ゲオ、5年前に一度辞めた“レトロゲーム”の買取販売を再開 狙いに「気軽に売買できる環境づくり」あり
ゲオストアは、昭和から平成初期にかけて発売された家庭用ゲーム機やソフトなど、いわゆるレトロゲームの販売を2月16日から全国のゲオショップ97店舗で順次開始する。ゲームソフト・周辺機器は同日から、ゲーム機本体については2月20日から取り扱いを始める。
ゲオは2021年、売場最適化や運営効率化を理由にレトロゲームの取り扱いを一度終了していた。しかし近年、昭和・平成期のゲームを巡る市場は当時を知る世代の回帰に加えZ世代、そしてインバウンドや海外からの関心も高まり、さらなる需要が生まれている。
そうしたなかで、同社は2025年12月から、全国約920店舗でレトロゲームの買取を先行して再開していた。一過性のブームを超えており、価格の高騰も続くなか、同社は「地元の店で気軽に売買できる環境」を再び整える必要があると判断に至ったと当時説明していた。
結果、2月までに世界的なレトロゲームブームによる市場価値の高まりもあって、家庭で保管されていたソフトや本体が全国から集まったという。
今回販売される商品は、スーパーファミコンやゲームボーイ、PlayStation、PlayStation Portableといった、現在も根強い人気を持つ機種を中心とする。各店舗では300点から400点規模のソフトを取りそろえるといい、希少なゲーム機本体や周辺機器も含め、幅広い世代が懐かしのタイトルに触れられる売場を設ける。
ラインアップには、ポケットモンスターやファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどの人気シリーズのほか、マリオやカービィといった任天堂キャラクターの作品の名前が挙がっており、いずれも中古品の一点もの。
品質面ではゲーム機本体をゲオグループの中部物流センターで通電確認やソフト読み込み確認を行った上で販売する。購入後1週間以内に正常に動作しない場合は、レシートを持参すれば返金に応じるといい、サポート体制をアピールしている。
まず97店舗で販売を始め、市場動向や顧客ニーズを見極めながら、取り扱い店舗の拡大を検討するとしている。