新しい仲間
実は少し前に卵が孵化できる状態になっていたんです。でもせっかくならルノーと一緒に誕生を祝いたいと思い、孵すのを後にしていました。なので今日、ようやく新しい仲間に出会うことができます!
「まずは少し落ち着ける場所でも探しましょうか」
「ホー」
街の西側は色々見て回ったので、今度は東側に行ってみます。ファッション系のお店や飲食店が多く建ち並んでいますね。こちらも活気があって賑やかです。そこから少し歩くと、急に自然に満ち溢れた空間が現れました。ここは…公園のようです。街なのに木々や草花が生い茂っており、心なしか空気が澄んでいるように感じます。ここにしましょうか!
ベンチに座り、アイテムボックスから卵を取り出します。
「それじゃあ、孵化させますよ」
「ホッ!ホー」
ルノーも少し緊張しているみたいですね。ジッと卵を見つめたまま動きません。な、なんかこちらまで緊張してきますね。
気を取り直して!パネルを操作し、卵を孵化させるに『はい』を押します。卵は一瞬だけ淡く光ると、ひびが入り始めました。顔を出したのは、可愛い蛇さんです!純白のうろこに青い目をしています。体長は70㎝ほどでしょうか?一般的な蛇よりは小さい気がしますね。
「シュー」
「ホー!」
「ふふっ仲良くしてくださいね」
2匹は会話しているかのように順番に鳴いていますね。いえ、もしかしたら本当に会話しているのかもしれません。どちらにしろ可愛すぎます!ーはっ、名前を考えなければ…。白いから白、は安直ですよね。うーん…。
「決めました!君の名前はフォスです。光という意味なんですよ」
「シュー!」
フォスは嬉しそうに顔を摺り寄せてきました。スベスベします、気持ちいですねー。あ、ルノーも撫で心地最高ですよ。だから体を押し付けないでください息ができません!
両手に収まる2匹を見ながら、フォスのステータスを確認します。
名前:フォス
種族:スイアスネーク レベル:1 (テイムモンスター)
HP:16 MP:31
攻撃:4
防御:3
魔攻:8
魔防:7
器用:4
俊敏:3
幸運:6
スキル:噛みつく、水魔法、光魔法、気配遮断、熱感知、招福
装備:なし
MPと魔防が高いですね。魔法も2つ使えるようで、とても頼もしい仲間です!
「これからよろしくお願いしますね。フォス」
「シュー!」
「ホーホッホ」
≪サブ職業のレベルが上がりました≫
おや。新しくテイムしたからか、レベルが上がりましたね。そうだ、後回しにしていたアナウンスも確認しなくては。
≪メイン職業のレベルが2上がりました≫
≪ルノーのレベルが3上がりました≫
≪種族レベルが2上がりました≫
いろいろレベルが上がっていますね。種族レベルが上がっているのはルノーのおかげでしょうか。今のステータスも確認しましょう。
名前:ステラ
種族:エルフ 種族レベル:4
メイン職業:見習い司書 レベル9
サブ職業:見習いテイマー レベル2
HP:18 MP:102
攻撃:6
防御:6
魔攻:99
魔防:10
器用:15
俊敏:8
幸運:16
スキル:読書、記録、テイム、感覚共有、鑑定、採取、調合、料理、水魔法、絶対記憶、速読、
総合知識、魔力感知、魔力操作、木魔法
称号:探究者、知恵の書Ⅰ、知恵の書Ⅱ、ギルドのお助け人、慈愛
装備:初心者の服、初心者の靴
BP:36 SP :28
最初よりも大きく変わりましたね!特に称号の効果で、魔攻がすごく伸びています。SPは種族レベルが上がらないと貰えないので、思ったより少ないですね。称号の欄も増えました。これは脱初心者といえるでしょうか?
ついでにルノーのステータスも見ておきます。
名前:ルノー
種族:ブリズフクロウ レベル:8 (テイムモンスター)
HP:38 MP:32
攻撃:12
防御:11
魔攻:16
魔防:13
器用:10
俊敏:13
幸運:9
スキル:ひっかく、風魔法、夜目、気配遮断、気配察知、学習、未来予測
装備:なし
新しいスキルが増えていますね。レオンさんと戦闘したからなのでしょうか?なんにせよ、ルノーも強くなってますね!
さて、他にやらなければいけないのは…。服は買いたいですね。あとは図書館!推薦状も貰ったことですし、絶対に行かなければ!解毒ポーションも作りたいですし、オルトフィリアのものを使った料理もしたいです。やりたいことが多すぎますね。
「まずは…服を買いに行きましょうか」
「ホッホ」
「シュシュー」
ルノーは頭の上に乗ってもらい、フォスには首に巻き付いてもらいます。あまりきつく締め付けないでくださいね?『わかった』っと、少しつたない声で反応が返ってきました。感覚共有、久しぶりに使いましたね。
とりあえず公園を出て、適当に歩いてみます。あっちの方向が賑やかそうですね。どうやら露店が連なっているようです。いろいろな商品が並んでいます。果物から武器、アクセサリーに…苗木?な、なかなか個性的ですね。どうですか、と勧めてくる店員さんに断りを入れて足を進めます。服を売ってるお店はーあそこですね!露店は見つからなかったので、あのキラキラした外装のお店で買うことにします。これで本当に脱初心者です!
脱初心者、書きたかっただけなんです。しつこかったらすみません。