴走!男のメルヘン街道』として和田ラジヲ、漫画☆画太郎、おおひなたごう、菊島高志朗、亜太川ふみひろ、川口憲吾、佐藤まさき、施川ユウキによる『スカイハイ』のパロディ漫画が掲載されています
■【ヤングサンデー】NO.49
▼[読切] 平松真 『ワンテク(後編)』
▼[次号/新連載] 黒丸(原作:夏原武) 『クロサギ』
■【コミックバンチ】NO.49
▼[新連載] 柳川喜弘 『咲いて孫市』
▼[次号/新連載] さいとうしげき 『PAKAPAKAブギ』
■【少年ジャンプ】NO.50
次号、ヤングマガジンで連載経験もある天野明が新人として読切で登場。
▼[読切] 西公平 『KING CRIMSON』
■【ビッグコミックスピリッツ】NO.50
▼[読切] 下平貴郁 『めくってマエストロ』
■【ヤングマガジン】NO.50
▼[新連載] 克・亜樹 『ラブ・らっきぃ』
3話の短期集中連載。
■【ヤングキング】NO.50
▼[読切] 大見武士 『芝の上の女神様』
▼[読切] マツオ・デ・カリメーロ 『群雲狂詩曲』
▼[読切] おさだ俊介 『ロックンぱぱ』
■【イブニング】NO.18
▼[新連載] 寺沢大介 『ミスター味っ子U』
▼[新連載] 江口寿史 『みんなのラーメン』
▼[読切] 草路ジンタ(原作:剛竜輝) 『Wayang』
■【コミックフラッパー】12月号
▼[読切] 石黒正数 『なげなわマン』
▼[読切] 岡本一広 『トランスルーセント 彼女は半透明5』
▼[読切] 末弘 『レスト・イン・ピース』
▼[読切] 神田濶穀 『一番電車』
■【近代麻雀オリジナル】12月号
▼[読切] 原田重光 『麻雀お嬢 なつみ』
■【ドラゴンエイジ】12月号
▼[新連載] 茜虎徹 『ツバメしんどろ〜む』
▼[読切] 坂捷号 『王宮遊撃隊 ぱにゃ』
▼[読切] エリカ街道 『バンセの禁断カーニバル』
▼[次号/新連載] よしづきくみち(原作:山田典枝) 『魔法遣いに大切なこと 太陽と風の坂道』
2003.11.12 (水)
- 『ミステリー迷宮読本』購入。本島幸久の漫画がちょこっと載ってた。あと京極夏彦とか西尾維新とかのインタビューも載ってた。
■【少年マガジン】NO.50
▼[読切] 三枝義浩 『汚れた弾丸〜劣化ウラン弾に苦しむイラクの人々〜』
▼[読切] 小野俊介 『本日開業!私立粧創学園 耽美部!!』
新人漫画賞入選作品。
■【少年サンデー】NO.50+51
少年サンデー公式サイトで『サンデーまんがカレッジ』受賞作を公開とのこと。サンデー超のほうに新人読切が載らなくなってきたんで残念だなと思ってんでWEB公開は嬉しいです。初回は8月期佳作作品の田村光久『ハルのアメ』が掲載。
■【コミックバーズ】12月号
うすー。今月号から本の厚さがスリムに。IKKIと同じくらいかな。来月号から発売日が変わり30日になるようです。それと何をトチ狂ったのか来春よりアメリカで発売とのこと。雑誌自体の存続すら危ういのに何考えてるんでしょうか。まぁ、今月号から冬目景とコザキユースケの連載も始まったし、あびゅうきょの読切もあるし、来月号からの新連載も面白そうなので結構読める感じにはなってきた。先月号まではかなり酷かったですよ?
▼[新連載] 冬目景 『幻影博覧会』
ビィストリートで連載していた作品が仕切なおして連載開始。
▼[新連載] コザキユースケ(原作:広井王子) 『鳥丸響子の事件簿』
ミステリービィストリートからの移籍。
▼[読切] あびゅうきょ 『月は無慈悲な絶望の女王』
影男シリーズ。
▼[次号/新連載] 華門(原作:朝松健) 『オヅヌ』
■【少年ガンガン】12月号
来年1月に新雑誌『ガンガンYG』を創刊するとのこと。まだ作家陣は発表されてないけど、2chで読者と毎日戯れている某原作者の漫画は掲載されるらしいです。あと冬目景『LUNO』辺りも掲載されそうですね。
■【コミックビーム】12月号
少年少女のブックカバー付き。うーんちょっとイマイチかなーって感じはした。来月号には『エマ』のブックカバーが付録。
▼[新連載] いましろたかし 『ラララ劇場』
2003.11.15 (土)
- 少年マガジン52号から6週連続新連載ですか。新連載陣が凄いことに。でも新人が一人もいないし、この前『味の助』が始まったばっかりなのに料理漫画が2つあるし、マガジン編集部はもうちょっと考えてほしいな。
- 明日はコミティア。毎度ながら全然ティアズマガジンチェックしてないや。とりあえず漫画アクション37号にも掲載されたこうの史代『夕凪の街』は一度読んでるけど、改めて購入するつもり。今年の私的読切ベスト10候補作品。前回の見本誌読書会一位ってのも頷ける。
■【コミックゼロサム WARD】2003AUTUMN
時間がないので特になんも書いてないけど新人のレベル高いです。こんだけ載っててハズレがいないのが凄い。連載陣も大森葵とおがきちかがいるしかなり読める雑誌です。
▼[新連載] 峰倉かずや 『蜂の巣』
▼[読切] 水原けんた 『花降る大地』
▼[読切] 結城心一 『ラサとベマ 守れ!ヌイグルミ自治球』
『ももえサイズ』の結城心一が登場。これがオリジナル2作目だとか。結構意外。名前が売れてるわりにはアンソロジーばっかりだからなぁ。
▼[読切] 藤枝雅 『飴色紅茶館歓談』
▼[読切] 高山しのぶ 『かごめの鳥は今どこへ』
ゼロサムコミック大賞第1回読者大賞&編集部大賞受賞作家。
▼[読切] ちはやいくら 『Breath!』
▼[読切] 遠野依子 『おもいでめぐり』
▼[読切] 遠藤成美 『花をあなたに(後編)』
▼[読切] 秋月しょう 『スキノイ』
▼[読切] 榧世シキ 『影惑いの街』
▼[読切] 喜尚藤吉 『鬼社 錵』
▼[読切] 浅田恭佳 『HeavenS』
▼[読切] 碧門たかね 『葵心学園探偵倶楽部』
▼[読切] 高遠るい 『たかやかなえのおうじさま』
■【エース特農】Vol.5
やったー。箸井地図(原作:清涼院流水)『探偵儀式』が春よりエース本誌に移籍とのこと。でもそれまで連載中断で半年雑誌に掲載されないのは辛い。あと『ターミネーター3』の漫画版が今号で最終回で続きは単行本とのこと。あと田丸先生、「ところでエッグマンってダレだったんだ。」とはどういう意味でしょうか。
▼[読切] 樋口彰彦(原作:岩井恭平) 『ムシウタ』
スニーカー文庫の小説を漫画化。人の夢を喰う代わり、寄生主に超常の力を与える虫。虫の力を使い続ければやがて夢を喰い尽くされて死んでしまうが、かといって虫を殺せば宿主は感情も思考も持たない欠落者になってしまう。その虫を排除する戦闘員の話。少年エース6月号の別冊付録に掲載された読切はいかにもサンデーに掲載されてそうな少年漫画で、絵も雑だったのだが、半年足らずで別人のように絵がうまくなっている。半年たらずでこんなに変わるもんなのかな。
■【九龍】Vol.6
表紙イラストは小畑健。今号は滝本竜彦特集として原作漫画、短編小説、インタビューが掲載されています。
▼[読切] イダタツヒコ(原作:滝本竜彦) 『山田さんの夏』
▼[読切] 栗岳高弘 『弓型拡張空間』
■【マンガ・エロティクスF】Vol24
いい作家が揃ってはいるんだけど、ページ数も少ないし、単行本もわりとちゃんと出してくれるので来月号から買わなくてもいいかなーと思ったけど、来月号にまた鬼頭莫宏が登場だ。やっぱり買わないと。
■【少年チャンピオン】NO.50
次号、佐藤寛『DENCO』が2週連続で読切登場。
■【モーニング】NO.50
田島隆+東風孝広『カバチタレ』、山崎さやか『はるか17』、三田紀房『ドラゴン桜』、山田芳裕『ジャイアント』、高梨みどり『アメリカなんて大きらい!』、小池田マヤ『バーバーハーバー』辺りが面白いです。『キマイラ』もようやく面白くなってきたかな。たなか亜希夫『グロゴス』は連載再開したけど全然話が進まないなぁ。
■【ヤングジャンプ】NO.50
ガーン。『エルフェンリート』が次回より月イチ連載になるとのこと。打ち切られなかっただけ良しとするべきなんだろうけど、かなり残念。
■【ヤングサンデー】NO.50
▼[新連載] 黒丸(原案:夏原武) 『クロサギ』
人から金銭をまきあげる詐欺師からさらに金をまきあげる詐欺師、通称「クロサギ」と呼ばれる主人公のお話。原案の夏原武は少年マガジンで『伝説の頭 翔』の原作をやっている人。元々は詐欺関係の本と出している人なので、詐欺の手口などはしっかりした感じになりそう。話はバンチで連載されている『スキップトレイサー』に近い感じ。
▼[次号/新連載] 高橋のぼる 『資格救世主 てつんど』
スペリオールで『警視正 大門寺さくら子』を連載中の高橋のぼるがヤンサンでも次号より連載開始。
■【コミックバンチ】NO.50
▼[新連載] さいとうしげき 『PAKAPAKAブギ』
春に『TRY!』を連載したいたさいとうしげきが再び連載開始。女性競馬記者によるドタバタコメディという感じ。こういう感じの競馬漫画もいいですね。
▼[次号/新連載] 長谷川哲也(原作:楡周平)『青狼記』
2003.11.18 (火)
- 今週から少しは早く帰れるようになるかなーと思ったけど、全然早く帰れない。
- 新創刊のコミックブレイドGUNZ読んだ。宮崎摩耶の漫画が大変エロうございました。
- コミティア行った。刻田門大氏にサイン貰った。AV男優っぽかった。いい人でした。
- 少年ジャンプ1号からの新連載。あれ、ジョジョがないよ?
2003.11.22 (土)
- ふーようやくまともに更新できる。今週はあんまり本屋に行けなかったからまとめ買い。1万5000円くらい使った。袋開けてびっくり。比古地朔弥の『ラブ・クラシック』買ったつもりが、『バトル・ロワイヤル』11巻が入ってた。間違って買ってるうえに、既に持ってる本だよ・・・(しかも惰性で買ってる類のやつだし)。比古地朔弥のはマイナーだから普通の本屋には売ってないんだよなぁ。
- 『もえたん』買いに池袋のとらのあな、まんがのもり、アニメイト、新宿書店、ジュンク堂に行ったけど売ってなかった。あれ?夜に行ったからもう売り切れたのかなぁ。売ってる気配すらなかったけど。つか普通の書店だと何処のコーナーに置いてあるんだろうか。
- 雑誌が貯まっているのでぼちぼち書きます。ジャンプとか2週分貯まってるよ。
2003.11.23 (日)
■【少年ジャンプ】NO.51
▼[読切] 天野明 『家庭教師ヒットマン REBORN!』
ヤングマガジン系列で『ぷちぷちラビィ』や『MONKEY BUSINESS』を連載していた天野明が赤マルジャンプ2003SPRINGに続いて本誌にも登場。これまでの実績を捨ててまでジャンプの新人として一からチャレンジする姿勢は評価できる。でも絵柄自体はヤンマガ時代とあんまり変わってないかなー。話自体は悪くはないけど、展開が強引だし、ライバルも微妙。どうせコメディやるんだったら『ぷちぷちラビィ』くらいハイテンションなスピード感のある作品を描いて欲しいな。
■【ビッグコミックスピリッツ】NO.51
▼[新連載] 上西淳二 『キルメロ』
第6回漫戦王の上西淳二が本誌に登場。3話の短期集中連載。交差点で他人とぶつかってしまった際、落としてしまった携帯が他人のと入れ替わってしまった。そして、その携帯に謎の人物から電話がかかってき、指を切り落としてやると告げられる。という感じでどんどん事件に巻き込まれてしまうサスペンスホラーもの。漫戦スピリッツ掲載の作品とか全然覚えてないんだけど、少しは垢抜けてきた感じはする。ありがちのホラーものだけど、緊張感もあったし悪くはないです。
■【ヤングマガジン】NO.51
ようやく『カイジ』沼編クライマックス、なんだけど表紙でネタばれしているのはあんまりだと思う。
■【少年マガジン】NO.51
次号より新連載攻勢。能條純一とか板垣恵介とかあり得ない名前がありますよ?
52号 小川悦司 『フードハンター双雷伝』
1号 能條純一 『奇跡の少年』
2・3号 日向武史 『あひるの空』
6号 久保ミツロウ(原作:小森陽一) 『トッキュー!!』
7号 板垣恵介(原作:夢枕獏) 『餓狼伝BOY』
8号 西条真二 『麺王フタツキ!』
▼[読切] 瀬尾公治 『涼風』
『CROSS OVER』を連載していた瀬尾公治が読切で登場。親戚が経営している銭湯兼女子寮に引っ越してきた主人公とそこに住む女の子との青春ラブコメディ。設定は『ラブひな』とか『まぶらほ』といった感じ。あいかわらず女の子は可愛い。やっぱりこの人は女の子が沢山でてくるラブコメディのほうが向いてると思います。
▼[読切] 杉作 『ヤン犬 エーキチ』
イブニングで『クロ號』『マル犬ロッキー』を連載している人に似た絵だなーと思ったら同じ人だった。先週予告にも載ってたのに全然気づかなかった。暴走族の総長が車道に迷い込んだ犬を助けようとして車にはねられて死んでしまったが、魂がその助けた犬に乗り移ってしまったというお話で、杉作得意の動物もの(それ以外読んだことないけど)。筆を使った独特の絵はいつもうまいなーとは思うんだが、どうも『クロ號』とか『マル犬ロッキー』は犬とか猫ばっかりで、どれがどのキャラなのか分からなくてあんまり真剣に読んでないんだよなー。でも今回はキャラ設定もはっきりしているし、4Pのショートならあってもいいかなーとは思います。
▼[次号/新連載] 小川悦司 『フードハンター双雷伝』
マガスペ→本誌読切と順調にきて今度は連載化決定。
■【ヤングマガジンアッパーズ】NO.23
▼[読切] 重本王 『モジャとホクロ』
第14回新人賞大賞受賞作家。バレンタインから逃げるため、自転車でとなりの県まで来てしまったモジャモジャ頭の男とそこで出会った失恋したばっかりのホクロのある女性との青春物語。垢抜けないところはあるけれど、さらっと気持ちよく読めた。絵柄的にはこうのこうじ辺りが近いんだけど、どこかツギノツギオぽい感じがした。絵柄的は違うはずなんだけど。
■【ヤングサンデー】NO.51
▼[読切] 高橋のぼる 『資格救世主 てつんど』
スペリオールで『警視正 大門寺さくら子』を連載中の橋のぼるが新連載。就職のために資格を取ろうと頑張っていた主人公だが、残念ながら不合格。落ち込んでいたが、インターネットで熊田塾という資格取得学校を見つけ、そこに行ってみたのだが・・・。橋のぼるらしい暑苦しい濃いキャラは健在。この塾の塾長によってトンでもない方法で色々な資格を取得していくといった感じの話になるのかな。
▼[次号/新連載] 山田たけひこ 『初蜜』
■【モーニング】NO.51
休載、隔月、月イチ連載が多すぎて、毎週面白さにバラつきがあるなー。そういえば月イチ連載の土屋瑞姫『はな椿』がいつの間にか掲載されなくなっているな。結構好きだったんだけれど。
■【少年チャンピオン】NO.51
次号、コロコロで『ZOID』を連載していた上山道郎が読切で登場。ちなみに電撃大王で『隻眼獣ミツヨシ』を描いているのは弟さんのほうです。
▼[読切] 佐藤寛 『DENCO(前編)』
バイク好きなんだなーってのは分かるが、専門用語の説明が不足過ぎ。そのせいで自己満足漫画になっちゃっているな。
■【ヤングジャンプ】NO.51
▼[読切] せいやこうじゅう 『スーパーニコニコ』
3度目の登場。スーパーを題材とした4コマ漫画。
■【コミックバンチ】NO.51
▼[新連載] 長谷川哲也(原作:楡周平) 『青狼記』
第1回世界漫画愛読者大賞特別賞受賞作家で、現在ヤングキングアワーズで『ナポレオン』を連載中の長谷川哲也が同名の小説を漫画化。架空の地球を舞台とした、五つの国を舞台とした戦記もの。師匠原哲夫譲りのこの男臭い濃さは『ナポレオン』でも証明済み。台詞回しを含めて、ここまで純粋に受け継いだ作家はこの人だけじゃないかな。『ナポレオン』くらい豪快な作品にして欲しいな。
2003.11.24 (月)
- 森薫女史のあとがきはハイテンションで面白いなあ。
- 『もえたん』が売ってません。
- あだちとか(原作:河島正)『アライブ』1巻の表紙が良いね。
- 池袋ジュンク堂書店で宇仁田ゆみフェアをやってた。ウニタ好きとしては嬉しい。入手困難な『楽楽』とかも売ってました。11月28日単行本2冊発売なんだけど、『祝!できちゃった結婚』のほうは買うべきなのか。どちらかといえばエッセイ本だしなあ。
■【少年ジャンプ】NO.52
次号より3週連続新連載。2号からは空知英秋『銀魂』、3号からは梅澤春人『LIVE』。今号で 内水融『 戦国乱破伝 サソリ』が最終回。期待していた新人だけに残念。次回はヒット作を出しそうな感じはする作家ではあります。
▼[読切] 霧木凡ケン 『ぷーやん』
赤マルジャンプ2003SPRINGに掲載された読切が設定を練り直して本誌に登場。突如雷に打たれてしまったショックで、あらゆるものを瞬時に計算できる能力が目覚めた少年の卓球ラブコメディ。絵はさすがに新人の中でも飛び抜けて経歴が長い(いい加減デビューさせてあげようよ)霧木凡ケンだけあって抜群にうまい。ヒロインを憧れの女の子、ちゃんとしたライバル登場と良くも悪くもありがちな設定になっちゃった感じ。赤マル版のほうがテンポよくて面白かった気がします。
▼[次号/新連載] 小畑健(原作:大場つぐみ) 『DEATH NOTE』
36号に登場した読切が連載化。読切版は話がイマイチだった、どう巻き返してくるか。大場つぐみって聞いたことない人なんだけど、実は乙一とかだったりして。
■【ビッグコミックスピリッツ】NO.52
スピリッツも怒濤の新連載攻勢。2号には伊藤潤二が読切で登場。3号からは花沢健吾『ルサンチマン』、6・7号からは中原裕『ラストイニング』が新連載。
▼[次号/新連載] 山田玲司(原作:宮藤官九郎) 『ゼブラーマン』
来年映画も公開されるゼブラーマンを山田玲司が漫画化。
■【ヤングマガジン】NO.52
次号よりながやす巧(原作:大友克洋)『沙流羅』の最終章がスタート。13年掛けてようやく完結ですか。
■【ヤングキング】NO.24
次号より4週連続新連載。1号からはにわのまこと『BOMBER GIRL XXX』、2号からは古沢優『たいまんROCKS』、3号からは陸乃家鴨『保健室のメカニカル』、4号からは今号『チキンデイズ』が終了した吉野ケイイチが新連載。『チキンデイズ』終了はかなり残念だったけど、すぐに新連載が始まるようなので安心。
▼[読切] 渡辺電機(株) 『アリサとアルナ』
渡辺電機(株)が何故かシリーズぎゃるこめ枠(エロ系読切枠)に登場。ちょっとはエロがあるのかなーと思ってたけど、結局ありませんでした。ぎゃるこめってのは間違ってないけどさ。
▼[次号/新連載] にわのまこと 『BOMBER GIRL XXX』
BOMBER GIRL3シリーズ目。
■【コミックブレイドGUNZ】コミックブレイド12月号臨時増刊
来年春から本格的始動とのこと。作家ラインナップ見て、青年誌っぽいなーと思ってたけど普通にヲタ向けですね。GUNZという雑誌名だけに銃ものが多いです。あと韓国人作家二人の名前をnDiaryに通すと一部の文字が表示されなくなっちゃうんでカタカナで書いてます。
▼[読切] 西田理英 『部活動』
本誌にも何度か掲載されている作品。タイプとして近いのは駒井悠辺りかな。休むことなく畳み掛けるボケで結構面白かった。
▼[読切] 吉川博尉 『龍屠王』
バーズ辺りに載ってそうな冬目景系統の絵。かなり好きなタイプの作家ではあるんですけど、かなり赤美潤一郎『妖幻の血』っぽいのは頂けない。絵やキャラや設定なんかあまりにも似すぎ。絵や話自体は良かっただけに残念。
▼[読切] 新井理恵 『ドキドキ☆きゅみりん』
いつもの新井理恵という感じで安心して読める。話的には佐藤友哉の小説『エナメルを塗った魂の比重』をなんか思い出した。
▼[読切] まだらさい 『がんばれ!ロボ娘。』
gooキッズで『超飛翔スーパーウィングス』を連載中(2年半も連載してんのかコレ)のまだらさいが登場。ちょっと前に少年チャンピオンで短期集中連載していたやぎさわ景一『ロボこみ』と内容まったく一緒じゃん。原作一緒で違う人が描きましたって感じだよ。誰でも思いつきそうな話ではありますけど・・・。
▼[読切] ジョヨンド 『WILD RUSH!』
日韓合同マッグガーデンコミック大賞準大賞作家。うーんこれが準大賞作家?って感じの作品。途中途中のギャグはいらなかった気がする。韓国作家のギャグは古くさくて見てられない。
▼[読切] コザキユースケ 『Chick Dismantler−解体少女−』
バーズで『烏丸響子の事件簿』を連載中のコザキユースケが登場。やっぱりコザキユースケは絵が達者だなあ。カルト系の話なのだがどうみても10Pでまとまる話じゃないでしょこれ。1P目のあらすじで惹かれてしまったので本格的に描いて欲しいなー。
▼[読切] 冨士宏 『再臨』
ワルキューレの冒険ダイジェストストーリーというほどダイジェストはしとらんです。もう過去の人ではあるよなあ。
▼[読切] 竹下堅次朗 『COCOON』
ウルトラジャンプで『Happy World!』連載中の竹下堅次朗が登場。竹下堅次朗の絵にファンタジーは全然合って無いとは思うが微妙に面白くてなんだか悔しい。一応これだけ続くっぽい。
▼[読切] 宮崎摩耶 『ロング・ラブレター』
『I's』のパクリ。エロかった。以上。
▼[読切] 森田柚花 『MACA×MACA』
平和的でほのぼのとした感じでよかった。絵の雰囲気のかなり好み。でも他に何か描いてる人なのかなーと思って検索してみたらジャンプ系のアンソロジーばっかりでちょっとゲンナリ。読みたいけど流石に手は出せないよ。
▼[読切] 水上蘭 『HIGH KICKNURSE つみれちゃん』
パンチラ。以上。
▼[読切] とがわはなまる 『Booh Fooh Cooh』
コミックガオで『Angel Powder』を連載中のとがわはなまるが登場。可愛らしい絵柄は良いです。
▼[読切] かみや草月 『RELIC』
新人。まずまず描ける作家だとは思うが、特に秀でた部分もないかなー。
▼[読切] 榎本ナリコ 『にんぎょひめ』
良くも悪くもいつもとあまり変わらない榎本ナリコ作品。この作家陣の中ではちょっと浮いてる気がする。
▼[読切] トミイマサコ 『800 ハチゼロゼロ』
アフタヌーンで『マゴロボ』を連載中のトミイマサコが登場。悪魔と少年達とのドタバタコメディ。何も考えずに楽しく読める作品です。
▼[読切] 小路啓之 『クレクタ』
アフタヌーンで『イハーブの生活』を連載していた小路啓之が登場。ちょっと絵柄が変わったかな。話が解りにくい部分もあったけど、流石に連載経験者だけあって話の組み立てはうまいです。このあたり新人との差はあるなーと感じる。
▼[読切] 足幡鉄鋼所 『DIRTY×HARRY』
▼[読切] 春日旬 『青×白』
学園もの4コマ。この手の4コマはありふれてるけど、1話読んだだけでもある程度キャラの設定も分かったし悪くはなかったんじゃないかな。
▼[読切] ムンスンホ 『BUG』
日韓合同マッグガーデンコミック大賞準大賞作家。全然話が分からなかった。
▼[読切] まつもとあずさ 『カムカム』
2003.11.25 (火)
■【イブニング】NO.19
前号からはじまった『みんなのラーメン』って江口寿史が連載するんじゃなくて、毎回作家を替えてやるのね。今号は松苗あけみ。次号は三宅乱丈とうえやまときちが登場とのこと。
▼[読切] 岸乃家良介 『モノクローム曼珠沙華』
■【ヤングチャンピオン】NO.24
次号、駕籠真太郎が読切で登場。エロ系意外に登場するのってなんだか久しぶりな気がする。
■【サンデーGX】12月号
次号、エロ漫画化の吉田蛇作が読切で登場。
■【チャンピオンRED】1月号
次号で『フロンティア』が最終回だとー。次号麻宮騎亜が登場だとかで大はしゃぎしてるし。なんかもう駄目だねこの雑誌。感性が古すぎる。
■【電撃大王】1月号
予告のページで2004.4コミック電撃帝王とあるが、季刊誌あたりでも創刊するのかな?
▼[新連載] 林家志弦 『はやて×ブレード』
学園を舞台としたチャンバラコメディ。剣術版『一騎当千』といった感じかな。こういうバトルロワイヤルものは好きです。
▼[読切] へかとん 『Routes-ゆかり編-』
▼[次号/新連載] 結城みつる(原作:F&C・FC01) 『木漏れ日の並木道』
■【近代麻雀】12/15
▼[新連載] 見ル野栄司 『モー牌の達人』
一応新連載らしい。不定期掲載らしいけど。しかし、この人今年はあらゆる雑誌に登場してたなあ。この近代麻雀を含めて12誌ですよ。一応売れっ子作家・・・なのかなあ?
2003.11.26 (水)
- 更新中に寝てしまいました。ああ、全然月刊誌読んでないや書いてないや。
■【少年マガジン】NO.52
▼[新連載] 小川悦司 『フードハンター双雷伝』
連載中に連載途中で病気のため、前作は連載中断となってしまったが、これで完全復活という感じかな。世界各地の秘境から幻の食材を探し出すフードハンター見習いの乾翔子と凄腕の現役フードハンター司馬雷鳳と響雷蔵の三人の冒険物語。さすがに小川悦司だけに安定して読める。準主役キャラがちょっと最強すぎるかなーって気もしますが。料理冒険物にしたのは、やっぱり前作の『ジパング宝王伝』が中途半端に終わっちゃって、描ききれなかったってのもあるんでしょう。『ジパング宝王伝』と同じ剣も登場してるし。
▼[読切] 若宮弘明 『たんぽ』
43号に続いての登場。今回もマリみてっぽい展開だとかヲタよりのネタが多いなー。ちょっと狙いすぎな気もする。
▼[次号/新連載] 能條純一 『奇跡の少年』
いやーまさか能條純一が少年誌で描くとは思わなかった。だって『哭きの竜』の人だよ?どんなものを描いてくるか読めないなー。
■【少年サンデー】NO.52
昨年の新連載は豊作だったけど、今年は不作だったなあ。後ろに三作かたまっちゃってるもんなー。『売ったれ ダイキチ!』は面白いと思うけど、途中から方向性が全然変わっちゃって迷走してる感じだし。でも最近始まった田辺イエロウの『結界師』はそこそこ人気でるんじゃないかな。
2003.11.27 (木)
- うわー大ニュース。12月25日発売のヤングサンデー4+5号から、ながいけん『神聖モテモテ王国YS』が連載開始するようです。ついに復活ですか。待ち望んでいた人も多いはず。でも昔、WEBサンデーには「ながい先生の都合で、再開の予定はありません。」って書いてあったよね。まあ、掲載誌はヤンサンに替わるんだけれども。ちなみに情報元はぱふ1月号からです。
- 帰りに週刊雑誌買おうと思ったら、財布に180円しかなくて買えなかった。
■【ウルトラジャンプ】12月号
やはりウルジャンは休載が多い方が楽しめる。普段買っていない人でも今号は買いの号だと思います。
▼[新連載] okama(原作:倉田英之) 『CLOTH ROAD』
『R.O.D』や『サムライジ』の倉田英之原作でokamaの新連載がスタート。ナノ・テクノロジーが発達し、コンピュータが人々の服となった近未来的な世界。人々の間ではファッションモデル同士がデザイナー=プログラマーが仕立てた服で戦うWAR-KINGというバトルが盛んだった。主人公もデザイナーの一人であったが、自分の造りたい服も満足に作成することを許されず、憂鬱な日々を送っていたが、そこに一人の少女が現れる。冒頭の田舎町の田園風景からの入りは鮮やか。いやーそれにしても斬新。こんな設定を生み出せるのはやりは倉田英之といったところ。それに加えて作画がokamaということもあり、より一層設定が生きてくる。というよりかokamaくらいの作家じゃないと生かしきれない。美しいファッションは見ていて楽しいです。
▼[読切] 鈴木央 『DEPARTURE』
週刊ジャンプ意外での第1作目。周囲が滝で囲まれいて脱出不可能な島に暮らしている人々がいた。そんな島から脱出しようと、飛行機を作成し脱出しようとするが失敗し、多くの人たちが死んでいった。そして遂にホークとセルマの二人だけになってしまった・・・。いつかファンタジーを描きたいと言っていたので、バリバリのファンタジーを描いてくると思いきや、SFテイストのファンタジーを描いてきた。1Pで島の全体像を見せるあたりはうまい。これで世界観が一目で分かるし、背景描写も達者。意外性のあるラストに驚かされ、そして泣けた。なんでこういう作品を週刊ジャンプで描かせなかったのか残念だ。
▼[読切] 大野ツトム 『BLOOD STAIN』
止め絵多様なせいで、アクションものなのだが、動きがあまり感じられなかった。ですが、しっかりと太めの線なので、逆に一つ一つの絵が格好いい。作画的には全然連載していてもおかしくないレベル。それにしてもなんでコミティアでいっつもこの人のサークルをスルーしてたのが不思議なくらい。次は絶対買おう。
▼[読切] 矢口岳 『蔭狼』
こちらも代原ながらレベルが高い。時代劇ものなのだが、なかなか痛快。シャープな描写で魅せるし、バトルシーンやキャラの立たせ具合もうまい。大野ツトム同様、連載していてもおかしくない作家です。
▼[読切] 大沢美月 『クイーンソウル』
10月号に続いての掲載。楠圭とかが好きな人には楽しめるんじゃないかな。
▼[次号/新連載] やまむらはじめ 『蒼のサンクトゥス』
サンデーGXの期集中連載が終わったやまむらはじめだが、今度はウルジャンで新連載。
■【少年エース】1月号
今号でゴツボ×リュウジ『ササメケ』が第一部完。最後もやはりやりたい放題で終わってくれました。次号には『青春のささめき』完結編が掲載とのこと。
▼[読切] 桂明日香 『螺旋とランタン』
第15回エース新人賞佳作受賞作品が10月号に続いて登場。期待している作家だけに、再登場は嬉しい。タイミングよくに『エマ ヴィクトリアンガイド』を読んだ直後だったので、19世紀ころのイギリスの風景を描いた漫画が見れるだけでも嬉しくなる。それにしても相変わらずココちゃんが可愛い。見ているだけで微笑ましいです。連載化してくれないかなー。
▼[次号/新連載] 大岩ケンヂ(原作:滝本竜彦) 『N.H.K.にようこそ!』
滝本竜彦の同名の小説を『GOTH』の大岩ケンヂ作画で漫画化。今号にちょこっと予告編が掲載されています。なんだがゴツボ×リュウジっぽい。
2003.11.28 (金)
- 会社の飲み会。帰ってきたら恐ろしいほどのアクセス数が。ながいけん恐るべし。新文化によれば来月復刊するファンロードでも起用するらしいですね。
- やべ、木曜発売の週刊誌買い忘れた。早く買わないとなくなっちゃうよー。
- 未読雑誌、未読単行本がたまりすぎてるので、ちょっと読みに専念しないと。最近電車の中で小説ばっかり読んでるからなあ。とりあえず舞城王太郎作品全部読んだ。
- 月3、4回しか行かないのに某書店のポイントカードが7000円分も貯まった。金額にすると14万円分も買ってるのか!毎日行く本屋でポイントがあるなら、かなり貯まるだろうなあ。
■【コミックバンチ】NO.52
次号、第二回世界漫画愛読者大賞準グランプリ(実質トップ)のKU・SA・KA・BE(原作:茜色雲丸)『摩虎羅』が読切で登場。つか新連載か読切か書いてないので、これじゃどっちかわからんだろ。
■【ビッグコミックスペリオール】NO.25
▼[新連載] 中川いさみ 『ニュースの牛』
中川いさみは普通の四コマより変則的なコマ数のほうが面白い。4コマ以外の漫画を描いたほうが意外と面白い漫画描けるんじゃないかなこの人は。ちょっと見てみたい。
▼[読切] 永松潔 『ゴーストリーマン田中(前編)』
『ツヨシ!しっかりしなさい』の永松潔が読切で登場。
▼[次号/新連載] もりやまつる 『WARAKADO』
2003.11.29 (土)
- 今日も夕方6時まで寝てしまった。これじゃあ定時帰りと変わらないじゃん。ここ最近休みの日に昼前に起きたのって数えるくらいしかないな。
■【モーニング】NO.52
▼[読切] 奥井浩生 『こちら平大助鍼療所』
鍼灸師のお話なんだけど、作者本人も現役の鍼灸師。ちゃんとツボ講座も載っていて勉強になります。
▼[読切] 杉村藤太 『秋刀魚』
第44回ちばてつや一般部門大賞受賞作品。黒田硫黄風の筆ペンで描かれた作画が印象的。淡々とした日常描写が地味だがうまい。哀愁のあるラストも良いです。
■【少年チャンピオン】NO.52
▼[読切] 上山道郎 『憑鬼忍法帳雷悟(前編)』
コロコロで『機獣新世紀ZOIDS』を連載していた上山道郎がチャンピオンに登場。城からとある事情で逃走中の姫が熊に襲われそうになっていたところを、山に住む人を痺れさせる能力を持つ少年が助ける。だがそこに城からの追っ手が現る・・・。いかにも少年誌といった内容。児童向け漫画誌で描いていただけに、ちょっと低年向けすぎな感じかな。
▼[読切] 佐藤寛 『DENCO(後編)』
■【ヤングジャンプ】NO.52
▼[読切] 別天荒人(原作:外薗昌也) 『ガールフレンド』
再度登場。3回目。兄の部屋に入ると、恋人とえっちの最中だった。それ以来その彼女の惹かれてしまい悩んでしまう。別天荒人の描く女性はやはり魅力的。二股の話なんだけど、ドロドロとしたものをまったく描かず、前向きで清々しい気分になる。
▼[次号/新連載] 高野洋 『国境を駈ける医師 イコマ』
■【ヤングサンデー】NO.52
▼[新連載] 山田たけひこ 『初蜜』
うわー微妙。なんだろうこの無表情さは。妙に癖のある作品です。
2003.11.30 (日)
■【IKKI】1月号
次号、別冊付録で108人の作家による、『答えは108つ』が付いてくるとのこと。発狂しそうなほど凄い作家ラインナップだ。鈴木央とかの名前もあるけど、やっぱりジャンプとの専属は完全に切れた(切った)のかな?
▼[新連載] 鬼頭莫宏 『ぼくらの』
アフタヌーンで『なるたる』を終了したばかりの鬼頭莫宏が早くもIKKIで連載開始。15人の少年少女が夏休みに過疎の進む海辺の村で過ごしていた。海辺で遊んでいたところ、洞窟を発見し、中に入ってみると一人の男がいた。その男はそこでゲームの制作をしており、少年少女達はそのテストプレイヤーをすることになるのだが・・・。さすが鬼頭莫宏。何が起きるか先が読めなくて、初回から一気に物語に引き込む。基本的な物語の主題は『なるたる』と近い感じはするかな。15人と多いキャラクターとロボット。どのようにして扱うか、鬼頭莫宏の技量に注目です。
▼[読切] 望アキラ 『幻影の記録』
第5回IKKI新人賞イキマン受賞作品。未撤去の地雷が残る村にボランティアとしてやってきた一人の看護婦と、地雷によって片腕を亡くした少年との交流を描いた作品。かなり重たいテーマを扱った作品だが、一つ一つの言葉が重く、ちゃんと読者に訴えかけようとしてるものが伝わってくる。二人の心理描写ではなく、あえて語り手を使い、客観的な視点で二人の触れ合い、打ち解けていく様子を描ききっているのは素晴らしい。
▼[読切] 木葉功一 『フルーツ』
連作シリーズ2回目。遊廓柳屋にでる花魁の幽霊を描こうと何人もの浮世絵絵師が挑戦するが、幽霊の顔のあまりの恐ろしさにみな気を失い描けた者は一人もいなかった。そこに一人の名もない絵描きが立ち向かう。やはり木葉功一だけに完成度は高い。正直『マリオガン』連載放棄でかなり株は下がってたんだけど、描けば素晴らしいものを仕上げてくる。大風呂敷を広げすぎちゃうところがあるので、短編向きな作家ではある。
■【アフタヌーン】1月号
平本アキラ『hoodoo』がプレ新連載とのことでカラー8Pが掲載されています。次号より本格的に連載スタート。次号より北道正幸『ああっ教祖さまっ』が連載再開。これは嬉しい。
▼[読切] 内藤曜ノ介 『ラヂオヘッド』
四季賞常連、内藤曜ノ介がシリーズ連載で連載開始。電波により心を破壊する能力者によるサイキックアクション。四季賞受賞作品なんかは地味な感じだったが、ここまで大友克洋風のアクションバトルを描いてくるとは思わなかった。脳内バトルのアクションも派手で迫力がある。四季賞出身者の実力を見せつけられた感じだ。
▼[読切] 岡戸達也 『忘れる羊』
四季賞2003年秋四季大賞受賞作品。何も取り柄もなく、生きてる意味を見いだせない一人の男が、コンパで知り合った浮き気味の女の子と突発的に会社をさぼって二人でドライブに行く。それにより男が生きる意義を見つける。読後感はよいのだが、四季賞ではありがちの話かなー。この手に青春ものが多くてちょっと食傷気味。
▼[次号/新連載] 平本アキラ 『俺と悪魔とブルーズ』
ヤングマガジンで『アゴなしゲンとオレ物語』を連載中の平本アキラがアフタヌーンに登場。意外にもギャグものじゃなさそうだ。
▼[次号/新連載] 麻宮騎亜 『カラプリ』
■【マガジンZ】1月号
おいおい、もっとましな代原はないのか。どうみても慌てて4人に無理矢理描かせたようにしか見えないよ・・・。
▼[読切] 松岡ひでき 『レジェンドメイカー冒険事務所』
▼[読切] 渡瀬のぞみ 『ギャンドゥ』
▼[読切] すわべヱ 『雑楽園ピリカ』
▼[読切] こしじまかずとも 『コマンダー千太郎』
▼[次号/新連載] 長谷川裕一(原作:横山光輝) 『鉄人28号〜皇帝の紋章』
来春映画化&アニメ化に合わせて横山光輝の名作が長谷川裕一作画により復活。
■【コミックガム】1月号
▼[読切] ひのきいでろう 『MAY FLY マンション302号』
▼[読切] 明治ていか(原作:為我井徹) 『ジャンキーフィクション(後編)』
はっきりとした線じゃないけど、どこか惹かれるものを持っている。次の作品が早く見たい作家さんです。
■【ヤングジャンプ 漫革】Vol.36
本誌連載中の『華麗なる食卓』『カッパの飼い方』の番外編も掲載。本誌で連載終了した清野とおる『ハラハラドキドキ』の特別編も掲載されています。
▼[読切] 壬生ロビン(原作:竹内理一郎) 『アクセス』
第14回ヤングジャンプ原作大賞佳作受賞作品。バイトの同僚が突然失踪してしまい、家に駆けつけると一枚のチラシがあった。そのチラシの内容とは、自作HPを作り、3ヶ月で100万ヒットを達成すると、300万円を貰えるというものだった。金に困っていた主人公はそれにチャレンジすることになるのだが。オチが読めちゃった部分はあるが、扱った題材は面白い。ラストにもう一つどんでん返しが欲しかったところ。
▼[読切] 伊藤和史 『波斬りライド』
『ブリーチ』のような漫画。サーフボードを武器にするのは面白い。
▼[読切] 石垣健治 『おてんばテニス麗羅』
▼[読切] 紅林直(原作:城アキラ) 『脱兎-DAT-』
▼[読切] 山根和俊 『野良犬』
月刊ジャンプなどで描いていた山根和俊が登場。かなり作風を替えて、ヤングジャンプ系の絵になっている。時代に合わないかなり絵が古い感じだったので、この切り替えは正解だと思う。
▼[読切] 藤井義也 『愛女』
男と女の青春馬鹿ラブストーリー。こういう直球で勢いのある作品は結構好きです。
▼[読切] 菅原県 『飛び出すな 水無月ミレ子の青春』
おかっぱ頭のちょっと変わった女の子水無月ミレ子が主人公のギャグ漫画。長井秀和口調の突っ込みで妙にツボにはまった。水無月ミレ子のキャラクターもいいなあ。これは是非ヤンジャンで連載化してほしい。
▼[読切] 原泰久 『金剛』
ヤングジャンプ系の新人の歴史ものはハズレがない。春秋戦国時代の秦が舞台。一人の平民で貧しい暮らしをする少年と、13歳での若さでこの国の王となった少年との友情物語。二人が反発しながら、いつしか友情が芽生え始める課程が非常にうまく描けている。王の意外な性格に驚かされた。ラストも自分が歴史にあまり詳しくないだけに、なるほどなと思ってしまった。
■【まんがライフMOMO】1月号
▼[読切] 秋月りす 『中間管理職刑事』
▼[読切] 青木光恵 『小梅ちゃんが行く!!R』
▼[読切] よしもとあきこ 『とーこん家族』
▼[読切] まるやまひろし 『笑って笑って さよりちゃん』
▼[読切] 山名沢湖 『クリスマスは森』
カラー4P。今回はクリスマスのお話。