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井の頭公園:雨20090616 [吉祥寺]
アポイントの時間までにはまだ少し時間があったので、しばらく振りに井の頭公園を歩きました。
この前来たのは、桜の時期。
ピンク色の大きな枝の下、たくさんの方達が親しい人と楽しい時間を過している、そんな頃でした。
ほんの1ヶ月少し前のことですが、ダークグレーの空模様もあって、それがとても以前のことの様に思えたり・・・、
ちょうど雨も降り始めました。
4月とは違って、広い公園にあまり人の気配はありません。
急いで、自転車を漕いでいく人。
帰りを急ぐ散歩の方たち。
子犬が足元でじゃれてくれました。
やわらかくて小さくて暖かくて、
子犬だけれど、確かな体の存在感といのちの様なものが感じられて、しばらく足に痺れのような感覚として残っていました。
非日常の感覚・・・。
雨、井の頭公園。
こんな井の頭も好きです。 一人で歩くには静か過ぎるけれど・・・(笑)
相変わらずのバタバタが続いています。と・・・、自作1号機(Core2Duo E-8400 Memory 4G Vista)のHDDが認識しなくなってしまいました。
しばらく、秋葉ネタから遠ざかっていましたが、SEAGATE社製のHDDは突然バイオス上で認識しなくなる不具合があるそうです。ネットで調べたら、ちょうどドンピシャの製品で・・・。仕方がないので新しくHDD(今度は1TB)を新調しましたが、データのバックアップを取っていなかったのでデータが(半年以上の写真データも・・・)全てなくなってしまいました。 トホホホホ (>_<)
教訓 !! 大切なデータはちゃんとバックアップを取るように(笑)。肝に銘じます ^^;
" 2009/06/16 Inokashira "
この前来たのは、桜の時期。
ピンク色の大きな枝の下、たくさんの方達が親しい人と楽しい時間を過している、そんな頃でした。
ほんの1ヶ月少し前のことですが、ダークグレーの空模様もあって、それがとても以前のことの様に思えたり・・・、
ちょうど雨も降り始めました。
4月とは違って、広い公園にあまり人の気配はありません。
急いで、自転車を漕いでいく人。
帰りを急ぐ散歩の方たち。
子犬が足元でじゃれてくれました。
やわらかくて小さくて暖かくて、
子犬だけれど、確かな体の存在感といのちの様なものが感じられて、しばらく足に痺れのような感覚として残っていました。
非日常の感覚・・・。
雨、井の頭公園。
こんな井の頭も好きです。 一人で歩くには静か過ぎるけれど・・・(笑)
相変わらずのバタバタが続いています。と・・・、自作1号機(Core2Duo E-8400 Memory 4G Vista)のHDDが認識しなくなってしまいました。
しばらく、秋葉ネタから遠ざかっていましたが、SEAGATE社製のHDDは突然バイオス上で認識しなくなる不具合があるそうです。ネットで調べたら、ちょうどドンピシャの製品で・・・。仕方がないので新しくHDD(今度は1TB)を新調しましたが、データのバックアップを取っていなかったのでデータが(半年以上の写真データも・・・)全てなくなってしまいました。 トホホホホ (>_<)
教訓 !! 大切なデータはちゃんとバックアップを取るように(笑)。肝に銘じます ^^;
" 2009/06/16 Inokashira "
美丘&盛岡:20090416 [好きな本]
ゆっくりと休んでいます。ブログの少し長い休み・・・。
今日は久しぶりの日曜日・・・。何をするでもなく色々と今のこと、少し前のこと、そしてこれからのことなどを考えていました。
時間に追われなかなか書くことのできなかったこと(アップできなかったこと)などを少しずつ綴ってみたいと思います。
ゆるゆると。
そして、これは、
4月に盛岡に行って5月に書きかけたことなのですが・・・。
寒さに耐える梅の蕾を見つめ、夕陽の桜を見上げ、新緑の森のにおいを肺いっぱいに吸い込んでいると、いつの間にか季節は先に進んでいました。この休みが終わると、確実に季節はもう一歩先に踏み出すのだと思います。
流れる季節の中で、ふと振り返ると、この季節もいろんなことがあったなと・・・。
そして・・・、
ずうっと、見たかった岩手山も春に見ることができました。
友達と病室の窓から一緒に見た岩手山。大切な思い出。
その後は天気が悪くて、盛岡に行ってもなかなか見ることができませんでした。

まるで見られるのを拒むように、
その姿をいつも灰色の雲に隠していました。

たとえ、思い出に変わっても、開いた穴をふさぐことはできないと思うのですが、

その鋭利なエッジが、冬のそして春の、季節の風によって削り取られ、触れても赤い血が出なくなるまで・・・、

少しの時間を置いてくれたのかもしれません。

岩手山を見たその日、盛岡でも少し早めの桜が咲き始めていました。

年を取るということは、少しずつ何かを失うことだと以前に何かの本で読んだことがあります。そして、この前読んだ村上春樹さんの「1Q84」でも同じようなことが書かれていました。
容姿、体力、気力など自分だけでなく、周りの大切なもの、人・・・、ひとつとして変わらないものはないのですね。
ただ、それと同じくらい絶対と思うものがあります。
どんなことがあっても、心に刻んだ熱い思い、その時感じた穏やかな気持ち、大切な人への思いは、
自分という存在がなくなるまでは失うことはないのだと・・・、それだけは決して失うことのないものなのだと・・・、
そのことを、今年の春、
岩手山に教えられたような気がしました。

シチュエーションは違うけれど、同じようなことを考えてしまう本があります。
以前にも少し触れたかもしれませんが、石田衣良さんの「美丘」。
人ってこんなにも愛することができるのかと・・・、読んだあと、しばらくショックを受けた本。
大学生の太一と美丘のいわゆる恋愛小説ですが、自由奔放に生きる強烈なキャラの美丘、太一は美しく優等生タイプの麻里と付き合っていたのですが、自然とお互いに惹かれはじめて(小説の最初のシーンからそれははじまっていたのだと思います)、
麻里という恋人を友達を裏切りながらも付き合い始めます。
でも、美丘はクロイツフェルト=ヤコブ病を発症してしまうのです。限りのある時間の中で二人は究極とも言えるほど愛し合います。そして、最後のシーンはさすが石田さん。一行一行、まるで映画のシーンを見ているように色彩がその場面が頭の中に次々に浮かんでくる。映画以上に色彩にあふれた最後のチャプター・・・。
彼女の病室へ黒いスーツを着た真っ赤なヘアカラーの太一が、バラの花束を抱えて入っていきます。既に自分では動くことができなくなっている美丘との約束を果たすために・・・。
今これを書きながらレミオロメンの「夢の蕾」を聴いているのですが、この曲を聴くと「美丘」の最後の場面を思い出します。
最後の場面を読みながら、Walkman で聴いていた曲なんです。
そんな関係の本と音楽がぼくの中には少なくなく存在します。
例えば、村上春樹さんの「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」とBon Jovi の「Have a Nice Day」「Bells of Freedom」などもそう・・・。
夢の蕾も良い曲だなぁ。やっぱりレミオロメン好きです。
時間、そしてとき・・・。
シッタールダの河のように流れは変わらないけれど、すくってみればその度に違う水であるように、
限りのあるものの中で、でも、自分の中にはかけがえのない、永遠に変わらないものが絶対にあるのだと、曲を聴きながら、そんなことをまた考えてしまいました。
" 2009/06/14 Mioka & Morioka "
今日は久しぶりの日曜日・・・。何をするでもなく色々と今のこと、少し前のこと、そしてこれからのことなどを考えていました。
時間に追われなかなか書くことのできなかったこと(アップできなかったこと)などを少しずつ綴ってみたいと思います。
ゆるゆると。
そして、これは、
4月に盛岡に行って5月に書きかけたことなのですが・・・。
寒さに耐える梅の蕾を見つめ、夕陽の桜を見上げ、新緑の森のにおいを肺いっぱいに吸い込んでいると、いつの間にか季節は先に進んでいました。この休みが終わると、確実に季節はもう一歩先に踏み出すのだと思います。
流れる季節の中で、ふと振り返ると、この季節もいろんなことがあったなと・・・。
そして・・・、
ずうっと、見たかった岩手山も春に見ることができました。
友達と病室の窓から一緒に見た岩手山。大切な思い出。
その後は天気が悪くて、盛岡に行ってもなかなか見ることができませんでした。
まるで見られるのを拒むように、
その姿をいつも灰色の雲に隠していました。
たとえ、思い出に変わっても、開いた穴をふさぐことはできないと思うのですが、
その鋭利なエッジが、冬のそして春の、季節の風によって削り取られ、触れても赤い血が出なくなるまで・・・、
少しの時間を置いてくれたのかもしれません。
岩手山を見たその日、盛岡でも少し早めの桜が咲き始めていました。
年を取るということは、少しずつ何かを失うことだと以前に何かの本で読んだことがあります。そして、この前読んだ村上春樹さんの「1Q84」でも同じようなことが書かれていました。
容姿、体力、気力など自分だけでなく、周りの大切なもの、人・・・、ひとつとして変わらないものはないのですね。
ただ、それと同じくらい絶対と思うものがあります。
どんなことがあっても、心に刻んだ熱い思い、その時感じた穏やかな気持ち、大切な人への思いは、
自分という存在がなくなるまでは失うことはないのだと・・・、それだけは決して失うことのないものなのだと・・・、
そのことを、今年の春、
岩手山に教えられたような気がしました。
シチュエーションは違うけれど、同じようなことを考えてしまう本があります。
以前にも少し触れたかもしれませんが、石田衣良さんの「美丘」。
人ってこんなにも愛することができるのかと・・・、読んだあと、しばらくショックを受けた本。
大学生の太一と美丘のいわゆる恋愛小説ですが、自由奔放に生きる強烈なキャラの美丘、太一は美しく優等生タイプの麻里と付き合っていたのですが、自然とお互いに惹かれはじめて(小説の最初のシーンからそれははじまっていたのだと思います)、
麻里という恋人を友達を裏切りながらも付き合い始めます。
でも、美丘はクロイツフェルト=ヤコブ病を発症してしまうのです。限りのある時間の中で二人は究極とも言えるほど愛し合います。そして、最後のシーンはさすが石田さん。一行一行、まるで映画のシーンを見ているように色彩がその場面が頭の中に次々に浮かんでくる。映画以上に色彩にあふれた最後のチャプター・・・。
彼女の病室へ黒いスーツを着た真っ赤なヘアカラーの太一が、バラの花束を抱えて入っていきます。既に自分では動くことができなくなっている美丘との約束を果たすために・・・。
今これを書きながらレミオロメンの「夢の蕾」を聴いているのですが、この曲を聴くと「美丘」の最後の場面を思い出します。
最後の場面を読みながら、Walkman で聴いていた曲なんです。
そんな関係の本と音楽がぼくの中には少なくなく存在します。
例えば、村上春樹さんの「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」とBon Jovi の「Have a Nice Day」「Bells of Freedom」などもそう・・・。
夢の蕾も良い曲だなぁ。やっぱりレミオロメン好きです。
時間、そしてとき・・・。
シッタールダの河のように流れは変わらないけれど、すくってみればその度に違う水であるように、
限りのあるものの中で、でも、自分の中にはかけがえのない、永遠に変わらないものが絶対にあるのだと、曲を聴きながら、そんなことをまた考えてしまいました。
" 2009/06/14 Mioka & Morioka "
エゴン・シーレ:日本の美術館名品展20090606 [絵画]
とても気にかかっていました。
画面の中央、ダークブルーの炎の揺らめきの中の男。
シャツの白もただの白じゃない・・・。
スニーカーの黒を際立たせアスファルトを跳ねる雨。 休みの早朝。
ブルーの傘を差し駅へと向かう濃い灰色の道。
Bartok String Quartet No.2 Op.17 を聴きながらなので、雨の音は聞こえません。どこか、ずうっと深いところの青い炎を揺さぶるチェロの音。
土曜の朝はかなりの雨でしたが、エゴン・シーレの一枚に会いたくて上野まで出かけてきました。
美術館連絡協議会(公立美術館のネットワーク)の創立25周年を記念して、それぞれの美術館の代表作を一堂に集め、7月5日まで、「日本の美術館名品展」が東京都美術館で開催されています。
202点が展示されていますが、会いたいのは、19世紀末ウィーンの画家エゴン・シーレの「カール・グリュンヴァルトの肖像」。
京浜東北線を降りると、上野駅の公園口はすごい人です。
土曜日の早朝・・・、しかも雨。であれば、なぜにこんなに混んでいるのか?
そうです、ルーヴル美術館展が6月14日までなんですね。駅の中のチケット売り場もすごい列ができていました。もちろん、西洋美術館前にも人の列。100分待ち @@; だそうです。ぼくが見に来たときは混んではいましたが、こんな待ち時間表示の看板はなかった・・・。
でも、こっちの展覧会は空いていました。ゆっくりと見ることができました。
ボナール、ミレー、シャガール、カンディンスキー etc etc ・・・、横山大観、小磯良平、萬鉄五郎、坂本繁二郎 etc etc ・・・、有名な画家さん達の傑作揃いが202点、ざっと見るだけでも2時間はかかります。
最初は、各画ごとに出展美術館からのメッセージが付いているので、それを読んでいましたが、とても全部は読みきれません。
それに、早くエゴン・シーレに会いたいのです。画を見るのにもパワーがいるので、シーレにたどり着くまでに全部を使い切るわけには行きません(笑)。
もったいないけれど、加速して通り過ぎました。
そして、「カール・グリュンバルトの肖像」
前にフェルメールの画に会った時と同じです。この画だけ光っています。
向かって左隣はカンディンスキー。右はピカソなのですが、両巨匠の絵よりも光って見える。シーレは28歳でスペイン風邪で亡くなってしまうのですが、これはその前年の作品。
ファーストインプレッションは「きれいな画」。白と青は個人的に好きな取り合わせ。エゴン・シーレのこの画、一目で気に入ってしまいました。
シーレは自画像と若い女性を多く描いていますが、その多くは歪んでデフォルメされています。青年期特有の理由のない居場所がはっきりとしない不安・・・。多分、感受性が強く、でも精神的に非常によわい青年だったのではないでしょうか。自画像の目などを見るとそう思います。
でも、この画、シーレには珍しい男性の肖像画。
普段省かれてしまう、手や足も多少デフォルメされているものの省略せずに描かれています。
しばらく、じっとこの画の前にたたずんでいました。
シーレが見ていたものが伝わってくる・・・、そんな気がしました。白いシャツを着ているのですが、たくましい肉体を筋肉を感じます。白いシャツ自体もただの白ではありません。色々な色が、感じているものが溶け込んでいる。シャツであり肉体であり人そのものなのです、きっと。
そして、その姿はダークブルーを背景として、イスに座っているのですが、イスはその背景の中に溶け込んでしまっています。この背景はダークな心の・・・、屈折しているが、でもピュアな青の炎の様に思えました。
そして、年を取った自分の中にも、こんな炎の燃えかすがまだあるのでしょうか? どこか、心の遠くの方が揺らめくのが、かるくめまいがするように感じられました。
シーレと向かい合っただけでかなりのパワーを消耗してしまいましたが、さすが名品展です。
この他にも惹かれた作品がたくさんありました。
これは、岡鹿之助の「遊蝶花」
同じく岡鹿之助「信号台」。
岡鹿之助も気になっている画家の一人です。ブリヂストン美術館で展覧会があったのですが、見逃していました。ここで2作品を見ましたが、展覧会行けばよかった。
特にこの「信号台」を見ていてそう思いました。静かな光景ですが・・・、ルソーの絵を見た時のような懐かしさ抒情性を感じます。
そして、これも気になる画家、佐伯雄三の「サンタンヌ教会」。
佐伯雄三も確か30歳くらいで結核で亡くなったのだと思いますが、この作品はいいなぁ・・・。
ユトリロの作品も展示されていました。同じようなパリの町並みを描いているのですが、こちらの作品の方が、ずうっと心を揺さぶられます。
昔は結核は不治の病なんですよね。
死というものをすごく身近に感じて、本来長い生涯の間に使うべきパワーを、残された短い間に全て使い切ってしまおうかとするように・・・。ろうそくが消えそうな時、一時的にパワーが強くなるような・・・、そんなものを・・・。
黒い輪郭線と、レンガ色がとても効いています。
ぼくもかなり前ですが、結核にかかったことがあります(昔でなくて良かった・・・)。でも、病気にかかった時、生命力が反比例的に強まるときがあったのを覚えています。
かなりの情報量がある展覧会でした。もう少し、パワーがある時に見た方が良かったのかもしれません。少し、くたびれました。
でも、エゴン・シーレ・・・、素敵でした。
また一人、気になる画家が増えました。ウィーンに行ってたくさん見てみたいのですが・・・ハハハハハハッ・・・ハ ^^;
多分じぶんのブログ、しばらく休止しているような、でも時々は顔を出すような・・・、そんなことになりそうです。写真も、しばらくお休み・・・かもしれません。
" 2009/06/06 Egon Schiele "
画面の中央、ダークブルーの炎の揺らめきの中の男。
シャツの白もただの白じゃない・・・。
スニーカーの黒を際立たせアスファルトを跳ねる雨。 休みの早朝。
ブルーの傘を差し駅へと向かう濃い灰色の道。
Bartok String Quartet No.2 Op.17 を聴きながらなので、雨の音は聞こえません。どこか、ずうっと深いところの青い炎を揺さぶるチェロの音。
土曜の朝はかなりの雨でしたが、エゴン・シーレの一枚に会いたくて上野まで出かけてきました。
美術館連絡協議会(公立美術館のネットワーク)の創立25周年を記念して、それぞれの美術館の代表作を一堂に集め、7月5日まで、「日本の美術館名品展」が東京都美術館で開催されています。
202点が展示されていますが、会いたいのは、19世紀末ウィーンの画家エゴン・シーレの「カール・グリュンヴァルトの肖像」。
京浜東北線を降りると、上野駅の公園口はすごい人です。
土曜日の早朝・・・、しかも雨。であれば、なぜにこんなに混んでいるのか?
そうです、ルーヴル美術館展が6月14日までなんですね。駅の中のチケット売り場もすごい列ができていました。もちろん、西洋美術館前にも人の列。100分待ち @@; だそうです。ぼくが見に来たときは混んではいましたが、こんな待ち時間表示の看板はなかった・・・。
でも、こっちの展覧会は空いていました。ゆっくりと見ることができました。
ボナール、ミレー、シャガール、カンディンスキー etc etc ・・・、横山大観、小磯良平、萬鉄五郎、坂本繁二郎 etc etc ・・・、有名な画家さん達の傑作揃いが202点、ざっと見るだけでも2時間はかかります。
最初は、各画ごとに出展美術館からのメッセージが付いているので、それを読んでいましたが、とても全部は読みきれません。
それに、早くエゴン・シーレに会いたいのです。画を見るのにもパワーがいるので、シーレにたどり着くまでに全部を使い切るわけには行きません(笑)。
もったいないけれど、加速して通り過ぎました。
そして、「カール・グリュンバルトの肖像」
前にフェルメールの画に会った時と同じです。この画だけ光っています。
向かって左隣はカンディンスキー。右はピカソなのですが、両巨匠の絵よりも光って見える。シーレは28歳でスペイン風邪で亡くなってしまうのですが、これはその前年の作品。
ファーストインプレッションは「きれいな画」。白と青は個人的に好きな取り合わせ。エゴン・シーレのこの画、一目で気に入ってしまいました。
シーレは自画像と若い女性を多く描いていますが、その多くは歪んでデフォルメされています。青年期特有の理由のない居場所がはっきりとしない不安・・・。多分、感受性が強く、でも精神的に非常によわい青年だったのではないでしょうか。自画像の目などを見るとそう思います。
でも、この画、シーレには珍しい男性の肖像画。
普段省かれてしまう、手や足も多少デフォルメされているものの省略せずに描かれています。
しばらく、じっとこの画の前にたたずんでいました。
シーレが見ていたものが伝わってくる・・・、そんな気がしました。白いシャツを着ているのですが、たくましい肉体を筋肉を感じます。白いシャツ自体もただの白ではありません。色々な色が、感じているものが溶け込んでいる。シャツであり肉体であり人そのものなのです、きっと。
そして、その姿はダークブルーを背景として、イスに座っているのですが、イスはその背景の中に溶け込んでしまっています。この背景はダークな心の・・・、屈折しているが、でもピュアな青の炎の様に思えました。
そして、年を取った自分の中にも、こんな炎の燃えかすがまだあるのでしょうか? どこか、心の遠くの方が揺らめくのが、かるくめまいがするように感じられました。
シーレと向かい合っただけでかなりのパワーを消耗してしまいましたが、さすが名品展です。
この他にも惹かれた作品がたくさんありました。
これは、岡鹿之助の「遊蝶花」
同じく岡鹿之助「信号台」。
岡鹿之助も気になっている画家の一人です。ブリヂストン美術館で展覧会があったのですが、見逃していました。ここで2作品を見ましたが、展覧会行けばよかった。
特にこの「信号台」を見ていてそう思いました。静かな光景ですが・・・、ルソーの絵を見た時のような懐かしさ抒情性を感じます。
そして、これも気になる画家、佐伯雄三の「サンタンヌ教会」。
佐伯雄三も確か30歳くらいで結核で亡くなったのだと思いますが、この作品はいいなぁ・・・。
ユトリロの作品も展示されていました。同じようなパリの町並みを描いているのですが、こちらの作品の方が、ずうっと心を揺さぶられます。
昔は結核は不治の病なんですよね。
死というものをすごく身近に感じて、本来長い生涯の間に使うべきパワーを、残された短い間に全て使い切ってしまおうかとするように・・・。ろうそくが消えそうな時、一時的にパワーが強くなるような・・・、そんなものを・・・。
黒い輪郭線と、レンガ色がとても効いています。
ぼくもかなり前ですが、結核にかかったことがあります(昔でなくて良かった・・・)。でも、病気にかかった時、生命力が反比例的に強まるときがあったのを覚えています。
かなりの情報量がある展覧会でした。もう少し、パワーがある時に見た方が良かったのかもしれません。少し、くたびれました。
でも、エゴン・シーレ・・・、素敵でした。
また一人、気になる画家が増えました。ウィーンに行ってたくさん見てみたいのですが・・・ハハハハハハッ・・・ハ ^^;
多分じぶんのブログ、しばらく休止しているような、でも時々は顔を出すような・・・、そんなことになりそうです。写真も、しばらくお休み・・・かもしれません。
" 2009/06/06 Egon Schiele "
北鎌倉東慶寺イワタバコ:20090530 [鎌倉]
5月も終わりです。
早いなぁ~・・・。 色々とやりたいことがあったのですが、何もしないまま時だけ流れていってしまいました。
窓からは、梅雨の走りの雲の絶対防衛圏を通り抜けた薄日が射しこんでいます。今日は雨の予報ではなかったっけ・・・。
せめて、少し早く起きて、音楽でも聴こう。
髪の毛も大分伸びてしまったので切りに行かねばならないのですが、それよりは部屋でアナログレコードが回るのをぼんやりと眺めながら過ごしたい。もちろん、コーヒーは欠かせません(笑)。
イワタバコの写真を整理しながら、休日の朝のゆっくりとした時間です。
昨日は小雨模様だったのですが、娘を送り出してから東慶寺のイワタバコを撮りに朝の散歩に出かけてきました。家を出る時はかなり降っていた雨も、北鎌倉に降り立つと傘はいらない程度。大きな傘でなくても良かった。
そして、イワタバコです。
先週はまだつぼみだけでしたが・・・、咲き始めていました。
朝のシャワーを浴びて、生まれたての花たちはいっそうピュアな紫色に。
イワタバコの名前の由来の大きな緑の葉っぱ、岩の斜面から一生懸命外を見ようと精一杯伸ばした白い長い茎、そして控えめな紫色の花、みんなきらきらと輝いていました。
何回か写真を撮るために、訪れているのですが・・・、
今年のイワタバコは、とても可愛い。 例年になく、とてもかわいいのです。
咲きたてだから? シャワーを浴びたてだから?
やはり、満開よりもこのくらいの感じが、ぼくは好きです。 ちょうど良い時に来られたようです。
昨年は、H・G・ウェルズの宇宙戦争のキャラそのものに思えた宇宙人くんたちも(笑)、今年はとても可愛い。
ぼくの中でのイワタバコへの感覚が少し変わりました。こんなに可愛い花だったんだと・・・ ^^
北鎌倉でも明月院などで見ることはできますが、これだけ群生しているものは、他には見たことがありません。
ぼくには昨日が一番でしたが、本来の見頃はこれからです。今週がきっと一番の見頃と思います。
5月を締めくくるのにふさわしい曲かどうは分かりませんが、今聴いているのは、
Bartok Piano Concerto No.3
Geza Anda (P) Ferenc Fricsay (C) Berlin Radio Symphony Orchestra
バルトークの最後のピアノコンチェルト。白血病でなくなったバルトークの最後の17小説が未完に終わったコンチェルトです(但し補筆により完成)。
バルトークにしては、メロディも断片でなく、他のピアノコンチェルトはピアノが打楽器のように使われていますが、そのようなこともなく、普通に(?)聴ける曲。
特に、第二楽章のアダージョは澄み切っている感じで、とても好きです。バルトークの白鳥の歌なのでしょうか?
そういえば5月はよくブラームスのピアノコンチェルト2番を聴いていました。そして、その前はラフマニノフ。意識していませんでしたが、なんとなく良い具合にバルトークにたどり着いたのかと・・・(笑)。
紫陽花たちも、先週よりもかなりそれらしくなってきました。
柏葉紫陽花も・・・、
朝のシャワーで透き通っていました。小雨模様ならではの出会い。
もちろん、北鎌倉で紫陽花といえば明月院ですが、東慶寺にも色々な紫陽花があります。
額紫陽花も色々とあって、小ぶりですが、かわいいものが多いと思います。
紫陽花も、今週末にはもっと色付くのでしょうね。
これは八重のドクダミ、ひっそりと咲いていました。とても可愛かったので、一枚切り取ってきました。
北鎌倉のブルーと紫の季節はもう少し・・・。
29日は待ちに待った日でした。
村上春樹さんの「1Q84」の発売日。この久し振りの長編小説、発売前に内容を一切PRしないという、PRの仕方で評判(?)でした。全然、分からないとよけい知りたくなるのがファンの心理・・・。うまくそこをつかれた感じです(笑)。
ちなみに、「1Q84」とは1984年のこと・・・、でも、訳ありです。少しねじれた1984年、パラレルワールド。
土曜日に、BOOK1 の半分くらいを読みました。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」や「海辺のカフカ」の様に2つの話が螺旋の様に織り成していきます。
天気は悪いし・・・、ちょうど良いタイミングでの発売でした。今日も読書。 ^^v
" 2009/05/30 Tokeiji & Iwatabako "
早いなぁ~・・・。 色々とやりたいことがあったのですが、何もしないまま時だけ流れていってしまいました。
窓からは、梅雨の走りの雲の絶対防衛圏を通り抜けた薄日が射しこんでいます。今日は雨の予報ではなかったっけ・・・。
せめて、少し早く起きて、音楽でも聴こう。
髪の毛も大分伸びてしまったので切りに行かねばならないのですが、それよりは部屋でアナログレコードが回るのをぼんやりと眺めながら過ごしたい。もちろん、コーヒーは欠かせません(笑)。
イワタバコの写真を整理しながら、休日の朝のゆっくりとした時間です。
昨日は小雨模様だったのですが、娘を送り出してから東慶寺のイワタバコを撮りに朝の散歩に出かけてきました。家を出る時はかなり降っていた雨も、北鎌倉に降り立つと傘はいらない程度。大きな傘でなくても良かった。
そして、イワタバコです。
先週はまだつぼみだけでしたが・・・、咲き始めていました。
朝のシャワーを浴びて、生まれたての花たちはいっそうピュアな紫色に。
イワタバコの名前の由来の大きな緑の葉っぱ、岩の斜面から一生懸命外を見ようと精一杯伸ばした白い長い茎、そして控えめな紫色の花、みんなきらきらと輝いていました。
何回か写真を撮るために、訪れているのですが・・・、
今年のイワタバコは、とても可愛い。 例年になく、とてもかわいいのです。
咲きたてだから? シャワーを浴びたてだから?
やはり、満開よりもこのくらいの感じが、ぼくは好きです。 ちょうど良い時に来られたようです。
昨年は、H・G・ウェルズの宇宙戦争のキャラそのものに思えた宇宙人くんたちも(笑)、今年はとても可愛い。
ぼくの中でのイワタバコへの感覚が少し変わりました。こんなに可愛い花だったんだと・・・ ^^
北鎌倉でも明月院などで見ることはできますが、これだけ群生しているものは、他には見たことがありません。
ぼくには昨日が一番でしたが、本来の見頃はこれからです。今週がきっと一番の見頃と思います。
5月を締めくくるのにふさわしい曲かどうは分かりませんが、今聴いているのは、
Bartok Piano Concerto No.3
Geza Anda (P) Ferenc Fricsay (C) Berlin Radio Symphony Orchestra
バルトークの最後のピアノコンチェルト。白血病でなくなったバルトークの最後の17小説が未完に終わったコンチェルトです(但し補筆により完成)。
バルトークにしては、メロディも断片でなく、他のピアノコンチェルトはピアノが打楽器のように使われていますが、そのようなこともなく、普通に(?)聴ける曲。
特に、第二楽章のアダージョは澄み切っている感じで、とても好きです。バルトークの白鳥の歌なのでしょうか?
そういえば5月はよくブラームスのピアノコンチェルト2番を聴いていました。そして、その前はラフマニノフ。意識していませんでしたが、なんとなく良い具合にバルトークにたどり着いたのかと・・・(笑)。
紫陽花たちも、先週よりもかなりそれらしくなってきました。
柏葉紫陽花も・・・、
朝のシャワーで透き通っていました。小雨模様ならではの出会い。
もちろん、北鎌倉で紫陽花といえば明月院ですが、東慶寺にも色々な紫陽花があります。
額紫陽花も色々とあって、小ぶりですが、かわいいものが多いと思います。
紫陽花も、今週末にはもっと色付くのでしょうね。
これは八重のドクダミ、ひっそりと咲いていました。とても可愛かったので、一枚切り取ってきました。
北鎌倉のブルーと紫の季節はもう少し・・・。
29日は待ちに待った日でした。
村上春樹さんの「1Q84」の発売日。この久し振りの長編小説、発売前に内容を一切PRしないという、PRの仕方で評判(?)でした。全然、分からないとよけい知りたくなるのがファンの心理・・・。うまくそこをつかれた感じです(笑)。
ちなみに、「1Q84」とは1984年のこと・・・、でも、訳ありです。少しねじれた1984年、パラレルワールド。
土曜日に、BOOK1 の半分くらいを読みました。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」や「海辺のカフカ」の様に2つの話が螺旋の様に織り成していきます。
天気は悪いし・・・、ちょうど良いタイミングでの発売でした。今日も読書。 ^^v
" 2009/05/30 Tokeiji & Iwatabako "
北鎌倉東慶寺紫陽花:20090522 [鎌倉]
金曜日は歓送迎会で、結構、飲んでしまいました・・・ ^^;
土曜は天気は良くないと聞いていたので、安心して、酔っ払ったまま、お休みーーーっ ZZZZZ 。
ところが、 @@; 朝になると、ちゃんと? 晴れているのです。
であれば・・・、北鎌倉が気になっていたので、出かけます。 紫陽花の具合と、イワタバコと。
少しアルコールが残っているかもと思いましたが、良い天気の休みは貴重です。
まだ、見頃には少し早いものの、柏葉紫陽花は、咲きたてでした。まだ赤ちゃん ♪
やさしい光に緑が溶け出すとても素敵な一時。 朝だけのやわらかなグラデーション。
こういう、緑色大好きです。
5月の風の中に、水彩画のように、緑色が溶け込んで・・・、
滲んでいきます。初々しい色彩 。
柏葉紫陽花だけではありません。他の紫陽花たちも生まれたてです。
綺麗な、ピュアホワイト。
ここ、東慶寺で一番最初に色づく紫陽花は、黒姫紫陽花。
そうそう、やっぱり紫陽花はこの色です。 ^^v
紫陽花だけではなくて、色んな花が咲いています。
赤い花も、紫の花も。
これは、ムラサキツユクサですよね。
東慶寺のイワタバコも、赤ちゃんです。今週末にもう一度行ってみよう。
きっと、宇宙人がたくさんいることでしょう(笑)。
写真って、じぶんのコンデションとか、体調とか・・・、そのまま表れてくるんですね。
この日は、まだアルコールが幾分残っていたせいか、プレッシャーも忘れ、のんびりとできました(アルコールに頼るようではいけないのですが・・・)。
連れて行った、べト6番「田園」の選曲も良かったのかもしれません。
写真は決して良い出来ではないのですが、
でも、柏葉紫陽花の融けるような緑の中で久し振りに気持ちよく撮ることができました。
ベートーベンの交響曲第6番「田園」はたくさんは聴かないのですが、このCD (ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィル録音:1979年5月21日東京文化会館ステレオ・ライヴ)、HMVの週間ランキングで上位に入っていたので、購入してみました。
ライヴ録音で音質はそれほど良いとは思えませんでしたが、この田園はすごいです。今まで聴いていた「田園」という印象が吹っ飛んでしまいました。なんて言い表せばよいのか??
田園と言う曲そのものだけではなく、ベートーベンっていうことを強く感じる演奏・・・、田園はベートーベンの作品であることを強く感じた演奏でした。恐るべし、ムラヴィンスキー。
当日演奏されたワグナーも収録されていますが、トリスタンとイゾルデの「前奏曲と愛の死」と「ワルキューレの騎行」も最高です。
" Tokeiji Ajisai 2009/05/22 "
土曜は天気は良くないと聞いていたので、安心して、酔っ払ったまま、お休みーーーっ ZZZZZ 。
ところが、 @@; 朝になると、ちゃんと? 晴れているのです。
であれば・・・、北鎌倉が気になっていたので、出かけます。 紫陽花の具合と、イワタバコと。
少しアルコールが残っているかもと思いましたが、良い天気の休みは貴重です。
まだ、見頃には少し早いものの、柏葉紫陽花は、咲きたてでした。まだ赤ちゃん ♪
やさしい光に緑が溶け出すとても素敵な一時。 朝だけのやわらかなグラデーション。
こういう、緑色大好きです。
5月の風の中に、水彩画のように、緑色が溶け込んで・・・、
滲んでいきます。初々しい色彩 。
柏葉紫陽花だけではありません。他の紫陽花たちも生まれたてです。
綺麗な、ピュアホワイト。
ここ、東慶寺で一番最初に色づく紫陽花は、黒姫紫陽花。
そうそう、やっぱり紫陽花はこの色です。 ^^v
紫陽花だけではなくて、色んな花が咲いています。
赤い花も、紫の花も。
これは、ムラサキツユクサですよね。
東慶寺のイワタバコも、赤ちゃんです。今週末にもう一度行ってみよう。
きっと、宇宙人がたくさんいることでしょう(笑)。
写真って、じぶんのコンデションとか、体調とか・・・、そのまま表れてくるんですね。
この日は、まだアルコールが幾分残っていたせいか、プレッシャーも忘れ、のんびりとできました(アルコールに頼るようではいけないのですが・・・)。
連れて行った、べト6番「田園」の選曲も良かったのかもしれません。
写真は決して良い出来ではないのですが、
でも、柏葉紫陽花の融けるような緑の中で久し振りに気持ちよく撮ることができました。
ベートーベンの交響曲第6番「田園」はたくさんは聴かないのですが、このCD (ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィル録音:1979年5月21日東京文化会館ステレオ・ライヴ)、HMVの週間ランキングで上位に入っていたので、購入してみました。
ライヴ録音で音質はそれほど良いとは思えませんでしたが、この田園はすごいです。今まで聴いていた「田園」という印象が吹っ飛んでしまいました。なんて言い表せばよいのか??
田園と言う曲そのものだけではなく、ベートーベンっていうことを強く感じる演奏・・・、田園はベートーベンの作品であることを強く感じた演奏でした。恐るべし、ムラヴィンスキー。
当日演奏されたワグナーも収録されていますが、トリスタンとイゾルデの「前奏曲と愛の死」と「ワルキューレの騎行」も最高です。
" Tokeiji Ajisai 2009/05/22 "
AM8:00港の見える丘公園:20090510 [横浜街歩き]
まだ寝息をたてている元町。エンジンを切ったバイクがゆっくりと石畳を通って行きます。
長い影に少しの切なさを感じながら、それでも、心地良い横浜の風。
外国人墓地の横を通り過ぎて、港の見える丘公園にたどり着いたのは日曜日の朝8時でした。
バラの具合は・・・。
満開ではないですが、5分~6分咲きくらい。
咲きたてです。
ピンクや赤や黄色や、花びらは若くそして初々しく、美しさだけでなくて、5月のパワーも感じることができました。
5月の太陽は清々しいだけでなく思いのほかパワーをたくさん持っています。
新緑を育て上げるパワー・・・、ぼくが生まれた月でもあります(関係ないか ^^; )。
満開のバラに会うことはできませんでしたが、
この時間は咲き始めのバラの時間。生まれたての朝の光と咲き始めのバラたち・・・。よく似合っているな。
むかし、
ここのバラが好きなやつがいました・・・。
" 言葉にならない " がとても好きで、
とても、優しいやつでした。色んなことをやつから教わりました。なにものにもかえられない、やさしさを教わりました。
そんな、むかしのことをふと思い出した、港の見える丘公園。
咲きたてのバラと、5月の元気な太陽。
オフコースの曲を思わず、口ずさんでいました。
この日、何しに来たのか・・・、
ここに、この時季に来たのかが、朝の光にキラキラと輝く初々しいバラたちをファインダー越しに見ていて、よく分かりました。
話したいことがたくさんたまっていたのだと・・・。
4月に盛岡を訪れた時、それまで天気が悪いなどでなかなか見ることができなかった岩手山の姿を、久し振りに見ることができました。
その時から、この公園の咲きはじめのバラたちを見に来ようと決めていたのかもしれません。
小一時間、咲き始めのバラたちとファインダー越しに話をして公園を後にしました。
ふと我に返ると、空腹と、かなり暑くて少し疲れているのに気が付きました(笑)。
バラって難しいです。
ここの春のバラを撮るのは2シーズン目ですが、なかなか見たままのバラたちを切り取ってくることができません・・・ ^^;
来年こそは(笑)。
PS. 長く使ってきたマウスの調子がおかしくなったので、秋葉で新しいのを買ってきました。黒いマウス !!
1,599円也(笑)。
" 2009/05/10 Minatonomieru-Okakouen "
長い影に少しの切なさを感じながら、それでも、心地良い横浜の風。
外国人墓地の横を通り過ぎて、港の見える丘公園にたどり着いたのは日曜日の朝8時でした。
バラの具合は・・・。
満開ではないですが、5分~6分咲きくらい。
咲きたてです。
ピンクや赤や黄色や、花びらは若くそして初々しく、美しさだけでなくて、5月のパワーも感じることができました。
5月の太陽は清々しいだけでなく思いのほかパワーをたくさん持っています。
新緑を育て上げるパワー・・・、ぼくが生まれた月でもあります(関係ないか ^^; )。
満開のバラに会うことはできませんでしたが、
この時間は咲き始めのバラの時間。生まれたての朝の光と咲き始めのバラたち・・・。よく似合っているな。
むかし、
ここのバラが好きなやつがいました・・・。
" 言葉にならない " がとても好きで、
とても、優しいやつでした。色んなことをやつから教わりました。なにものにもかえられない、やさしさを教わりました。
そんな、むかしのことをふと思い出した、港の見える丘公園。
咲きたてのバラと、5月の元気な太陽。
オフコースの曲を思わず、口ずさんでいました。
この日、何しに来たのか・・・、
ここに、この時季に来たのかが、朝の光にキラキラと輝く初々しいバラたちをファインダー越しに見ていて、よく分かりました。
話したいことがたくさんたまっていたのだと・・・。
4月に盛岡を訪れた時、それまで天気が悪いなどでなかなか見ることができなかった岩手山の姿を、久し振りに見ることができました。
その時から、この公園の咲きはじめのバラたちを見に来ようと決めていたのかもしれません。
小一時間、咲き始めのバラたちとファインダー越しに話をして公園を後にしました。
ふと我に返ると、空腹と、かなり暑くて少し疲れているのに気が付きました(笑)。
バラって難しいです。
ここの春のバラを撮るのは2シーズン目ですが、なかなか見たままのバラたちを切り取ってくることができません・・・ ^^;
来年こそは(笑)。
PS. 長く使ってきたマウスの調子がおかしくなったので、秋葉で新しいのを買ってきました。黒いマウス !!
1,599円也(笑)。
" 2009/05/10 Minatonomieru-Okakouen "
AM7:00元町:20090510 [横浜街歩き]
朝ですが・・・、なぜか儚く・・・、そして切なく・・・。
ものって、どんなものでも個別の美しさを持っていると思います。
そして、同じ小路、同じショップ、ウインドウなのですが、その時々でそれが万華鏡が作り出すデザインのように色々な美しさに変化するのだと。
5月の土曜日、早朝の散歩に横浜元町まで出かけてきました。港の見える丘公園のバラが気になっていました。
美しさって言うと、少し違うかな?
ファインダーから見つめているじぶんに、その時々の違う言葉で、テレパシーのようにある種の感情を語りかけてくるんだと・・・。
でも、こころのカバーを外してスイッチをオンにしておかないとダメなようです。
どんなに強いテレパシーも、何かこころのどこかにあるものをちゃんと外しておかないと、届かない。
数時間後にはショッピングやお茶、親しさやこころの暖かさを確認するために、たくさんの人で溢れる横浜元町も、AM:700。
とても薄い銀色のベールに覆われたように、静かに、まだ寝息を立てています。
5月の爽やかな風が時折頬を通り過ぎていきます。
清々しい朝の風。
でも、その風の中で、なぜか儚さと、切なさを感じていました。
最近、感じていなかった感覚・・・。嫌いじゃない感覚。
横浜のとある土曜日の早朝散歩。忙しくても、時々はこんな25時間目を持たなくてはだめだなと、そんな風に思いました。
寝息を立てている横浜元町。清々しさと、少しの刹那さと・・・、
そして、やっぱり好きな街だな。
港の見える丘公園といえば・・・、オフコース、小田和正さん。
横浜の街には、小田さんが似合います。
Walkman には小田さんを3枚入れて出かけました。この日、何回も聴いていたのは、「風の坂道」。出だしのピアノを聴くと、柄にもなくきゅんとします(笑)。
この曲、大好きです。
君とはじめて会った その時から
じぶんが変わっていくのが分かった
君がはじめて 涙 流した時
人を傷つける 悲しさを知った
ありふれた日々が かがやいていく
ありふれた今が思い出に変わる
誰のものでも 誰のためでもない
かけがえのないこの僕の人生
バラもいい具合に咲いていました。次の記事でアップしようと思います。ここのところ、新しい役割と仕事で、こころの余裕がなくなっていました。でも、細々とブログは続けて行きたいと思います。大切な方たちと大切な場所。
"20090510 Yokohama Motomachi "
ものって、どんなものでも個別の美しさを持っていると思います。
そして、同じ小路、同じショップ、ウインドウなのですが、その時々でそれが万華鏡が作り出すデザインのように色々な美しさに変化するのだと。
5月の土曜日、早朝の散歩に横浜元町まで出かけてきました。港の見える丘公園のバラが気になっていました。
美しさって言うと、少し違うかな?
ファインダーから見つめているじぶんに、その時々の違う言葉で、テレパシーのようにある種の感情を語りかけてくるんだと・・・。
でも、こころのカバーを外してスイッチをオンにしておかないとダメなようです。
どんなに強いテレパシーも、何かこころのどこかにあるものをちゃんと外しておかないと、届かない。
数時間後にはショッピングやお茶、親しさやこころの暖かさを確認するために、たくさんの人で溢れる横浜元町も、AM:700。
とても薄い銀色のベールに覆われたように、静かに、まだ寝息を立てています。
5月の爽やかな風が時折頬を通り過ぎていきます。
清々しい朝の風。
でも、その風の中で、なぜか儚さと、切なさを感じていました。
最近、感じていなかった感覚・・・。嫌いじゃない感覚。
横浜のとある土曜日の早朝散歩。忙しくても、時々はこんな25時間目を持たなくてはだめだなと、そんな風に思いました。
寝息を立てている横浜元町。清々しさと、少しの刹那さと・・・、
そして、やっぱり好きな街だな。
港の見える丘公園といえば・・・、オフコース、小田和正さん。
横浜の街には、小田さんが似合います。
Walkman には小田さんを3枚入れて出かけました。この日、何回も聴いていたのは、「風の坂道」。出だしのピアノを聴くと、柄にもなくきゅんとします(笑)。
この曲、大好きです。
君とはじめて会った その時から
じぶんが変わっていくのが分かった
君がはじめて 涙 流した時
人を傷つける 悲しさを知った
ありふれた日々が かがやいていく
ありふれた今が思い出に変わる
誰のものでも 誰のためでもない
かけがえのないこの僕の人生
バラもいい具合に咲いていました。次の記事でアップしようと思います。ここのところ、新しい役割と仕事で、こころの余裕がなくなっていました。でも、細々とブログは続けて行きたいと思います。大切な方たちと大切な場所。
"20090510 Yokohama Motomachi "
獅子舞の谷:20090503 [鎌倉]
「ぐーっ」 「たらーっ」 生活4日目。
5月4日は、母の誕生日のお祝い、と言っても、母の家に行ってご馳走になってきたのですから・・・、お祝いをしたとはいえないなぁ・・・wwwww ^^;
ささやかながら、娘が小遣いで買ったプレゼントとカードを渡しに行ったのです。
どうも、母の所へ行くと飲み過ぎてしまって。食べて飲んで、良い気持ちになって・・・、ぐっすりと寝てしまいました。なにしに行ったのだろう??? じぶん・・・ (笑)。
ところで、3日は " La Folle Journee au Japon 2009 " に午後から出かけたのですが、その前、3日の朝は鎌倉へ散歩に行って来ました。連日の鎌倉への早朝散歩です。
前日、緑のフィルターのやさしい「こもれび」に出会うことができたのですが、今度はもっと緑がたくさんあるところへ行きたくなったのです。
GWだけあって、帰る時はここ小町通もものすごい人出でしたが、朝はまだ静か。人がいっぱいの時は気が付きませんが、
こんなものが通りのすみに。
カエル母さんの背中に子カエルが乗っかって・・・、可愛い。
天気は薄曇りだったでしょうか・・・、瑞泉寺の方まで歩くので(鎌倉駅からバスもあります)暑すぎずちょうど良い。
八幡宮、鎌倉宮を抜けて、二階堂の方へとひたすら歩きます。瑞泉寺の手前を左に曲がりもう少し歩くと、獅子舞の谷への入り口です。
ここ、鎌倉の獅子舞の谷は、秋の紅葉のスポット。
テレビや雑誌でかなり取り上げられているので、シーズンには団体客もたくさん押し寄せるなど、大変混雑するところ。
実際、紅葉の季節に何度か訪れたことがありますが、木々の真っ赤な紅葉がいくつも折り重なってタペストリーのような光景、その見事さには、もう圧倒されてしまいます。
小川のせせらぎの音も心地良い。谷に入る前に、Walkman のスイッチはOFF にしておきました。
小川の流れ、まだ仮免許中の鶯の鳴き声。そして、時折、通り道を渡っていく風の音・・・。
友達が以前言っていました。自然の音に勝るものはないと。
そして、
鎌倉にもこんな谷が続く場所があるんです。
もう少し天気が良ければよかったのですが、それでも、十分初夏の新緑を味わうことができました。
ハイキングコースですが、紅葉のシーズンではないことと時間が早いことで、途中で2~3人の方と会ったくらい。
谷の木々たちの中でE-510を抱えたじぶんだけ・・・ひとりでした。
日差しも、薄い雲の絶対防衛圏を通り抜けたものが時々差し込む程度。
薄いグレーの空と新緑の緑の組み合わせです。赤や白の色彩を花を探したのですが、どこにも咲いていません。いえ、見つけられませんでした。
ここは木々だけの場所。
しばらく佇んで上を見上げていると、次第に木々の息吹が聞えてくるように感じました。木々と一言で言っても、色んな木がいます。一本一本表情があって・・・。彼らがいっせいに話しかけてくるように感じました。
木々が作り出した少し湿っていて、香りのする・・・、これが森のにおいなんでしょうね・・・、
空気を思いっきり肺に吸い込みました。すごくおいしい。
花たちのような華やかさはありませんが、ここにもたくさんの色彩があります。新緑の命あふれる色彩。なんとやさしくて力強い色彩なのでしょう。
一本一本異なった色彩を持つ木々たち。 木の美しさとたくましさ、そしてやさしさに・・・初めて気が付きました。
途中であったのは彼くらい・・・(笑)。
森ってよいですね。自分の住んでいる周りには森らしいところはなくて、この日のような経験はあまりできません。
1日経ってしまいましたが、今、写真を整理し記事を書いています。
音楽は、Pascal Roge の Ravel Prelude と Ma mere l'Oye ・・・、この曲ならきっと自然の音を邪魔しないでしょう。今度はこれをもっていこう(笑)。
GWならではの早朝の散歩。
すごく、地味でじぶんらしい散歩でしたが、こういうのも良いなと・・・。 また、もう少し経ったら行ってみようと思います。
もう少し、天気が良いときに、もう一度森の「こもれび」に会いに。 ^^
" 2009/05/03 Kamakura Shishimainotani "
5月4日は、母の誕生日のお祝い、と言っても、母の家に行ってご馳走になってきたのですから・・・、お祝いをしたとはいえないなぁ・・・wwwww ^^;
ささやかながら、娘が小遣いで買ったプレゼントとカードを渡しに行ったのです。
どうも、母の所へ行くと飲み過ぎてしまって。食べて飲んで、良い気持ちになって・・・、ぐっすりと寝てしまいました。なにしに行ったのだろう??? じぶん・・・ (笑)。
ところで、3日は " La Folle Journee au Japon 2009 " に午後から出かけたのですが、その前、3日の朝は鎌倉へ散歩に行って来ました。連日の鎌倉への早朝散歩です。
前日、緑のフィルターのやさしい「こもれび」に出会うことができたのですが、今度はもっと緑がたくさんあるところへ行きたくなったのです。
GWだけあって、帰る時はここ小町通もものすごい人出でしたが、朝はまだ静か。人がいっぱいの時は気が付きませんが、
こんなものが通りのすみに。
カエル母さんの背中に子カエルが乗っかって・・・、可愛い。
天気は薄曇りだったでしょうか・・・、瑞泉寺の方まで歩くので(鎌倉駅からバスもあります)暑すぎずちょうど良い。
八幡宮、鎌倉宮を抜けて、二階堂の方へとひたすら歩きます。瑞泉寺の手前を左に曲がりもう少し歩くと、獅子舞の谷への入り口です。
ここ、鎌倉の獅子舞の谷は、秋の紅葉のスポット。
テレビや雑誌でかなり取り上げられているので、シーズンには団体客もたくさん押し寄せるなど、大変混雑するところ。
実際、紅葉の季節に何度か訪れたことがありますが、木々の真っ赤な紅葉がいくつも折り重なってタペストリーのような光景、その見事さには、もう圧倒されてしまいます。
小川のせせらぎの音も心地良い。谷に入る前に、Walkman のスイッチはOFF にしておきました。
小川の流れ、まだ仮免許中の鶯の鳴き声。そして、時折、通り道を渡っていく風の音・・・。
友達が以前言っていました。自然の音に勝るものはないと。
そして、
鎌倉にもこんな谷が続く場所があるんです。
もう少し天気が良ければよかったのですが、それでも、十分初夏の新緑を味わうことができました。
ハイキングコースですが、紅葉のシーズンではないことと時間が早いことで、途中で2~3人の方と会ったくらい。
谷の木々たちの中でE-510を抱えたじぶんだけ・・・ひとりでした。
日差しも、薄い雲の絶対防衛圏を通り抜けたものが時々差し込む程度。
薄いグレーの空と新緑の緑の組み合わせです。赤や白の色彩を花を探したのですが、どこにも咲いていません。いえ、見つけられませんでした。
ここは木々だけの場所。
しばらく佇んで上を見上げていると、次第に木々の息吹が聞えてくるように感じました。木々と一言で言っても、色んな木がいます。一本一本表情があって・・・。彼らがいっせいに話しかけてくるように感じました。
木々が作り出した少し湿っていて、香りのする・・・、これが森のにおいなんでしょうね・・・、
空気を思いっきり肺に吸い込みました。すごくおいしい。
花たちのような華やかさはありませんが、ここにもたくさんの色彩があります。新緑の命あふれる色彩。なんとやさしくて力強い色彩なのでしょう。
一本一本異なった色彩を持つ木々たち。 木の美しさとたくましさ、そしてやさしさに・・・初めて気が付きました。
途中であったのは彼くらい・・・(笑)。
森ってよいですね。自分の住んでいる周りには森らしいところはなくて、この日のような経験はあまりできません。
1日経ってしまいましたが、今、写真を整理し記事を書いています。
音楽は、Pascal Roge の Ravel Prelude と Ma mere l'Oye ・・・、この曲ならきっと自然の音を邪魔しないでしょう。今度はこれをもっていこう(笑)。
GWならではの早朝の散歩。
すごく、地味でじぶんらしい散歩でしたが、こういうのも良いなと・・・。 また、もう少し経ったら行ってみようと思います。
もう少し、天気が良いときに、もう一度森の「こもれび」に会いに。 ^^
" 2009/05/03 Kamakura Shishimainotani "
La Folle Journee au Japon 2009:20090503 [音楽]
楽しかったです ♪
" La Folle Journee au Japon 2009 " のじぶんにとっての第1日目。5日もチケットを買ってあるので、帰ってきたばかりですが、この楽しさをもう一度味わえると思うと、とってもうれしい。 ^^
毎年、このGWの時季に東京丸の内界隈で行われる、クラシックのお祭り" La Folle Journee au Japon " 略して " LFJ "。
ぼくが参加?するようになって、今年で4年目。
2006年は 「 モーツァルトと仲間たち」 大好きなMozart のピアノコンチェルトを聴きました。初めてのLFJ 。
2007年は 「民族のハーモニー」 Ravmaninov のピアノコンチェルト第3番を小山実稚恵さんで。
2008年は 「シューベルトとウィーン」 Schubert のSymphony グレート とこれも大好きなPiano Sonata No.13を・・・、両方とも今でも音色を覚えています。特に、あいだみつを美術館でのSchubert の13番。本当に少人数のサロンのようなコンサートで、ピアノの一音の素晴らしさを実感しましたが、これもLFJならでは。
そして、
2009年は 「バッハとヨーロッパ」 今年はBach です。 「バッハが時空を超えて帰ってくる ! 」
正直、Bach ってあまり聴いていません。
アナログレコードも昔から集めていて300枚くらいありますが、Bachは10枚程度ですし、CD も以前にご紹介した、ジュリア・フィッシャーさんや加藤知子さんのヴァイオリン系のものが数枚・・・。
嫌いな訳ではないのですが、やはりMozart やMahler やBrahms についつい手が伸びていました。
2009年の「プログラムNo.115」は、
J.Sバッハ:2台のピアノのための協奏曲第一番ハ短調BWV1060
J.Sバッハ:3台のピアノのための協奏曲第一番ニ短調BWV1063
J.Sバッハ:3台のピアノのための協奏曲第二番ハ長調BWV1064
J.Sバッハ(原曲:ヴィヴァルディ):4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065
舞台の上にはじめからスタインウェイのピアノが4台ものっているのです。
楽器だけでいくらするんだろう ??? などと関係ないことを (笑)。
4台あるのですから、ソリストも4人・・・、いえ、5人いらっしゃって、曲により演奏者が替わりました。
ボリス・ベレゾフスキー さん
ブリジット・エンゲラー さん
小菅優 さん
小山実稚恵 さん
酒井茜 さん
それぞれ、バリバリに活躍されているピアニスト・・・、さすがLFJ です。豪華ソリスト5人によるバッハのコンチェルトの協演です!!
フランスのベテラン、ジャン・ジャック・カントロフさんがシンフォニア・ヴァルソヴィアを指揮しました。
4曲とも原曲、例えば2台のピアノの協奏曲は「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」など・・・、原曲があって、その曲を編曲したもののようです。
そういえばこの曲はどこかで聴いたことがあります。
そう、ジュリア・フィッシャーさんのCD に入っていました。オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060です。
ヴァイオリンとオーボエのパートが・・・、なるほど、ピアノになっているんですね。聴いたことがある曲でしたが、ピアノになるとまた曲想がずいぶんと変わるなぁ。ホールで聴くせいもあるのかもしれませんが、原曲よりも壮大さを感じました。
5人のピアニストは皆さんとても素晴らしくて、4曲ともすごく良い演奏でしたが、ぼくが特によいなと思ったのは、2曲目の「3台のピアノのための協奏曲第一番」。
小菅優さんのピアノ、すごかった !!
あんなに音符の多い曲を正確にしかも情感溢れて弾くなんて、優さん、ただものじゃありません。
超絶技巧そのもの・・・。Bach もすごい曲を書いたものです。ピアニストの指と頭脳ってどういう仕組みになっているんでしょう? 単に同じ数だけリズムを取るのでさえ、じぶんには不可能だと思うのですが、それ以上の速さでメロディーを奏でるなんて・・・、人間じゃありません @@;
1983年生まれ東京出身。10歳でヨーロッパに渡り研鑽を積む、フムフム・・・、そして、2000年にショパンの「練習曲全集」をリリース・・・、その他にもCD を何枚も出しているんだ。なるほど、若いしすでにキャリアも十分なんですね。弾き方も曲を体全体で奏でるような感じ、力強いタッチも繊細なピアニシモも・・・。優さん、チェックしときます(笑)。
このお祭りの良いところは、チケットの半券を持っていると、開催中のどの日でも無料コンサートが聴き放題。
しかも、しかも・・・、ワインやビールを飲みながら聴けるんです・・・(もちろん有料ですよ)。ここ大切です(笑) !!
この日も、ピアノ協奏曲のコンサートが終わってから、ゆっくりとビールを飲みながら、管楽器による小コンサートを聴きました。
じぶんの部屋でなくて、しかもライブで、クラシックの名曲を聴きながらビールを飲めるなんて最高です!!
これがやりたくて、毎年、参加しているのかもしれません・・・ ^^;
恒例のピンバッジを今年も買ってきました。今年のは一番最初にアップしたイラスト柄。
彗星が流れる夜空、バッハはきっと無伴奏チェロ組曲を奏でているんですね ♪ このイラストも毎年楽しみ(チェコのイジー・ヴォトルバさんの作品)。
GWの後半は天気はあまりよくないようです。でも、まだ3日間もある ^^
この期間働かれている方もいらっしゃるでしょうね。皆さんを色々なサービスで楽しませるために喜んでもらうために・・・、お仕事ご苦労様です。
じぶんは、申し訳ありません。でも、
のんびりとゆっくりとあと3日間過ごそうと思います。4日は母の誕生祝で出かけ、5日はLFJ で再度楽しめる予定。
" 2009/05/03 La Folle Journee au Japon 2009 Bach is Back "
" La Folle Journee au Japon 2009 " のじぶんにとっての第1日目。5日もチケットを買ってあるので、帰ってきたばかりですが、この楽しさをもう一度味わえると思うと、とってもうれしい。 ^^
毎年、このGWの時季に東京丸の内界隈で行われる、クラシックのお祭り" La Folle Journee au Japon " 略して " LFJ "。
ぼくが参加?するようになって、今年で4年目。
2006年は 「 モーツァルトと仲間たち」 大好きなMozart のピアノコンチェルトを聴きました。初めてのLFJ 。
2007年は 「民族のハーモニー」 Ravmaninov のピアノコンチェルト第3番を小山実稚恵さんで。
2008年は 「シューベルトとウィーン」 Schubert のSymphony グレート とこれも大好きなPiano Sonata No.13を・・・、両方とも今でも音色を覚えています。特に、あいだみつを美術館でのSchubert の13番。本当に少人数のサロンのようなコンサートで、ピアノの一音の素晴らしさを実感しましたが、これもLFJならでは。
そして、
2009年は 「バッハとヨーロッパ」 今年はBach です。 「バッハが時空を超えて帰ってくる ! 」
正直、Bach ってあまり聴いていません。
アナログレコードも昔から集めていて300枚くらいありますが、Bachは10枚程度ですし、CD も以前にご紹介した、ジュリア・フィッシャーさんや加藤知子さんのヴァイオリン系のものが数枚・・・。
嫌いな訳ではないのですが、やはりMozart やMahler やBrahms についつい手が伸びていました。
2009年の「プログラムNo.115」は、
J.Sバッハ:2台のピアノのための協奏曲第一番ハ短調BWV1060
J.Sバッハ:3台のピアノのための協奏曲第一番ニ短調BWV1063
J.Sバッハ:3台のピアノのための協奏曲第二番ハ長調BWV1064
J.Sバッハ(原曲:ヴィヴァルディ):4台のピアノのための協奏曲イ短調BWV1065
舞台の上にはじめからスタインウェイのピアノが4台ものっているのです。
楽器だけでいくらするんだろう ??? などと関係ないことを (笑)。
4台あるのですから、ソリストも4人・・・、いえ、5人いらっしゃって、曲により演奏者が替わりました。
ボリス・ベレゾフスキー さん
ブリジット・エンゲラー さん
小菅優 さん
小山実稚恵 さん
酒井茜 さん
それぞれ、バリバリに活躍されているピアニスト・・・、さすがLFJ です。豪華ソリスト5人によるバッハのコンチェルトの協演です!!
フランスのベテラン、ジャン・ジャック・カントロフさんがシンフォニア・ヴァルソヴィアを指揮しました。
4曲とも原曲、例えば2台のピアノの協奏曲は「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲」など・・・、原曲があって、その曲を編曲したもののようです。
そういえばこの曲はどこかで聴いたことがあります。
そう、ジュリア・フィッシャーさんのCD に入っていました。オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060です。
ヴァイオリンとオーボエのパートが・・・、なるほど、ピアノになっているんですね。聴いたことがある曲でしたが、ピアノになるとまた曲想がずいぶんと変わるなぁ。ホールで聴くせいもあるのかもしれませんが、原曲よりも壮大さを感じました。
5人のピアニストは皆さんとても素晴らしくて、4曲ともすごく良い演奏でしたが、ぼくが特によいなと思ったのは、2曲目の「3台のピアノのための協奏曲第一番」。
小菅優さんのピアノ、すごかった !!
あんなに音符の多い曲を正確にしかも情感溢れて弾くなんて、優さん、ただものじゃありません。
超絶技巧そのもの・・・。Bach もすごい曲を書いたものです。ピアニストの指と頭脳ってどういう仕組みになっているんでしょう? 単に同じ数だけリズムを取るのでさえ、じぶんには不可能だと思うのですが、それ以上の速さでメロディーを奏でるなんて・・・、人間じゃありません @@;
1983年生まれ東京出身。10歳でヨーロッパに渡り研鑽を積む、フムフム・・・、そして、2000年にショパンの「練習曲全集」をリリース・・・、その他にもCD を何枚も出しているんだ。なるほど、若いしすでにキャリアも十分なんですね。弾き方も曲を体全体で奏でるような感じ、力強いタッチも繊細なピアニシモも・・・。優さん、チェックしときます(笑)。
このお祭りの良いところは、チケットの半券を持っていると、開催中のどの日でも無料コンサートが聴き放題。
しかも、しかも・・・、ワインやビールを飲みながら聴けるんです・・・(もちろん有料ですよ)。ここ大切です(笑) !!
この日も、ピアノ協奏曲のコンサートが終わってから、ゆっくりとビールを飲みながら、管楽器による小コンサートを聴きました。
じぶんの部屋でなくて、しかもライブで、クラシックの名曲を聴きながらビールを飲めるなんて最高です!!
これがやりたくて、毎年、参加しているのかもしれません・・・ ^^;
恒例のピンバッジを今年も買ってきました。今年のは一番最初にアップしたイラスト柄。
彗星が流れる夜空、バッハはきっと無伴奏チェロ組曲を奏でているんですね ♪ このイラストも毎年楽しみ(チェコのイジー・ヴォトルバさんの作品)。
GWの後半は天気はあまりよくないようです。でも、まだ3日間もある ^^
この期間働かれている方もいらっしゃるでしょうね。皆さんを色々なサービスで楽しませるために喜んでもらうために・・・、お仕事ご苦労様です。
じぶんは、申し訳ありません。でも、
のんびりとゆっくりとあと3日間過ごそうと思います。4日は母の誕生祝で出かけ、5日はLFJ で再度楽しめる予定。
" 2009/05/03 La Folle Journee au Japon 2009 Bach is Back "
東慶寺&海蔵寺:20090502 [鎌倉]
光の粒子たちのパワーが増してきたように思えます。朝のやさしい光でも、しっかりとその存在を感じるようになってきました。
緑の色は濃く、そして「こもれび」の季節。
ゴールデンウィークの真っ只中、初日は本当に何もせず・・・、「ぐうーーっ」、「たらーーっ」の1日 ^^;
ただ、DVDを2本見ました。「レッドクリフⅠ」と「ウォーリー」・・・。三国志好き、孔明好き。ディズニー好きなりのチョイスです(笑)。何もせず、考えずの1日。
さすがに2日目は外の空気が吸いたくなって、朝の鎌倉散歩へと出かけてきました。
どこに行くかは決めていなかったものの、先ずはいつもの東慶寺から。
梅の実はますます赤みを帯びてきて、菖蒲もチラホラと咲き始めていました。季節は本当に急ピッチで進んでいきます。
ちょっと目を離していると、写真を撮っている時のように、みんなに置いていかれます(笑)。
蕾だったすずらんも今がちょうど見頃でしょうか。すずらんって本当に良い名前ですね。
耳を澄ませば、鈴の音が・・・、は、ちょっとオーバーですが・・・。
お供は、Schubert Piano Sonata No.4 D537 。第2楽章のAllegretto quasi andantino の主題がとても可愛い曲です。Schubert もこの主題が気に入っていたのでしょうね。第20番のソナタの最終楽章にも使っています。
Walter Klien のピアノの音がスズランに合っているなと・・・ ♪
山門の向かって左側の山の方から朝の日差しがこぼれてきます。
山の新緑のフィルターを通して、やさしいこもれびが、あっちにも・・・、
こっちにも・・・。
「こもれび」が、この日の主役だったのかもしれません。
写真を撮っていると背中にじかに太陽の光が当たりました。かなりの強さ。暑いくらいです。でも、緑のフィルターを通った光はとても柔らかくてやさしいんです。 ^^
「こもれび」たちに別れを言って東慶寺を出ました。
それから、踏切を渡って、亀ヶ谷の切通しを抜けて、
JRのガードをくぐると、海蔵寺です。
実は中に入るのはこの日がはじめてでした。良いたたずまい。
ここも、ちょうど庭の手入れの最中。
やはり、良い庭には手入れが必要なのですね。東慶寺とは違いますが、海蔵寺も花の寺です。見頃は過ぎていましたが、
石楠花、ツツジ、菖蒲 etc etc・・・、たくさんの花たちが咲いていました。
こじんまりとしていて、なんとなく落ち着くお寺です。気に入ってしまいました。 ^^
初夏の光たちには水辺が似合います。 キラキラ。
立ち入り禁止でそばには行けませんが、この寺にはりっぱな池があって水辺の花たちもたくさん。
鎌倉は、まだまだ知らないところばかり。この日も普段歩かないところを少し散策。視点が変わると新しい発見があります。
連休中にもう少し歩いてみようかな。
新緑と、こもれびの季節。桜とアジサイの中間の季節ですが、ふと気が付いて目をやるときらきら・・・、綺麗なものがいっぱいです。
連休中に、少し、記事をアップできるとよいなと思っています。1日1つ・・・は、無理だろうな・・・、でも、後1つくらいは(笑)。
" 2009/05/02 Tokeiji&Kaizouji; "
緑の色は濃く、そして「こもれび」の季節。
ゴールデンウィークの真っ只中、初日は本当に何もせず・・・、「ぐうーーっ」、「たらーーっ」の1日 ^^;
ただ、DVDを2本見ました。「レッドクリフⅠ」と「ウォーリー」・・・。三国志好き、孔明好き。ディズニー好きなりのチョイスです(笑)。何もせず、考えずの1日。
さすがに2日目は外の空気が吸いたくなって、朝の鎌倉散歩へと出かけてきました。
どこに行くかは決めていなかったものの、先ずはいつもの東慶寺から。
梅の実はますます赤みを帯びてきて、菖蒲もチラホラと咲き始めていました。季節は本当に急ピッチで進んでいきます。
ちょっと目を離していると、写真を撮っている時のように、みんなに置いていかれます(笑)。
蕾だったすずらんも今がちょうど見頃でしょうか。すずらんって本当に良い名前ですね。
耳を澄ませば、鈴の音が・・・、は、ちょっとオーバーですが・・・。
お供は、Schubert Piano Sonata No.4 D537 。第2楽章のAllegretto quasi andantino の主題がとても可愛い曲です。Schubert もこの主題が気に入っていたのでしょうね。第20番のソナタの最終楽章にも使っています。
Walter Klien のピアノの音がスズランに合っているなと・・・ ♪
山門の向かって左側の山の方から朝の日差しがこぼれてきます。
山の新緑のフィルターを通して、やさしいこもれびが、あっちにも・・・、
こっちにも・・・。
「こもれび」が、この日の主役だったのかもしれません。
写真を撮っていると背中にじかに太陽の光が当たりました。かなりの強さ。暑いくらいです。でも、緑のフィルターを通った光はとても柔らかくてやさしいんです。 ^^
「こもれび」たちに別れを言って東慶寺を出ました。
それから、踏切を渡って、亀ヶ谷の切通しを抜けて、
JRのガードをくぐると、海蔵寺です。
実は中に入るのはこの日がはじめてでした。良いたたずまい。
ここも、ちょうど庭の手入れの最中。
やはり、良い庭には手入れが必要なのですね。東慶寺とは違いますが、海蔵寺も花の寺です。見頃は過ぎていましたが、
石楠花、ツツジ、菖蒲 etc etc・・・、たくさんの花たちが咲いていました。
こじんまりとしていて、なんとなく落ち着くお寺です。気に入ってしまいました。 ^^
初夏の光たちには水辺が似合います。 キラキラ。
立ち入り禁止でそばには行けませんが、この寺にはりっぱな池があって水辺の花たちもたくさん。
鎌倉は、まだまだ知らないところばかり。この日も普段歩かないところを少し散策。視点が変わると新しい発見があります。
連休中にもう少し歩いてみようかな。
新緑と、こもれびの季節。桜とアジサイの中間の季節ですが、ふと気が付いて目をやるときらきら・・・、綺麗なものがいっぱいです。
連休中に、少し、記事をアップできるとよいなと思っています。1日1つ・・・は、無理だろうな・・・、でも、後1つくらいは(笑)。
" 2009/05/02 Tokeiji&Kaizouji; "
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