最近日記書いていないのは、何を隠そう、開発進んでいないからです。
マイコンとしてH8を使うことを決意した。H8はCやC++でも開発できるし、またRS232Cコントローラ搭載のAKI-H8をつかえば、パソコンとの通信もらくらく。
とあんいに決めてしまったかこれが結構曲者だったり。
まずROM.フラッシュROM内蔵で、電気的に書き込みできる。ただし100回まで。
100回はないでしょ。100回は。
で、H8には日立の提供する、モニタなるものがある。
ソースも公開されている。
で、そのモニタとは、H8に焼いて、H8をシリアルケーブルでパソコンとつなぎながらリモートデバッグするものらしい。これを使えば、テストプログラムをRAMにロードして実行することができるので、ROMにいちいち書き込む必要がないと。
おお。これはすごい。
でもきずいた。RAMは4KB搭載。すくなすぎ。
いろいろネット上で文献をあさった結果、H8はテスト段階では外部に128KBのRAMをとうさいしてテストし、本番でROMに焼く、といった方法が主流らしい。
けっきょくRAMの増設か。ひでえ。
16bitCPUなのに、RAM一戸を増設する場合、8ビットアクセスになるらしい。二つ搭載すれば16ビットバスモードにできる。8ビットなんてきにくわない。
でも内蔵ROMより多いそとづけRAMつけてもいみないし、結構値段が張るし、配線大変そうなので妥協。
開発環境について。
一応秋月のCコンパイラがあるが、なんか使いにくい。
このさい統合開発環境を構築!ってそんなひまない。
UNIXのGCCをつかうと、フリーでデバッガまでできるらしい。
これはすごそうだ。ぜひともやりたい。
でも挫折。
だいたい、モニタの端末としてならUNIXでもいいが、DirectXを使って、3Dお絵かきを作ろうとしているのにWindowsじゃないと話にならない。(XやOpenGLなんて勉強しているひまない。)
すくなくとも、CYGWINつかって、Windows上に環境を構築!
これも挫折。
さいごに、ベストテクノロジー社のGCC Developer Lite.これはよさそうだ。
でもCygnus GNUPro Toolkitが手に入らなくて挫折。
そのあと「自立型ロボット製作バイブル」というお高い本を買うことで決着。
この本にCygnus GNUPro Toolkitがはいっている。
なんとか環境を作れたが、それでもRAMを増設しなくては。
合宿から帰ってきたからだろうなぁたぶん。
そういえば、ターミナルソフトを使ってH8と通信することは簡単だけども、APIから通信するにはどうすればいいのだろう。
CreateFile系関数を使うんだろうけど...さっぱり。
まだまだ先がながそうだな.....