弾薬のカラーコードについて
今回は、弾薬のカラーコードについて解説したいと思います。
まず、カラーコードとは何だろう、と思う人が多いと思うので、その説明からですね。
同じ口径でも、弾薬は弾頭に複数の種類があります。
形状で判断できるものならいいですが、軍で使用している曳光弾や焼夷弾といったものは、通常使用している弾頭と見分けがつかない場合があります。
なので、弾頭の先端部分に色を塗り、それを目印にして弾薬の区別をしているのです。
その色分けの事が、カラーコードというわけです。
ただ、このカラーコードは全世界共通ではないので、少々厄介な面もありますね。
そこも含めて、弾丸のカラーコードを紹介しましょう。
カラーコードは大きく分けて、NATO(北大西洋条約機構)と、WTO(ワルシャワ条約機構)の規約に準拠したものの2つがあります。
今回はこの2つのそれぞれのカラーコードを紹介します。
「NATO」
徹甲弾:黒
徹甲焼夷弾:白
焼夷弾:ライトブルー
曳光弾:オレンジ
通常弾:緑
「WTO」
徹甲弾:黒
徹甲焼夷弾:弾頭先端が黒、その下に赤の2色
焼夷弾:赤
曳光弾:緑
通常弾:軽い弾が銀か白、重い弾が黄色
このように、カラーコードの違いで同じ弾でも着色された色が違ってくるので、ややこしくなりがちです。
これらは軍の弾薬の事なので、民間の弾薬では問題はないのですが、軍を舞台にした作品などでは注意が必要かもしれませんね。
ですが逆に、NATOのカラーコードに慣れ過ぎた兵士がWTO基準の弾薬を間違って使用してしまい〜なんてシーンを書くことも出来るかもしれませんね。